茨城新聞に載りました(お米の新品種)
平成24年11月15日付けの茨城新聞に、
リーゾの記事が載りました。
今年、特別栽培米の田んぼの一画をお借りして栽培したお米の話です。
古代米の血を引くコシヒカリ系の品種で、染色体の9割以上*がコシヒカリで、
田んぼで育つ姿は全くのコシヒカリ。(*計算値)
でも、籾を剥くと、黒と薄茶色のツートーンカラーのお米が出現するんです!
「コシヒカリつくば黒1号」という名前で、この夏に品種登録出願しました。
拡大するとこんなお米です。
全くの黒米よりマイルドで、食味が良いところ(中身はコシヒカリなので)が特徴です。
今年の栽培には、株式会社つくばヤーコンさんのご協力をいただきました
(来年度のライセンス先第1号にもなってくださる予定です)。
さらに、取れたお米は中山環境エンジ株式会社さんと食品総合研究所の技術協力のもと、
越後製菓株式会社さんの研究所にて、「高圧加工パックごはん」を試作していただくことになりました。
不思議なご縁が積み重なって、すてきなコラボが実現し、とてもうれしいです。
なお、この事業は、「いばらき産業大県創造基金」の地域資源育成事業に採択していただき、
試作品を活用して販路開拓を行い、茨城の新たな特産品創出につなげる計画です。
心配していたお味の方はと言いますと・・・。
取れたお米の一部を、リーゾの社長&スタッフ(全員主婦)が持ち帰り、
圧力鍋や炊飯器の「玄米モード」で、玄米ごはんにして家族で食べてみたところ、
「甘くてもちもちしている」「香ばしくておいしい」「おかずがなくても食べられる」と、
意外なことに、男性や子供たちにもなかなか好評でした!
抗酸化能が高い「ポリフェノール」、繊維質、カルシウムを多く含むことがわかっており、
今年度はさらに詳しい成分分析を行う計画です。
パックごはんができたらまたご報告します!
まだお米のページはないですが、リーゾのHPはこちらです。
最後になりましたが、記事の切り抜きをくださったお向かいの、
「セクレタリーサービス」の横張社長、ありがとうございました!
(危うく掲載に気づかないところでした・・・)
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