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創業・経営のこと

2024年9月29日 (日)

ワニナルフェス出店します

<この記事は、インスタグラムからの転載です>

美食同玄米(@rizonookome) • Instagram写真と動画

 

いつもご覧くださりありがとうございます。

2024年10月5日土曜日、
大清水公園で開催の
「ワニナルフェス」に…

お店を出すことになりました!

お店の名前は、「リーゾのお店」。
(そのまんまです)

お店の目玉は、
まず美食同玄米パックごはん。
新規製造前恒例の「半額セール」を、
フェスにて先行開始いたします❣️

そして大人気の美食同玄米揚げたがね。
ただいま絶賛品切れ中😢なのですが、
製造元の常陸屋さんが、
「必ず間に合わせる!」
と言ってくれてます。

やるときゃやる常陸屋さん(←自称)。
間に合う!と信じてます。

さらに、好評のミニアクアリウム作りなど、
メダカとそれを取り巻くいろいろ❣️

メダカって、単なる社長の趣味では?
とも言われてますが、
(まあ、そう言われても仕方ない💦)

メダカの生態や種類、飼い方への理解から、
日本の美しい水田の維持、ひいては
地球環境保全へと思いを馳せて欲しい、
…ということで、お米とつながってるんです。

そして、さらにさらに!!

今回は、プチコラボ企画がふたつ!
めだか屋 逢瑠(@medakaya.airu) • Instagram写真と動画
さんの、超美形な、かつめちゃ元気なレアメダカたちと、

おもしろ!ふしぎ?実験隊(@oh_jikkentai) • Instagram写真と動画
さんの、おもしろサイエンス雑貨も登場します。
こちらは、バイオベンチャーとしてのリーゾとつながってます。

いつもはラボでDNAの実験ばかりやってる
理系&引きこもり系のリーゾさん。
お店の企画とか設営とか接客とかは
全く不得意なので…
そこは目をつぶってくださいませ。

とにかく皆さんに楽しんでいただけること、
自分たちも楽しむこと、
そして思いが伝わること、
を念頭に、がんばってみたいと思ってます。

ということで、10月5日土曜日は、
大清水公園に遊びに来てください。
ほかにもたくさん、魅力的なお店が出ますよ。
詳しくは、
ワニナルプロジェクト(@waninaru.project) • Instagram写真と動画
をご確認ください。


大清水公園は、つくば駅から徒歩5分ほど、
竹園のヨークベニマル西側、
カピオの隣です❣️

#ワニナルフェス
#株式会社リーゾ
#リーゾ
#美食同玄米
#バイオベンチャー
#ミニアクアリウム
#メダカの実験 も計画中
#走流性
#背地反応
#ブース出店します
#大清水公園
#つくばイベント

2016年10月 3日 (月)

労働者派遣事業許可証

ついに・・・

「労働者派遣事業許可証」をいただきました!

Img_0678



思い立ってから紆余曲折あり、いろいろ大変でした。

最初、資産要件のない「特定派遣」での申請を準備して、...

さあできたぞ~!と労働局に電話したところ、

『特定は去年でなくなりましたよ』と驚愕の事実が!!

 

でも今なら資産要件を緩和した暫定措置があるけど急がないと間に合わないよ、と聞いて急遽軌道修正・・・。 

 

それからかなりめんどくさい書類作成をがんばり、

しめて21万円の出費がかかるけど(特定は無料だった)えいやと踏み切り、

労働局の方と顔つき合わせて書類チェックすること2回。

ようやく受理してもらえたのが8月末。

 

そして9月30日に、許可証交付!

これで何をするかといいますと・・・

つくばにたくさんいる優秀な主婦の方たちに、

研究所で働くためのスキルを身につけていただいて、

何らかの理由で直接雇用が難しい研究者さんたちのもとで、

派遣労働者としてその技能を発揮していただこう!

というプロジェクトです。 

 

研究業界向けの人材派遣業者はすでにたくさんありますが、

・派遣する人材が、実験補助未経験、あるいは経験の浅い主婦であること、

・フルタイムではなくパートタイムであること、

・このため時給(派遣料金)がリーズナブルであること、

この3点が他社と違うところです。

 

『料金は高くてもいいから、ハイスキルな人をフルタイムで』

というニーズに対しては、まったく競争する気はございません。

他の人材派遣会社さんにお任せいたします♪

 

つくばエリアに限定となりますが、ご興味のある研究者さん、ご連絡お待ちしてます!

