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働く女性の時間術

2013年4月 2日 (火)

働く女性の時間術 おまけ

メルマガ「すいすい通信」の企画で5回にわたりお届けした「働く女性の時間術」。

最後はおまけです。

コメントの主は、現在高校1年の息子と小学1年の娘を子育て中の、

リーゾ代表わたくしです。

 

息子が生まれて、復帰後の預け先を検討すべく公立の保育所を見学に行ったときのこと。

保育所の廊下をどこまでもハイハイしていく息子(当時6ヶ月)に冷や冷やしていると、

保育所の所長さんが、

「まあ、いい子だわ~、こんな子だと楽しみねえ!」

と満面の笑みでほめてくれました。

それまで、息子とは、「ちょっと目を離すと何をするかわからん、よく動く迷惑なゼロ歳児」

だったのに、「いい子」「楽しみ」だなんて!

自分の目からウロコが落ちて、すごく救われた思いがしました。

こんな風に慈しんでくれる保育所なら、私が育てるよりむしろ幸せだわ~。

(給食もおやつも手作りでおいしそうだし栄養バランスもいいし!)

ということで、大義名分を得て、満10ヶ月で保育所に預け、仕事に復帰しました。

 

・・・何の話かって?

働く女性の時間術の根幹にあるものは、

「子どもがいて、見てくれる人がいて、思い切り働けることはありがたい、幸せだ」

という思いだと思うんです。

何度も何度も自分に言い聞かせて、折々に実感して感謝することで、

仕事に集中するエネルギーと、帰宅してからの育児や家事への意欲とが、

生まれてくるように思います。

(何でも「気の持ちよう」が大事ですからね・・・)

 

 

気の持ちようはともかくとして、

時間の節約のために考え、実行してみたことをいくつか挙げてみます。

 

大型の洗濯機を購入した(保育所生活だと汚れ物が毎日山のように出る)

 できれば乾燥機も欲しかったけどそれは手が出ず。

 

・大型の冷蔵庫を購入した(作りおき、冷凍食品をたくさん備蓄できるように)

 

・食器洗い乾燥機を購入した(共働き家庭の必需品です)

 

・朝のメーク用品はポーチにまとめ、食卓で10分で済ませるようにした

(鏡台が2Fにあり乳児に目配りできないため)

 

・二人目のときには、上の子にかなりの仕事を割り振った

 (洗濯物干し&取り込み&畳んでしまう、風呂掃除、食器の片付けなど。

 カジメンはもてるよ、と刷り込むのがコツ?)

 

・いちばん大変な時期のみ、掃除を外注した

 (ダスキンメリーメイド。帰宅するときれいになっているのは精神衛生上とてもよい)

   

もうひとつ、後輩への助言ができるとすれば・・・、

子育ては、ここまで行ったらラクになる、ということはなくて、

大変さの質を変えながらずっと続いていくことを知ってください。

だから、逆にがんばりすぎないことが大事。

低空飛行でもいいから、ちょっとでも長く、飛び続けるつもりになるのがいいんじゃないかと思います。

結局、仕事しようがしてなかろうが、

全てが満点のお母さんなんて絶対いないんだし、

子どもにとってはどんなお母さんでも「いちばん!」なんですから・・・。

 

 

まだまだ発展途上の母ですが、僭越ながらおまけのコメントをさせていただきました。

 

スタッフ全員「働くお母さん」です。

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年4月 1日 (月)

働く女性の時間術⑤

リーゾのメルマガ「すいすい通信」の企画で、

働きながら子供を育てている女性の皆さんに、「時間術」をお聞きしています。

その第5弾です。

 

今回のコメントの主は、私の長〜い友人でもある、女性研究者Sさんです。

研究機関でフルタイムのお仕事をしながら、二人のお子さんを育てて来られました(上のお子さんはすでに成人)。

それでは、コメントをどうぞ!

