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2013年8月 8日 (木)

DNAすいすい-Fでラン藻DNAの抽出に成功!

日本大学文理学部の澤田博司先生より、

「ラン藻のDNA抽出で困っていたが、DNAすいすい-Fで解決できた」

とのうれしいお知らせをいただきました!

 

材料は、赤いラン藻(Synechococcus sp. CCMP1334)。

湿重量37mgにDNAすいすい-Fを加えて30分保温(3分おきにボルテックス)。

以降はプロトコル通りで抽出されたそうです。

その結果、260/280比=1.7のDNAが25μg(吸光度からの計算値)得られました。

1μg分の電気泳動の結果はこちら。

Photo(澤田先生のご了解を得て掲載させていただきます)

『低分子にもバンドが認められますが、目的のほぼ無傷と思われるDNAのバンドが

かなり濃く認められました。

これは、以前T社のキットでほぼ同量の材料から抽出したときに比べ、

高分子のバンドの量が格段に多く(2桁以上違います)なっていますし、

高分子のバンドもT社キットでは10kbに来るのですが、

今回はそれよりかなり高分子になっています。』

とのコメントです。

 

澤田先生のご専門は昆虫ですが、

今回は他の研究者さんからラン藻DNA抽出のご相談を受け、お悩みだったとのこと。

お役に立てて、良かったです!

 

澤田先生、ありがとうございました。

 

DNAすいすい-Fは、魚の体表粘膜がそもそもの対象だったのですが、

動物細胞、

微生物(枯草菌の芽胞、ラン藻、ヨーグルト種など)、

唾液

・・・など、いろいろなものに使えることが分かっています。

それぞれ、お勧めのプロトコル(ちょっとした変更点)がありますので、

上記の材料についてお困りの際にはぜひ一度ご相談ください。

 

DNAすいすい-Fのサイトはこちらです(リーゾHP内)

http://www.rizo.co.jp/DNA-F.html

 

 

 

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