DNAすいすいfor Kids2013実演(バナナ)
今年のDNAすいすいfor Kidsを使った実験をやってみました。
(今年は取説が充実しただけで、中身自体は、去年のと同じなのですが・・・)
材料はバナナ。
皮を剥いて、端っこをもらいます。
つぶしてます。乳鉢+乳棒だとすべっちゃってつぶしにくい!
フォークでざっとつぶしておけばよかった・・・。
付属のフィルターは、実は「だしパック」を加工したものです。
端を折り返してうまくかぶせてくださいね。
(足りなくなったら、100均で買って来ましょう)
抽出液1mlくらいに、エタノール2mlくらいを重層したところです。
しばらくじっと置いておくと、界面にDNAがもやもや。
振り混ぜたらこんな感じに~。ちょっと出すぎ?
気泡を抱き込んでしまい、あまり糸っぽく見えませんが、DNAです。
エタノール3mlくらいに、抽出液を10滴くらい落としてゆっくり混ぜます。
量は少ないけど、「糸状」という点では、こちらのほうが見やすいかも・・・。
バナナからのDNA抽出、ひとまず成功。
お子さんとの実験の場合、ここまでやって、
「で、これで何なの?」
と、なってしまうケースが、去年はあったようです・・・。
そういう場合には、今年バージョンに入っている「大人用あんちょこ」を、
参考にしてくださいね~。
抽出しかできないキットですが、
「材料を変えるとどうなるか」
「やり方を変えるとどうなるか」
など、研究っぽくまとめるアイデアが、ちょっとばかりですが書いてあります。
いろいろ試して、抽出液が足りなくなったら、作り方も書きましたので、
ぜひいっぱい作って、いっぱい実験してください!
(と、宣伝しておいて何ですが、今年の分は本日8月8日時点で残り4個です)
8月18日追記:今年度の残りをアマゾンに出しています。本日時点であと3個です。
理科好きの子供は将来のお客様!
というわけで、子供の夏休み自由研究にはDNA実験をお勧めしたい、リーゾでした。
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