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2023年9月 6日 (水)

すいすい通信 vol.150


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☆ すいすい通信 ☆ vol.150 2023年9月6日配信
 
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こんにちは。リーゾの門奈です。
今月の「すいすい通信」をお届けいたします。

_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/キャ_/_/_/_/_//_/_/_/_/_/_/_/

・特集・・・・・・・・・・受託サービスあれこれ
・零細起業のあれこれ・キャッシュフロー計算書
・コーヒーブレイク・・・・・『金継ぎ』を学びあました
・リーゾからのお知らせ


■ 特 集 ━━━━━━━・・・・‥‥‥………………………

受託サービスあれこれ

リーゾでは、主に農学関連の研究者さんから、
ラボワークやデータ解析の一部を受託しています。

得意なのはやはりゲノム解析やDNAワークです。
例えばDNA抽出、プライマー設計、PCR、電気泳動、
泳動像解析、塩基配列解析など。
特定の部分だけのこともあれば、
一連の流れでご依頼いただくこともあります。

最近の例としては、ある微生物のSSR解析を引き受けました。
既存のSSRマーカーと実験条件を提示してもらい、
送られてきたDNAを使って同じ実験を行ってデータを返す、
という仕事です。

泳動がPAGE(アクリルアミドゲル電気泳動)だったので、
久しぶりに泳動装置を引っ張り出し、
練習してから臨みました。

追加で
「泳動像から断片長を数値化してエクセルにまとめて欲しい」
との要望もあり、
検量線を作成して数値化する方法を勉強し
(手持ちのソフトの機能についてました)対応しました。

この経験で、「PAGE」と「断片長の数値化」も得意技に。
リーゾが成長できるのは、この件に限らず、
ひとえにお客様からいただける難しいお題のおかげです。

ドライ(パソコン上で行う)な受託でも新しい経験ができました。
ある植物の分離集団について取得した
形質データとゲノムシーケンスデータから、
形質についてのQTL解析を行ってほしい、
というご依頼です。

本来担当するはずだった方がいなくなってお困りとのこと。
QTL解析は、遠い昔にやったことがあるものの自信なく、
プログラミングと各種統計解析が得意な
外部担当者にお願いしました
(生物学の知識もある方で、やってみたかったんだそうです、
QTL解析・・・)。

ということで、QTL解析もできるようになりました。
形質評価データと、遺伝子型情報
(SNP情報、シーケンス情報でも可)
があればお引き受けできます。
解析方法はご指定でも、お任せでも、どちらでも可です。

このほか、
・すにっぷすいすい:
今年度はご依頼ゼロですが健在です
・データ整理:
データベース構築のためのデータ整理など進行中です
・紙の研究成果のデジタル化:
論文別刷りなどの印刷物をスキャンしてPDFにします
・植物種のDNA鑑定:
相変わらずご依頼/ご相談が多いです
などもやってます。

蛇足ですが、植物種のDNA鑑定では、最近
「家のテーブルが本当に屋久杉なのか調べて欲しい」
というご依頼がありました。
屋久杉の学名は普通のスギと同じなので、
屋久杉であっても「スギ」と出ますよ、
とお伝えしたらあきらめたようです。

一方で、研究者さん、元研究者さんからの
真剣なご依頼もときどきあります。
その場合は、シーケンス結果や波形もお返しし
(波形から交雑の事実がわかることも)、
結果についてディスカッションを行ったりもします。

受託解析をしていると、
世の中にはいろいろな生物種があり、
れぞれに研究課題があって、
真剣に取り組む研究者がいらっしゃる、
ということがよくわかり、
毎回とても勉強になります。

かかわれるのはご研究のほんの一部だけとはいえ、
いろいろな研究を垣間見ることができるのは
リーゾをやっていればこそ。
ほんとありがたいです。
かかわった部分だけでも、お役に立てるよう
今後もがんばります。

「すにっぷすいすい」
https://rizo.co.jp/SNPs-ici.html

「その他の商品・サービス」
https://rizo.co.jp/sonota.html



■ 零細起業のあれこれ  ━━━━━・・・・・・・‥‥………

キャッシュフロー計算書

起業を志す読者さまへ、リーゾの経験をお伝えしています。

企業にとって、利益と同様に大切なもの、それは「お金」。

お金の出入りを示すものといえば、
「貸借対照表(BS)」と「損益計算書(PL)」。
この2つは、いわゆる「決算書」として
リーゾでも毎年作成し、税務署にも提出しています。

これらとは別にあるのが「キャッシュフロー(CF)計算書」。
文字通り、BS、PLではわからないお金(キャッシュ)の流れ
(フロー)を示していて、
これで会社の経営状態が診断できるんだそうです。