(下記ホームページの問い合わせフォームをご利用ください)

http://rizo.co.jp/

 

※とはいえ、直接雇用をご希望の研究者さんのために、

そちら(ご紹介活動)はそちらで継続しますのでご安心を・・・。

 

 

 

 

2015年11月 9日 (月)

経営関連の講演のご案内

【つくばエンバイロフォーラム 秋の講演会でお話しします】

平成27年11月13日(金)=県民の日 13時15分~

研究交流センター(つくば市竹園2-20-5)にて開催

 

つくばエンバイロフォーラムと茨城県が主催する秋の講演会、

今年のテーマは「起業・新事業創出・経営」。

ひとつめの講演は、

筑波大学大学院 システム情報工学研究科 准教授 岡島敬一氏による

「今後の水素社会へ向けて(仮題)」。

水素社会の実現に向けて、中小企業が取り組める技術や可能性についての

お話になるそうです。

 

ふたつめの講演は、弊社代表門奈が

「事業は [得] [楽] [便利] [面白い] の提供で」

と題してお話をさせていただきます。

 

講演会やセミナーが多い時期で、参加者が少なくなりそうなので宣伝を、

と頼まれています。

起業を考えている方も、すでに経営者になっている方も、

とりあえず仕事をしたいと思っている主婦も、

何かしら持って帰っていただけるような講演にしたいと思っています。

ご都合がつきましたら、ぜひお気軽にいらしてください!

 

詳細はこちらのリンク先をご覧ください(チラシPDFが開きます)

http://www.pref.ibaraki.jp/shokorodo/sansei/shosei/documents/20151113.pdf

 

 

2015年4月 8日 (水)

常陽新聞「ひと」欄に載りました

Photo

記事のPDFはこちら

「joyo150406.pdf」をダウンロード



2014年12月12日 (金)

日経新聞「北関東異能ベンチャー」で紹介されました

平成26年12月12日(本日)の日本経済新聞朝刊(北関東経済面)、

『北関東異能ベンチャー』欄にて、リーゾが紹介されました。

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予期せぬ失業と幼児を抱えてのハローワーク通いから始まった手探りの起業、

主婦力フル活用の経営、研究お手伝いビジネス、美食同玄米のこと、

そして将来の夢(田んぼアート)まで、盛りだくさんに書いていただけています。

 

ちなみに「異能」とは、「一風変わった独特の能力」という意味のようです。

ほめていただいていると受け取ります!
  

北関東以外の方にはお読みいただけないと思いますので、

記事をスキャンしたPDFをご用意しました。

よろしければご覧ください!

「nikkei141212.PDF」をダウンロード

   

リーゾのウェブサイトはこちらです。

http://rizo.co.jp/

Facebookページはこちらです。

https://www.facebook.com/suisuirizo

 

 

 

 

 

2014年11月25日 (火)

起業を志す方にお勧めの本(21)

 

図書館で借りてきて山のように読んでいる、起業・経営関連本のなかから、

起業を志す方にお勧めの本をご紹介しています。

 

「リ・インベンション 概念のブレークスルーをどう生み出すか」

三品和広+三品ゼミ 著

東洋経済出版社 刊

2000円+税

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「リ・インベンション」とは、直訳すれば、「(既存の製品や事業を)再び発明し直すこと」です。

ゼロから発明しなおすので、「先駆的かつ実験的な創作」であり、「前衛への挑戦」でもあります。

「規格大量生産」は、この対極にあります。

 

あれ?それって「イノベーション」とは違うの・・・?