 

働く女性の時間術について、自分の経験したことから、思うことをいくつか書きます。

・家族の理解と支援を得ること。

家事は家庭それぞれ事情があります。どこまで旦那にお願いするかは相談してきめます。

せめて、子供が生まれる前に自分がやっていたことを、少し分担してもらいます

 

・少しでも体力を保つため、食器洗い機を使うようにしました。

掃除の回数を減らしました

洗濯物のたたみ・整理などを簡便化。例えば、干していたものをそのまま使います(^ー^)

 

・保育所の延長保育を効率的に利用しました。

子供の体調が良いときには、夕方7時まで見てもらえます。

保育所のクラスの先生とのコミュニケーションを大事にすること。

自分の体調が良くない時、子供の体調が良くない時、お互いに情報交換。

また、先生も体調が良くない時がありますから、その時は延長保育を頼むのは控えます。

・保育所のお迎えの際、意識的に時間を作って、同じクラスの働くママと情報交換しました。

参考になる情報が得られます。

 

職場でも、周りの人から理解を得られるように努力しています。

お世話になったら、いつも感謝の気持ちを忘れないようにします。

 

仕事も育児も軽やかに、楽しそうにこなしていた裏で、

実は結構気を遣っていらしたのだと気づき、改めて尊敬してしまいました。

仕事も育児もスムーズに進めて行くためには、周囲の理解と協力が不可欠

それを得るためには、気持ちのよいコミュニケーションと感謝を欠かさないこと。

とても基本的で、でも忘れがちなことを教えていただきました。

洗濯物は干したらそのまま使う、というワザは、ご愛嬌ですよね!

(かくいう私もよくやります)

 

コメント、ありがとうございました〜。

 

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

 

2013年3月29日 (金)

働く女性の時間術④

メルマガ「すいすい通信」の企画で、働く女性の皆さんに「時間術」をお聞きしています。

その第4弾です。

今回のコメントは、牛久市で研究専門の翻訳会社を経営しながら、二人のお子さんを子育て中の柳澤奈津子さんです。

ワールド翻訳サービスさんのウェブサイトはこちらです。

http://www.worldts.com/

 

年下ながら、経営者としては先輩。よく勉強されていて、いろいろ教えていただいてます。

では、コメントをどうぞ!

 

【時短術】

・仕事は徹底的に振る(社内のスタッフだけでなく、外注さんをフル活用)

スタッフにはほぼ丸投げで仕事を任せ、質問や相談があったときだけ対応
 (細かなことは全部本人の裁量で任せ、多少の失敗やトラブルがあっても
  想定内と考える。報告をすれば怒る必要もないので、ラクです。)

悩まない(迷っている時間が一番仕事のロスなので。判断を早くする。)

・後回しにできることは後に回す
 (そして、さっさと帰ります。忘れても支障のないものはそのままフェードアウトすることも。。。)

 

【メンタルケア】

・湯船につかりながら半身浴&読書、ついでにコーヒーやお茶も持参。
 かなりいい気分になれます。

朝、早起きして1時間読書or勉強
 こどもが小さいと自分のための時間を作るのが大変ですが、
 自分のためだけに使う時間を作ることで気持ちに余裕がもてる気がします。

・買い物
 夫やこどもに内緒で自分の好きなものをたまに買います
 モノだけでなく、セミナー代や勉強費など内面的なことにも使ってしまってます。

こどもと同じレベルになって遊ぶ
 こどもと一緒に思い切り体を動かして遊ぶと本当に楽しいと思います。
 おバカな歌を一緒に歌うのも楽しかったりします。

割り切る

 

【家事】

 
・謝って済むものはあやまって終わらせる(要は最低限しかやらないってことですね)

ムリしすぎずに、外食も楽しむ
 (がんばりすぎて体調を崩すよりは、外食を楽しんでラクするのもよいと思います。
  ぜいたくではなく、体調管理と思うように切り替えてます。)

休日はこどもを外で遊ばせて、その間にまとめてがんばる

なんでもとりあえず放り込めるスペースを作る

 


「出来る女性」らしいくふうの数々、ありがとうございます

やはり、働きたい盛りなのに子どもが小さいと、「勉強の時間をどう捻出するか」が悩みどころですよね。

子どもを寝かしつけていると、自分が先に寝ちゃったりします。そのあともう一度起きて活動するのはかなりツライ。

なので、夜は子どもと一緒に寝てしまい、朝早く起きて自分の時間を作る、というのは合理的ですね。
 

仕事も家事も子育ても、全てに100点をとろうと思わず、ぎりぎり合格点でクリアしていけばいいということだと思います。

子育ては長丁場ですから、途中で破綻しないことがいちばん大事なんですよね。

そのためには、短期的には「もったいない」「むだ」「ぜいたく」「わがまま」と思われることも、

「お母さん(主婦)の笑顔という、家族にとっていちばん大切なものへの投資」

と思って割り切ること、大賛成です。

 

