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2013年3月24日 (日)

高機能交配袋を「発芽袋」に使ってみた

リーゾのヒット商品「高機能研究用交配袋」はもうお使いですか?

薄くて軽くて丈夫で、しかも花粉を通さない、不織布製の交配袋です。

http://www.rizo.co.jp/crossingbag.html

 

基本的に受注生産、全て手作りで製作していますので、サイズはぴたりとは揃いません。

検品時に、「ちょっとこれは小さすぎ」というものは、残念ながら規格外としてはねています。

・・・が、やっぱりもったいない。

何かに使えないかなあ、と考えて、イネの発芽時の袋として使ってみることにしました。

 

Photo

まずは、交配袋(ムギサイズ、の規格外品)に、種籾を入れます。

そのままだと長すぎるので、縦半分の長さにカット。

上半分がもったいないので、シーラーで底を作り、そちらも利用。


Photo_2

種籾を入れた袋を束にしたところ。

研究用の種籾は、混ざってしまうのが一番怖いのですが、

これなら絶対に混ざりません。

Photo_4

つぎに、水につけて催芽します。

この写真では、束の上部をステープラーでとめてありますが、催芽の途中で外しました。

(とめなくても、種が外に出ることはまずないようです。)

最初は水に浮きますが、数分で水が浸透し、沈みます。

水が浸透しても、紙のようにぐにゃりと曲がることなく、しゃんと立っててくれるのが頼もしい・・・。

落ち着いたら、1cmくらいの深さに水を減らし、暖かい場所に置いて、ときどき水を替えてやります。

 

そして数日後。

Photo_5

袋の口から覗いて芽が出ていることが確認できたので、開封しました。

(横からも透けて見えないこともないですが、ちょっと見ずらいです)

 

開封は、開口部に指を入れて力を加えれば、ぴりぴりと小気味良く、

シール部がはがれて簡単に開封できます。

この場合は、底辺が開封できないので、この状態でピンセットで種を取り出します。

ピンセットがないと、ちょっと取り出しにくいのが難点。

ところが・・・


Photo_6

・・・交配袋の上半分を再利用した袋の場合、底辺も開くので、種が取り出しやすい!

発芽袋に使うなら、こっちのほうが便利かも。捨てなくてよかった。


Photo_7
 

というわけで、無事に播種終了。

写真のように並べたあと、きれいな土を数ミリの厚さで振りかけ、種籾を軽く埋めます。

水は土の面より下になるようにキープしておけばOKです。

(写真では、栓のできるプランターに水を張り、黒丸ポットを並べて播種しています。)

播種後の袋はもちろん捨てますけど、捨てるときもゴミが散らばらず、手が汚れず、快適でした。

 

ちなみに今までは、ペーパータオルを折りたたみ、種子を入れてステープラーでとめる、

というやり方をしていました。

このやり方で嫌だったのは・・・

・ペーパータオルをカットして折りたたむのに、結構手間がかかること、

・催芽の途中で発芽状態を確認しにくいこと

(めくろうとすると破けて元に戻せない、袋同士がくっついて目的のものを探しにくい)、

・播種時に破いた部分がじっとり濡れていて、指にくっつき、ゴミになってちらばること、

・濡れたペーパータオルに土がくっついて汚くなること、

でしたが、それはすべて解決できました。

 

規格外の交配袋がたくさんあることだし、今年度はこれで行こう!と思います。

交配袋が余ったら(あるいは再利用で)、こんな使い方もできますよ~。

 

高機能交配袋の販売ページはこちらです。

(第二期販売分は2万枚程度の予定で、残り枠は8千枚程度となっております。)

http://www.rizo.co.jp/crossingbag.html

 

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