5円玉の実験
「10円玉をきれいにする」実験はポピュラーなのに、
「5円玉をきれいにする」はあまりありません。
そこで、5円玉で実験してみました。
使い込んだ5円玉を3枚用意し、
1枚目は水、
2枚目は薄い塩酸(酸性)、
3枚目は薄い水酸化ナトリウム水溶液(アルカリ性)
に浸してみました。
その結果がこちら↓
アルカリにつけたものは、5円玉本来の金色っぽい色を取り戻しました。
ところが酸につけたものは、きれいにはなったものの、何か色が違う・・・?
まるで新品の10円玉のような色になってしまいました。
(写真だと色の違いはわずかに見えますが、肉眼だともっと明瞭です。
お財布に入っているとぎょっとするくらい違います)
その原因はよくわかりませんが、
一説によれば、5円玉は亜鉛と銅の合金から出来ていて、
酸によって表面の亜鉛が溶け、銅の色が残るのではないか、とのことです。
お店で疑われそうで、使いにくい5円玉になってしまいました・・・。
ちなみに、もとの色に戻す方法は、まだ見つけられません。
ということで、5円玉をきれいにするには、10円玉と同じ方法は避けたほうがよいようです。
仕事とは全く関係ない、大人のプチ自由研究でした!
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