柳澤さん、ありがとうございました。

改めて、ワールド翻訳サービスさんのウェブサイトです

http://www.worldts.com/

 

リーゾのサイトはこちらです(「すいすい通信」のバックナンバーもあります)

http://rizo.co.jp/

 

 

2013年3月28日 (木)

働く女性の時間術③

リーゾのメルマガ、「すいすい通信」の企画で、

子育てしつつ、仕事もがんばる女性の皆さんに、「時間術」についてのコメントをいただいています。

その第3弾です。

今回のコメントの主は、お菓子教室を主宰しつつ、実験補助セミナーを受講してさらりと就職を決め、

現在もお仕事を続けながら、なんとお菓子工房の開業準備中・・・という、

スーパーマルチなお母さん(しかも美人!)、赤塚有美さんです。

お菓子教室&工房のURLはこちら

http://sweetsweet-s.blogspot.jp/

 

 

彼女ならではの、オリジナリティーあふれるくふうは、目から鱗です。

では、コメントをどうぞ!

私が実践したのは子供の塾を辞めさせて家庭学習を重視したこと
そしてテレビの使い方を改めたことです。

子供の成績を考えると塾に通わせたくなるもの。
しかも塾に子供が行っている間は自分の手も空く。
一石二鳥に見えるのですが、想像以上に塾の都合に合わせて親が動くことが求められます。
実際、送り迎えに時間が取られ、近くの塾に鞍替えしたものの塾前に食事準備、学校の準備、etc…
子供が家にいる時間のほとんどを塾にコントロールされました。
仕事と家事をなんとかこなすだけで精一杯で、疲れきってしまいました。

そこで、思い切って二人の子供の塾を辞めさせて、読書や書店で購入できる参考書を子供たちにやらせてみました
実際にそれだけで自由な時間が2時間ほど増えました
子どもたちとの会話も増えましたし成績も何故か伸び ていいこと尽くめでした。


うちの子供達はテレビの虜、画面を見ている間はとてもおとなしいのですが、テレビを止めることができない。
テレビを止め ろと怒鳴る毎日でした。
子供の寝る時間も遅くなっていましたし、このままではいけないなと思っていました。
いっその事ということでアンテナを取り外してテレビを観られないようにしてしまおうかとも考えましたが、
抵抗勢力(こどもたち)が黙っているわけもない。
子供が学校で話題についていけなくなってイジメられても困る。

そこでHuluという月980円定額で好きなだけ映画を見られ るサービスに入ってみました。
PS3やApple TVがあればテレビでHuluを楽しめます。

今ではHuluのほうが面白いと地上波を見なくなってしまいました
今の子たちはあまりテレビの話を学校でし ないみたいで、ずいぶん時代が変わったなと実感。
レンタルビデオ屋に行くことも無くなったので思わぬ時間の節約にもなりました。

私の時間の使い方というよりは子供の時間の使い方になってしまいました。
黙らせておいたほうが楽だからと、ついつい子供の好き勝手にさせてしまいがちです。
でも、母親は子どもと一緒に過ごす時間が多くなります。
もう一度子どもの時間の使い方を見なおしてみると自分の時間も作り出せるかもしれません。

 

子供の習い事は確かに、送迎の負担が意外と大きいものですが、

やめさせちゃうとは思い切った作戦です。

買って来た問題集を素直にやってくれる子供に育ててきたこと自体の勝利、とも言えますね(我が家では無理?)。

テレビとのつき合い方(つき合わせ方)も、頭を痛める親は多いと思います。

くだらないテレビ番組が多い中、CMも入らず、映画が見放題、というのは、

親にとっても魅力的かもしれません。

赤塚さん、ありがとうございました!

 

リーゾのHPはこちらです(「すいすい通信」もよろしくお願いします)。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

2013年3月27日 (水)

働く女性の時間術②

仕事やプライベートを通じてつながりのある、身近な「働く女性」に、

子育てしながら仕事をするうえでの時間のやりくりのくふうをお聞きしています。

その第2弾です。

コメントの主は、私のママ友であり、仕事をしながら3人のお子さんを育てていらっしゃる研究者(匿名ご希望)。

とても有能でパワフル、かつとってもきさくでコミカル(失礼!)な女性です。

では、コメントをどうぞ!

