グラシン紙の袋
リーゾの交配袋はグラシン紙ではなく、化繊の不織布を材料にしていますが、
先日、お客様からあえてグラシン紙で袋を作って欲しいとのご要望を受けました。
ご要望があって、他に引き受けるところがないなら、リーゾでやるしかない!
ということで、グラシン紙のメーカーを探し、材料を仕入れてお作りしました。
成型は、もちろんいつものポリシーラーではくっつかないので、合成水糊で行いました。
(スティック糊が使いやすいのですが、耐久性が弱い感じなのであえて水糊です。)
ところが糊を塗ると、あっという間にくるくると外側に丸まってしまい、扱いにくい・・・。
どうしよう?とスタッフみんなで試行錯誤して、うまい手を考えて解決しました。
どうしたのかは、企業秘密です!
・・・というのは嘘で、水糊のスポンジヘッドを追いかけるように、
反対の手でグラシン紙を折りながら糊付けする、
という方法で、うまくいきました。
隙間がないかどうか、余計なところに糊がついていないか、1枚ずつチェック。
今回作ったのは20cm(開口部)×38cmの袋です。
ある植物の、花粉を回収するために使うのだそうです。
さて、このサイズのグラシン紙が、1000枚ほど残っています。
ケーキの敷紙とか、トレーシングペーパー、切手収集(!)などにも使えます。
どなたか、欲しい方はいらっしゃいませんか?
紙のままで、あるいは袋に成型して、どちらでも構いません。
価格など詳しいことは、リーゾまでお問合せください。
リーゾの交配袋のページはこちらです。
http://rizo.co.jp/crossingbag.html
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