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2013年4月 4日 (木)

手動のミルを試してみた

DNA抽出のための試料の粉砕の方法はいろいろありますが、

リーゾでは主に、バッファー中でチップの先(を焼いてつぶしたもの)でつっついて潰してます。

まあ、大概はそんなもんで十分なのですが、立派な破砕装置を持たないリーゾ、

たまにですが、頭を悩ますこともあります。

 

先日、株式会社トッケンの営業の方が、手動の破砕装置の宣伝をしに来てくれました。

電気を使わず、手で振って破砕!

個人的に、こういうシンプルでエコなものは大好きです。

というわけで、デモ機をお借りして試してみました。

 

こんなものです。

Sk

SKミル

シンプルですね~。

2mlのチューブが3本同時に入れられます。

 

本来は、液体窒素で凍結した状態で、専用の弾丸型のクラッシャーで破砕するのものなのですが、

リーゾの興味は、

①「常温でも破砕できるか?」

②「常温かつバッファー存在下でも破砕できるか?」

さらに、

③「ステンレスビーズだとどうなるか?」

の3点です(わがままです)。

 

まずは、常温で玄米ひとつぶを破砕。

Photobefore

Photo_4after

底の部分に見えるのは粉になった玄米。

100回振ったら粉々になりました。常温でもOKです。

Photo_5大豆のかけらも粉々。

破砕に苦労した乾燥したテングサも・・・、

Photo_7

結構粉々に。

Photo_10

次にバッファー共存下ではどうなるか?を見てみます。

木材代表、鉛筆のけずりかす+DNAすいすい-W

界面活性剤が入っているので、泡がクッションになって破砕の邪魔をしないか心配ですが・・・

Photo_6

Photo_17

泡は大丈夫でしたが、あまりつぶれていませんでした・・・。

(この程度でもDNAは取れると思いますけど。)

ちなみに、マメ科の雑草の葉っぱ+DNAすいすい-Pでは、

Photo_18

見事に青汁状態になりました!

 

最後に、ダメもとで、ステンレスボールを試してみます。

Photo_19

玄米とステンレスボール(6ミリ)、

さらにダメもとで1.5mlチューブに玄米+ステンレスボール(4ミリ)。

しかし、これはあえなく失敗。まったく粉砕できませんでした。

やっぱりクラッシャーはよく出来てます。

 

ちなみに、イネ科の雑草の葉(5ミリ程度にカット×5枚)の場合、

Photo_20

そのまま、バッファーありのどちらも、クラッシャーとチューブの隙間に入り込んでしまい、

うまく粉砕できませんでした・・・。

単子葉で張りのある葉の場合には、向いていないかも(凍結すればいいらしいですけど)。

 

写真は撮ってませんが、「籾」(籾殻つきのイネ種子)も試してみました。

(2mlチューブ、バッファーなし、専用クラッシャー使用)

最初の10回で籾殻が取れ、30回目で砕け、100回振ったらやはり粉々になりました。

籾が潰せるのは、便利なシーンもあるかもしれません。

 

ご興味のある方は、株式会社トッケンさんまで。

デモ機を持って、実演しに来てくれますよ~。

http://www.tokken.jp/products/breaker/skmillstrong.html

 

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

ご紹介いただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

トッケン様
デモ機を貸してくださり、ありがとうございました!
(推奨される使い方でないのに、一緒に考えてくださり感謝です。)

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