リ・インベンションも一見似た概念ですが、筆者によればイノベーションとリ・インベンションは全く違います。

 

【イノベーションとリ・インベンションの違い】

有効なPLC期     成長期 ⇔ 成熟期

狙い          競合製品との差別化 ⇔ ニーズの変化や不合理な点への対応

差別化の手段    高機能・多機能化 ⇔ 新しい評価軸の創出

差別化の源泉    技術力 ⇔ 構想力

認知のされ方    他との違いがわかりにくい ⇔ 固有名詞で語られる

評価対象       計測可能なもの ⇔ 感性的なもの

(本書の78ページより抜粋。ちなみに本書の著者は「イノベーションじゃダメだ、限界がある」とする立場です。)

 

例えば、携帯電話の進歩はイノベーションで、スマホはリ・インベンション。

イノベーションに頼って進歩してきた携帯電話は、スマホの登場で打撃を受け、

携帯電話機同士の競争には意味がなくなってしまいました。

(ゲーム機メーカーのイノベーション競争も同じですね)

 

つまりイノベーションだけで競争していると、『勝者なき戦い』になってしまう。

変化に先んじる挑戦をしなければ、たとえ一時的な勝者になったとしても、

最終的には徒労に終わってしまう可能性が大きいのです。

 

そこで、「脱イノベーション」=「リ・インベンション」。

このためには、新しいパラメータの追加程度じゃダメで、

『全く新しい価値基準』を打ち立てることが必要です。

 

ではリ・インベンションはどのように行えばよいのでしょうか?

まず、再発明したい製品や事業について、

 「誰に」(顧客)、

 「何を」(価値)、

 「どのように」(製品/事業の設計)

届けるのか、つまりコンセプトを、根本から考え直します。

 

コンセプトが決まったら、製品化していくわけですが、

その過程にも重要なポイントがあります。

よく「神は細部に宿る」と言います。

製品自体はもちろん、名称、ロゴ、梱包形態、それに販売方法、

アフターサービスに至るまでの細かいところに、どれだけこだわれるか

そしてそのこだわりに、相互矛盾しない確固とした一貫性を持たせられるか。

本気の度合いは、仕上がりのインテグリティ(統一性)に反映されて、

製品の魅力として輝いてきます。

 

それに対して、利益だけを追求する後続の模倣者は、細部へのこだわりを貫くことができません。

ユーザーの目は鋭くそれを見抜きますから、

一見無駄なコストに見える細部の作りこみは、製品を模倣者から守る防御壁になるのです。

(スティーブ・ジョブズが作り出した製品群を考えてみると、納得行きやすいのではと思います)

 

リ・インベンションに向くのはどんな製品や事業かというと、

①作られてから概ね25年以上経っているもの(成熟期から衰退期にあるもの)

身の回りにあって、ふだん目を留めないようなもの。

②技術の進歩によって、ユーザビリティ(使い勝手)を劇的に引き上げる技術があるもの

③同じ製品に向けられる期待が変化しているもの

だそうです。

 

本書では例として、

・自転車用のヘルメット

(エアバッグ式で必要なときだけ出てくる。普段は襟巻き状で、かぶる必要なし)

・自転車のライト

(タイヤにつけられたLEDが角速度センサと連動して常に前方部分だけが光る)

・iPad

(パソコンのユーザーが一般化したこと、パソコンに期待される機能が変わったことから再発明された)

などが挙げられています。

確かに、長い間身近にあるもので、昔とは使う環境も使う目的も変化して、

今の技術を使えばずっと便利になるのに誰もやってなかった・・・というものですね。

 

もちろん、リ・インベンションとて万能ではなく、

どんなに力を注いでも、報われるとは限りません。

それでも挑戦しなければ、取り残されてしまうとすると、技術屋さんは大変です。

(他人事ではありません・・・)

 

救いは、再発明の方向性のヒントとなることのなかに、

「取り残された人々」「コアユーザー以外の層」に目を向けること、

とあることです。

結局のところ、どんな製品やサービスであっても、

ユーザー=人間に対する温かいまなざしが開発の原点になるんですね。

・・・これならむしろリーゾの得意技。

ちょっと安心しました。

 

研究分野、技術分野で起業を志している方には大変参考になる考え方だと思います。

ぜひご一読ください。

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年8月26日 (火)

起業を志す方にお勧めの本

図書館で借りてきて山のように読んでいる、起業・経営関連本のなかから、

起業を志す方にお勧めの本をご紹介しています。

 

「ジャスト・スタート 起業家に学ぶ予測不能な未来の生き抜き方」

レオナード・A・シュレジンジャー 他著

阪急コミュニケーションズ 刊

1700円+税

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なんでもっと早く、できれば起業する前に、この本にめぐり合えなかったんだろう・・・。