確かに、会社をやっていると、
「利益」と「お金」にはズレがあることが実感できます。
例えば、商品が売れてもすぐにはお金が入らず、
しばらくの間は「売掛金」(という名の架空のお金)を
持つ状態になりますし、
逆に、仕入れをしてもしばらくの間は
「買掛金」で、現金が出ていくことはありません。

このため、
『PL上では利益は出ているけれど、現金がない』
という事態が起こりえます。
いわゆる『黒字倒産』の原因はこれです。

CF計算書は、
(1)営業活動によるCF:本業によるお金の出入り
(2)投資活動によるCF:資産の購入/売却によるお金の出入り
(3)財務活動によるCF:借金の借入/返済によるお金の出入り
の3つに分かれています。

(1)は本業なので、プラスになっていることが大原則です。
(2)は、立ち上げ期や成長中は投資をするので
マイナスになるのが普通。
(3)は、借りたら現金が増えるのでプラス、
逆に返したらマイナスになります。

この3つのプラスマイナスのパターンで診断する
会社の状態は下記の通りです
(そんなに単純でもないと思いますが・・・)。

+-- → 安定(稼いだお金で設備投資&借金返済)
+-+ → 成長中(稼いだお金&融資で設備投資)
++- → 事業縮小中(稼いだお金&資産売却で借金返済)
--+ → スタートアップ(稼ぎなし、借金して設備投資)
+++ → 業態転換中(稼ぎつつ借金して新規事業に投資)
--- → 再検討中(稼げないが蓄えがあり返済はできている)
-+- → 融資途絶(稼げず借りれず資産売却でしのいでいる)
-++ → 倒産危機(稼げず、借金しても足りず、資産も売る)
※左から、営業CF、投資CF、財務CF

こうなると、「リーゾはどうなのか?」が気になります。
CF計算書の作り方ははしょりますが、
ざっくり2時点分のBS、PLがあれば、
数字を拾って埋めていくだけで作れるということで、
令和4年3月期と令和5年3月期の決算書を用意して
作ってみました。

その結果、令和4年度1年間のリーゾのCFは・・・

営業:+(ちゃんと現金が増えてました)
投資:ゼロ(設備投資といえるものをしなかった1年でした)
財務:-(自治金融を毎月返済して新規借入なし)

となりました。

・・・まさかの「ゼロ」出現で、
上記パターンのどれにも合わず。
「事業縮小中(++-)」ではないので、
「安定(+--)」で良いのかな・・・というところです。

気持ちだけは今でもスタートアップなのですが、
「--+」とはひとつも合わずでした。

ちなみに営業と投資の2つを足したものは
「フリーキャッシュフロー(FCF)」と呼びます
(これも、いちおうプラスでした)。
自由に使えるお金、という意味ですが、
企業価値の指標となる重要な値で、
「FCFの最大化」を事業目標とする会社もあるのだそうです。

思い返せばリーゾ起業当初、
事業計画書なるものを作ろうと挑戦したことがあり、
その際に「CF計算書」も出てきました。
ですが商売を始める前の段階で、
何を根拠に数字を作ったらいいのか皆目わからず、
途中で放り出しました・・・。

今回初めて、実際の数字を使ってCF計算書を作ってみて、
CF計算書がなぜ事業計画で重要視されるのか、
おぼろげながらわかったような気がしています。
が、経営に生かす、というレベルには、
まだまだ到達できそうにありません。


■ コーヒーブレイク━━━━━・・・・・‥‥‥…

『金継ぎ』を学びました

「金継ぎ」というのは、
割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、
金粉などを散らして修復する技法のこと。
散らすのが銀粉なら銀継ぎ、
プラチナ粉なら白金継ぎ、
色漆で仕上げるなら色漆継ぎ、
とも呼ぶそうです。

割れたり欠けたりした器をゴミにせず、修復して長く使う、
修復することで完品だった時よりも
高い芸術性を持たせてしまう。
んなこと考える日本人ってすごいな!と誇りに思います。

金継ぎ自体には以前からうっすら興味があったのですが、
ご縁を得て、3カ月間、全6回の金継ぎ教室に通うことになり、
このたび無事に修了しました。

私が直したのは、愛用の源右衛門窯のマグカップの欠け、
イッタラの小鉢の欠け、
ついでに派手に割れた有田焼の小さな片口、
3点でした。
すべて無事に修復でき、すでに食卓に復帰しています。

ひととおりやってみてわかったのは、
「(本物の)金継ぎは思ったより時間がかかる」
ということ。

うるしを使って接着したり、上塗りしたりのたびに、
乾かす(固める)時間が、だいたい一週間必要です。
3カ月で全6回の講習をフルに使って、ぎりぎりおわる感じでした。

