東京農業大学大学院で講演しました
去る10月29日(水)10時40分~、
東京農業大学大学院(世田谷キャンパス)にて、
「『美食同玄米』開発物語」と題した講演を行いました。
ちなみにこのタイトルは、お招きくださった東京農業大学の樋口恭子教授(大学時代の学科同期です)の案によるもの。
実は講演のタイトルを考えるのがすごく苦手で、代わりに考えてもらいました。
イネのゲノム育種&マーカー選抜育種の方法、SNPマーカーの作成法など硬い内容を軸として、
それを貧乏ラボでいかに実現したかという体験談でくるみ、
また最近流行りつつある(?)「DIYバイオ」の観点からも参考となる内容になるように構成しました。
2年前に講義させていただいたときと同様、寝ている学生がほとんどいなくて感心しました。
(どちらかというと、前半よりも、後半の貧乏起業体験談の方が目が輝いていたような気がしますが・・・)
終了後、樋口教授が、『出席票の裏に感想コメントを書くように』と促してくださいました。
以下、いただいたコメントの一部を紹介します。
・ゲノム関連の話や商品開発の話、圧力鍋をオートクレーブの代用として
使用している話など、多くの場面で創造力の高さを感じました。
・普段研究室では器具は新品を使用しているので、
中古品をかき集めて使用していることに驚きました。
・日常品を実験器具に代用していた点、感銘を受けました。
「お金がないなら頭を使え」心に刻みます。
やっぱり・・・。
他のコメントも、だいたい同じような感じでした。
ゲノム育種の話よりも、貧乏ラボの話の方が、強烈に印象に残ったようです。
学生さんの将来に、妙な悪影響を与えないことを祈るのみです。
11月1日から『収穫祭』があるということで、
経堂駅から農大に向かう商店街にも「収穫祭クーポン使えます!」のチラシが。
地元商工会と協力し合い、地域振興に貢献する姿勢を感じました。
これからの大学には、全世代を対象に考える姿勢が必要なことは明らかですが、
地元商店街とのつながりから着手するのもひとつの手ですね。
(・・・関係ないですけど)
学生さんは、大切な未来のお客様。
リーゾのHPはこちらです。
« 『コシヒカリつくば黒1号』今年の稲刈終了! | トップページ | 重力を活用した?文具ラックです »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 『表札』が新しくなりました(2020.04.30)
- 謹賀新年(2017.01.03)
- 今年度のリーゾ快適化計画♪(2016.02.29)
- 新年のご挨拶(2016.01.05)
- 【被災地応援】一輪車を楽に押せる方法「楽押し」(2015.09.16)
コメント