と、読み始めてすぐから、そう感じた本です。

(この本が出たのは2013年8月、起業は2009年だから、

もちろん無理な話ですけど。)

 

起業しようと思うなら、まずこの本を読んで、

・起業するのに悲壮な決意は要らないこと、

・大きなリスクを取らずに、かなりの確率で成功できる道があること、

を知ることで、自信をもって安心して踏み出せるのではないかと思います。

 

「起業家」というと、自らのアイデアを練り上げて、完璧な事業プランにしてから、

市場に提供する人、というイメージがあります。

そうでなければ、成功しないんじゃないか、と思いますよね。

 

でも、この本によると、起業家の実像というのは、

①行動する

②(自分の行動から)学ぶ

③学んだことを活かして、再び行動する

のサイクルを、成功するまで繰り返しているのだというのです。

 

つまり、「行動する」が最初。

綿密な事業計画を立ててから行動、ではないと。

 

思いついたことを、とりあえず行動してみて、いけそうかダメかを学んで、

必要に応じて軌道修正してまたちょっと行動して。

最初から完璧な製品を出そうと思わずに、とりあえず市場に提供して、

顧客ニーズを見ながらブラッシュアップを繰り返していく。

・・・えっ??

これって、リーゾの貧乏起業そのものじゃないですか。

・・・ほんとかなあ?と思ってしまいました。

 

ここで着目すべきは、この本の副題「予測不能な未来の生き抜き方」。

起業ってまさに、「予測不能な未来を生きること」、そのものです。

どんなにがんばって事業計画を立てたところで、

実際のところ、その通りになるかどうかは全くわからない

(というよりほとんどその通りになることはありえない)のですから。

 

もしも未来が完全に予測可能であるなら、『予測=プレディクション』が有効です。

事業計画を立てて、その通りにことを進めていけばいいわけですから。

でも、未来が予測不能であるなら、プレディクションは役に立ちません。

そこで出てくるのが、『クリアクション(cre-action)』。

(creationとactionを組み合わせて作られた、著者による造語です)

前述の、

①行動する

②(自分の行動から)学ぶ

③学んだことを活かして、再び行動する

という、起業家の実像、そのものです。

 

では、クリアクションを行うのに必要なことは何でしょうか?

①なにはともあれ、『欲求』 ← これがいちばん大事

「自分は本当にこれがやりたいのか?」と問いかけて、イエスであればOK。

②『許容損害の見極め』

何をどこまで失ってもよいと思うのかを、きちんと見極めておくこと。

お金とか、人間関係とか、時間とか。

どこまで許容できるかは、かなり主観的・ひとそれぞれ・ケースバイケースになりますが。

③『手段』

自分の手持ちの、あるいは手近なリソースから、手段を探します。

自分は何者か?何を知っているか?誰を知っているか?

そんな問いかけから、自分でも忘れていたリソースを発見できたりします。

 

要するに、できるだけお金をかけずに手に入る物を活用して、

損害のリスクを最小限にしながら、欲求を満たす方向に向かって、

そろりそろりと進んでいく、という感じです。

失敗しても、損害はほんの少しで、行動しない場合に比べて学ぶものは大きく、

軌道修正して再挑戦する気力体力資力を十分に残しながら進めるわけです。

ひとサイクル行うごとに、少しずつだけれど、『成功』に近づいていけます。

 

つまりは、世の中の起業家は、そのイメージに反して、かなり臆病で慎重で、

一見貧乏くさいことをしている、ということがわかります。

(・・・そんなのってリーゾだけかと思っていたら、違うんですね!)  

 

もうひとつ、クリアクションで着目すべきは、

「負債を資産に変える」という姿勢です。

一見、不運に見えることも、見方を変えて、全てを好機と捉えることで、

そのうち実際にそうなってくる・・・ということです。

(これも、不意の失業をきっかけに、大不況下で貧乏起業したリーゾは、

精神衛生上?やむを得ず、そんな風に考えていたわけですが・・・。

起業家として、正しい思考パターンだったとは驚きです)

 

起業ほどではないにしても、人生は「完全に予測可能」ではなくて、

「完全に予測可能」と「完全に予測不可能」の中間にあると言えます。

なので、「クリアクション」の考えかたは、学校でも、職場でも、家庭でも、

ひいては、「世界を変えるにはどうしたらいいか」なんてことにも、

いろいろなところで使えます。

 

とはいえ「予測=プレディクション」を否定するわけではなくて、

望ましいのは「プレディクション」と「クリアクション」を使い分け、併用することなんですね。

詳しくは、本書をお読みください!