時間だけでなく手間もかかります。
接着の前に、うるしがくっつきやすいように
断面をやすりでこすって「荒らす」作業から始まり、
塗るたびに、はみ出たうるしを削ったり、
塗った面を磨いて平らにする作業が発生。
固まった漆は堅牢で、磨くのも一苦労です。

集中力も要ります。
極細の面相筆にうるしをつけて、つなぎ目を細い線で、
同じ幅でなぞる。
手が震えてウニョウニョの線にならないよう、
ヨガの呼吸をしながら、集中してひと息で描きました
(それでもウニョりましたが・・・)。

そんなこんなで、作業中は全員が無言、無心。
ひたすら目の前のことに集中していると、
頭の中がスッキリして、
なんだか脳細胞が再生するかのような感覚があります。
学生時代にかじった「茶道」、
DINKS時代に夫婦でかじった「華道」の時も同じだったな、
と思い出しました。

さて、さきほど金継ぎとはかくも時間を要するもの、
と書きましたが、
調べてみると今は「新うるし」なるものが出ていて、
ほんの数時間で金継ぎをひととおり体験できて、
しかも修復した作品を当日持ち帰れる、
というプログラムまでありました。

私が習ったのは、本うるしを使う、
本格的な金継ぎだったようで、
改めて伝統の重みを感じています。

金継ぎを覚えたので、
大好きな器をうっかり割っちゃっても復活できる!
という安心感から、高かった器もどんどん普段使いして
心豊かな暮らしをしてみよう、という気持ちになりました。

ちなみに金継ぎ、リーゾの新サービスにはなりません(笑)


■ リーゾからのお知らせ  ━━━━━・・・・・・・‥‥……

〇実験補助セミナーについて

8月はお休みでした。
次回は9月20日日(水)10時~、
「緩衝液の役割と調製法」を行います。

詳細はこちらです。
https://rizo.co.jp/seminer.html


〇美食同玄米パックごはん販売休止中

最新製造分が8月に賞味期限を迎え販売終了しました
(おかげさまでほぼ完売しました)。
今期の美食同玄米収穫後に次の製造を行うため、
販売はしばらくお休みになります。

再開は2024年1月頃を予定しています。
とれたての美食同玄米でつくる
高圧加工パックごはんをよろしくお願いいたします。


〇「ワニナルフェス」に出展します

「農業×クリエイティブ×スポーツ」体感型イベント
「ワニナルフェス」にて、
メダカすくい教室とミニアクアリウムづくりのお店を
出すことになりました。

☆いろいろ学べるメダカすくい
(すくい方のコツ&オスメス判定&上手な飼い方+1匹持ち帰り)

☆ミニアクアリウムづくり
(そのまま飼える、メダカ&エビ入りミニアクアリウム持ち帰り)

を、予定しています。

9月23日(祝)10時~17時
会場:大清水公園(つくば駅徒歩5分)

https://waninaru-project.com/waninaru-fes/fes230923/


■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━・・・・‥‥‥…

〇イベントで提供するミニアクアリウムづくり教室の
予行演習をリーゾで開催しました。
生徒役は実験補助セミナー受講生の皆さんから募り、
夏休み中のお子さんも同伴可として3ラウンド全7組。
小さな生態系のしくみやメダカのオスメス判定法を
学びながら、楽しく製作して持ち帰っていただきました。

〇猛暑の夏、早朝5時台に起きてまず犬の散歩、
という生活をしています。
早起きはつらいですが、散歩が済んでいると思った以上に
出勤前に余裕ができ、その時間を活用して、
外国語学習アプリで中国語を始めました。
ほめられるとうれしいもので(アプリにですが)、
調子に乗って続いています。

〇金継ぎ教室の同期の生徒に、
ウクライナ人の女性がふたりいて、
青と黄(ウクライナカラー)で彩られた
大皿を直していました。
「皿を直したら、国も平和になるかもしれない」
との言葉に胸が熱くなりました。
割れたお皿の復活に込めた強い願い、
叶いますように・・・。

〇最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもリーゾとすいすい通信を
どうぞよろしくお願いいたします。


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すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、
および関係者の皆様にお送りしています。
お知り合いで、「すいすい通信」の配信を
承認していただける方がいらっしゃいましたら、
ぜひご紹介くださいますよう、お願いいたします。
配信登録はこちらからできます。
http://rizo.sakura.ne.jp/vd/entry/e/bS8PtaC5kPRXp3iy/

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【すいすい通信】

 発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
 発行開始日:2011年4月7日

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info(at)rizo.co.jp

【発行元】

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