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« シアノバクテリアからRNAが取れました | トップページ | 朝日新聞「探求人」に掲載されました »

2014年9月10日 (水)

研究用「催芽袋」

研究者さまの声に応えて開発した、高機能不織布製の「交配袋」については、

すでにご存知ですよね。

イネ用(大・小)からスタートして、ソルガム用、ムギ用が増え、

特注品として小さいものではシバ用、大きいものではトウモロコシ用、樹木用など、

いろいろな形とサイズのものを、ご依頼いただいています。

 

その中で、最近お受けした変り種が、

5センチ四方ほどの小さな部屋が10室つながったシート状の袋です。

Pict2877
長いです・・・。

ひとつひとつのお部屋はこんな感じ。

Pict2879

研究者さんにお聞きしたところ、これは種子の「催芽(芽出し)」に使うのだとか。

小さな小部屋に系統別に種子を入れて、

半田ごてで(うまく温度調節して)開口部を封じ、

水に漬けて芽出しをするんですって。

 

芽を出したあと、軽く水を切り、部屋の区切り部分で切り離して播種作業を行
うわけですが、

数多くの系統をコンタミすることなく、少人数で短時間で播種することができた、

と喜んでいただけました。 

 

催芽袋として使うにあたっては、

『60℃の温水浸漬(消毒用)にシール部分が耐えられるかどうか?』

が気になるところでしたが、無事にテストをクリアして採用に至りました。

 

お値段の方は、当初のご相談が「1枚(1室)あたり10円程度」とのことで、

それを実現するために「10室つながりのシート」をご提案しました。

1室ずつ切り離すと、カット、チェック、計数、帯かけの工程が必要なため、

1枚35円(税別)かかってしまいますが、

10室シートなら87円(同)、1室あたり9円弱でできることになりました。

 

1枚ごとに、11回の熱接着を行うので、

腕が筋肉痛になってしまうのが難点ではありますが、

ご希望に沿える金額で提供でき、お役に立ててうれしく思っています。

 

さてご好評いただいている交配袋ですが、

実は年度当初から1000枚単位のご注文が相次ぎ、

現在は製作を半月~1ヶ月、順番待ちしていただいている状態です。

 

材料裁断の工程を改良したり、

足踏みシーラーを導入するなどいろいろ工夫して効率化を図っています。

Pict2880
 

こちらが足踏みシーラー。

なかなか使いこなすのが難しい機械で閉口しましたが、

だんだん付き合い方がわかってきました。

(慣れるとすごく楽で速い。何と言っても腕がつらくない♪)

 

また、小さな「カイゼン」を積み重ねることで、

日々少しずつスピードアップ/品質アップしています。

スタッフ一同、ご研究のお役に立てることを喜びとして、

がんばっていますので、ご理解よろしくお願いいたします!

 

※ ご紹介した「催芽袋(10室タイプ)」の試供品をお出しします。

ご希望の方はホームページ問合せフォームでご請求ください。

 

 

 

 

 

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