(ほんとにお勧めです)

 

以下蛇足ですが・・・

起業して6年目になりますが、最初から今に至るまで、「事業計画書」って苦手で、

「こんなのいくら作っても、その通りになるわけないじゃん」と、

ずっと違和感を感じていました。

(でも経営者である立場上、そんなこと言えないですよね!) 

この本を読んで、「起業において、予測はそもそもできないものなのだ」とわかり、ようやく腑に落ちました。

 

実現したいことがあって、考えて、お金をかけずにちょこっと行動して、

ダメなら引っ込めて、行けそうならもうちょこっとだけ行動して・・・。

そんな場当たり的なやり方は、経営者としてちょっと恥ずかしいんじゃないか?

と思ったりもしていたのですが、そんなことはないとわかっただけでも、

本書と出会えて幸運でした!

(できればほんと、起業前に読んでおきたかった・・・

せめてこれから起業する方には、ぜひ読んでおいていただきたいです)

 

リーゾのウェブサイトはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

2014年8月21日 (木)

創業セミナー(つくば)のご案内

リーゾのブログを読んでくださっている方のなかには、

「起業」に興味を持っている方も多いと思います。

というわけで、つくばで行われる創業セミナーのご案内です。

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平成26年度 地域創業促進支援事業「つくば地域起業・創業スクール」

『創業・起業 はじめの一歩』

【開催日】 平成26年9月6日(土) 13:30~16:00

【会場】 水戸信用金庫研究学園都市支店

【対象者】 新たに創業を予定する方/創業・起業に興味のある方等

【参加費】 無料

 

一般社団法人茨城県中小企業診断士協会が主催するセミナーです。

実際に起業した経験者として、

リーゾ代表・門奈が講師のひとりを務めさせていただきます。

 

ご興味のある方で、つくば近辺の方はぜひどうぞ。

お申込み・お問合せは、茨城県中小企業診断士協会

電話:0299-56-4301

まで。

*同様のセミナーが、8月30日(土)に水戸でも行われます。

 

 

 

 

 

 

2014年8月 6日 (水)

ビジネスプラン発表会

平成26年8月29日13時15分~、

つくば研究支援センターにて開催されます、

つくば産業フォーラム 平成26年度「ビジネスプラン発表会」にて、

リーゾの核酸抽出試薬「すいすいシリーズ」のその後の展開についてお話いたします。

 

起業してすぐの平成21年の夏。

まだ最初の「DNAすいすい-S」「DNAすいすい-P」くらいしかない頃でしたが、 

この「ビジネスプラン発表会」でお話をさせていただく機会をいただきました。

 

その後、ニーズに合わせて製品がどんどん増えて、「シリーズ」になり、

多方面の農学研究に使っていただける試薬ブランドに成長しつつあります。

開業当時から見守ってくださっている皆様に、ありがとうの気持ちを込めて、

成長報告をさせていただきます。

その他、「環境」に関連する有望なビジネスプランが発表される予定です。

詳しくは開催案内をご覧ください。

「開催案内.pdf」をダウンロード
  

 

 

2014年6月11日 (水)

起業を志す方にお勧めの本⑲

図書館で山ほど借りてきて読んでいる、起業・経営関連の本から、

ぴんときたものを、復習を兼ねてお勧めしています。

 

本日のお勧めは・・・

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『価値』が伝わるしくみのつくり方

新城健一 著

ユーキャン自由国民社 1500円+税

 

著者の新城さんのお仕事は、「サービスプロデューサー」なのですが、

「サービス」ってなんのことだと思いますか?