 

・冷凍食品、乾麺などのストックは必須。

(震災時も役立ちました)

 

・時間がないときは気にせず外食やお惣菜を利用する。

 

・Yシャツは旦那も子供も形態安定。

(ちょっと高いけどアイロンの手間いらず)

 

・子供に一つは仕事をさせる。

(さくら組*頃から郵便物をポストからとって家に運ぶことから始めてます)

*つくば市の保育所では年中さんのことを「さくら組」「さくらさん」と呼びます

 

・洗濯物や洗い物を出さないときは本人が出すまでガマンする。

(剣道着だけは限界を超えていたので洗っちゃいましたけど(^^;;)

 

・弁当の日も疲れていたり体調不良なら「ブルジョア弁当(冷食三昧)」や

 「詰め替え弁当(コンビニ弁当を弁当箱に詰め替えるだけ)」。

手ヌキですみません。(^^;;; 

 


なるほど~・・・。うなずけるワザばかりですね。

洗濯物は本人に出させる、は当たり前に思えると思いますが、

「出すまでガマンする」というのがリアルです・・・。

かえって面倒なのでちゃっちゃとやってしまいたくなるところ、

ぐっとガマンして本人に不都合を実感してもらうことが大事なんですよね。

そうしないと「どうせ母親がやってくれる」とたかをくくられますからね~。

(夫も同じかも?)

 

「ブルジョア弁当」というネーミングがすばらしい!

これで後ろめたい思いは払拭できますよね。

子供は冷凍食品、意外と喜んでいるものですし。

 

いつもお世話になってますが、今回もありがとうございました~。

 

リーゾのHPはこちらです(「すいすい通信」のご案内もあります)。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 



2013年3月26日 (火)

働く女性の時間術①

リーゾのメルマガ「すいすい通信」の「すいコム!」コーナーでは、
すいすい通信読者のみなさんに、いろいろなお尋ねをしています。
最近ママになったばかりの女性研究者の読者様から、「ぜひこれを聞いて!」とご要望を受け、
子育てしながら働く女性がどんなふうに時間をやりくりしているのか、
いろいろな方にコメントをいただきました。
その第1弾です。
 
コメントの主TSさんは、金融業界の会社員を経て、現在はコンサルタントとして起業し活躍中の女性経営者さんです。
お子さんが生まれたときには都心の会社勤めで、時間のやりくりは大変だったようです。
ではコメントをどうぞ!
 
 


①まず保育園のほぼとなりに引っ越した。
5分が惜しい時期だったので、これはそれなりの効果発揮。
ただし引っ越しのコストや苦難を考えると???コスト面でも合理性が見つかるときのみオススメ。
 
②そうじや洗濯、片づけを外注した。 
近所にフィリピン人のヘルパーさんに毎日来てもらっている友人がいたので、
その人の空き時間を週に1~2回。2時間程度。時給1500円。
だんだん慣れてくると料理までお願いしたりしてました。カレーやチキン料理ですが。
子供が小さいと外食も厳しいので助かりました。
 
③子どもと離れている時間を満喫すること。
???と言われそうですが、この感覚が重要。
何というか、家に帰っていろいろなことに向かうための英気を養ってる感じです。
 
 
職場と自宅、さらに保育所が近くにあることは、幼児を育てながら仕事するうえでかなり重要・・・。
つくばならともかく、都内だと電車通勤だったりしますから、赤ちゃんを抱えて満員電車に乗ることは避けたいですよね。
保育所の近くに引っ越す、というのは荒ワザに見えますが、実はすごく合理的な選択です。
家事の外注は、「自宅に(それも留守中に)他人を家に入れるなんて!」と、最初は心理的な抵抗がありますが、
思い切って頼んでみると、意外と大丈夫で役に立つものです。
疲れて帰宅して、家の中がキレイだと、それだけで元気になりますし、
こどもと笑顔で向き合う余裕ができることには、お金には換えられない価値がありますよね。
そして③!すごくよくわかります・・・。
育児休業を経験すると、復帰時に、「仕事ができる幸せ」がしみじみ味わえるもの。
仕事で育児のための充電、育児で仕事のための充電、どちらも元気の素になると思えば、
ハードなワーキングママライフも、ちょっと得した気分になれるかも?
 
TSさん、ありがとうございました~。
 
ご研究&ワーキングライフに役立つ(かもしれない)情報をお届けしている、
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