いわゆるサービス業のサービスのことかと思ったら、

この場合のサービスは意味が違うようです。

ひとことで定義すれば、

『企業の<理論>と顧客の<感情>という2つのストーリーを結びつけるしくみ』。

 

ご存知の通り、ソーシャルメディア等で、企業と顧客が直接つながる時代になりました。

そういう時代になると、今までのような広告宣伝の方法では、

顧客に価値を伝えることが難しくなってきます。

そこで、「サービス」と称されるソリューションが求められるのだ、と。

 

うーん。

・・・ぜんぜんわからないけど、経営には役に立ちそうな匂いがします。

 

サービスの例として挙げられているのが、Nikeの「Nike+」というサービス。

ランニングデータをスマホで記録しつつオンライン上に蓄積し、

自分の走りを見える化する、というものです。

「世界中のランナーたちと一緒に世界を作り上げる」という楽しみ方のしくみを提供し、

結果として、Nike製品の売上向上に貢献しているそうです。

(結果として、というところが重要?)

 

少し分かってきました。

 

企業が「製品」として提供している価値の中身を、

顧客に本当に理解してもらうのは難しい

(顧客はそんなことにわざわざ頭を使いたくない)。

 

⇒なので、思わず巻き込まれたくなるような世界観を提供し、

楽しみながらいつの間にか理解してしまうしくみを提供する。

 

⇒結果的に本来の事業の増強につながる(あくまで結果的に!)。

ということらしいです。

 

で、このようなしくみ=サービスを作り上げる仕事をするのが、

「サービスプロデューサー」というわけです。

 

サービスをうまく作り上げるためには、

企業の<理論>=ロジカルストーリー

顧客の<感情>=エモーショナルストーリー

の2つがあることをまず意識しなくてはなりません。

企業の理論=ロジカルストーリーには、例えばビールなら、

原材料の配合、酵母の種類、飲み口の形状、配送システム等、

価値を高めるために行ったあらゆることが含まれてきます。

 

でも、ビールを買う側は、買い物かごに入れるビールを、

そんなことで決めているわけではないですよね(人にもよるかもですが)。

「暑い日の仕事を終え、お風呂上がりに、

刺激が強めの冷たいビールをキューっと飲んだら気持ちがいいだろうな」

という心身の感覚を通した状況を想像して期待感を抱き、

期待感に見合う価格かどうかを勘案して、購入します。

これが、顧客の感情=エモーショナルストーリーです。

 

ここでビールのCMを思い出すと、

たいがいは「エモーショナル」な作りになっていることに思い当たります。

どれもすごく美味しそうですが、見終わったあとで、

「銘柄は何だっけ?」ということはないでしょうか?

 

実は、エモーショナルストーリーだけだと、「ビール」は買わせられるけれど、

「特定の銘柄のビール」のファンになってもらうことは難しいのです。

それでは、企業がお金をかけて宣伝する意味がない。

「特定の銘柄」のファンになってもらうためには、

開発の背景にあるロジカルストーリーを伝え、

理解してもらうことが必要になってきます。

 

前述の「Nike+」は、ランニングを通じた楽しい世界観を提供する中で、

「Nikeというブランドが持つロジカルストーリー」を顧客に伝えることで、

「Nike製品のファンになり、選んで購入する」という行動を促しているのです。

 

ということで、「サービス」とは何で、企業にとってどのように役に立つのかがわかりました。

この本では、「サービス」を作り上げる過程を、ある身近な状況設定を実例として、

実際に行ってみせながら説明しています。

 

興味ある方は読んでみてください。

さて、学んだことを踏まえて、リーゾを省みてみますと・・・。

 

リーゾの製品にはリピート購入してくださる研究者さんが多いのですが、

購入に至るお気持ちを想像してみると、

「この製品ならうまくいくかもしれない」

という期待感=エモーショナルストーリーがありそうです。

 

一度ご縁をいただくと、メールマガジンやブログ、ホームページなどを見てくださり、

「なんでこんな会社をやっていて、こんな製品を作るに至ったのか」

というロジカルストーリーを知ることができる。

それで、「じゃあ、次も使おう」「人に勧めよう」となるのかな(嬉しい!)。

 

・・・と、勝手に想像(妄想)しておりますが。

リーゾのウェブサイトはこちらです。

http://rizo.co.jp/

facebookページもあります。

https://www.facebook.com/suisuirizo

 

 

 

 

 

 

 

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