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2012年11月28日 (水)

起業を志す方にお勧めの本⑯

図書館で借りてきて、片っ端から読んでいる、起業・経営関連の本。

その中から、お勧めしたいものを紹介しています。

今日はその16回目です。

Photo

宮台真司「宮台教授の就活原論」

太田出版

 

「就活??? 学生にお勧めの本じゃないの?」

と思われるかもしれません。

でも、「就職活動」とは、逆の側から見れば、「人材採用」のこと。

起業する以上、優秀な人材をいかに見極め、確保するかは、絶対避けて通れません。

「(成功している)企業はどんな人材を欲しがっているか」

「どういう戦略で優秀な人物を選んでいるか」

・・・知りたいではないですか。

それには、就活学生向けに書かれた本を読むのがいちばん。

というわけで、この本を選びました。

 

宮台教授といえば、援助交際する女子高生など、サブカルチャーの研究者として有名ですが、

首都大学東京の教授として、就職支援委員会の委員長も勤めておられたとか。

学生を含め、若者に向けられる目はかなり厳しく、時にはけちょんけちょんにけなしつつ、

でも根底には「しょうがねえなあ」と見守る温かい気持ちを感じます・・・。

 

以下、いつものように、個人的にヒットしたところを列挙します。

・過去は「適応」、今は「適応力」が求められている

昔は、会社に入ったらいかに理不尽であろうとその会社のルールに従うこと、

すなわち「適応」が求められていました。

でも今は、企業自体が、社会の変化に対応して激しく変わっていかなくてはならない時代。

社員も、変化する仕事の内容に即応して、力を発揮し続けていかなくてはなりません。

会社に安住するための「適応」ではなく、臨機応変な「適応力」がなければ、

役立たずとして会社を追い出されても文句を言えないのです。厳しいですね・・・。

・ホームベースを作れ( ⇔ 仕事場=バトルフィールド)

仕事とは、一種の戦いで、仕事場はバトルフィールドだと著者はいいます。

仕事に全力投球し、たまには無理もできるのは、「帰る場所」があるからこそ。

家族でも、ふるさとでも、友達でも、あるいは趣味でもいい。

帰る場所=「ホームベース」がある人間は、無敵なのです。

居心地の良いホームベースがあるのに、なおかつ、

何かを成し遂げたいがために、あえてわくわくしながらバトルフィールドに出る人間が、

企業の欲しい人材じゃないか?と思いました。

面接では嘘をついていい

「御社が第一志望です」という嘘をついていいのか?と悩む学生に対してズバリ。

状況に応じて最善の道をとる「適応力」が求められているのだから、

面接のときにそれが最善の道だと判断すれば、当然、堂々と嘘を言ってのけるべき。

もちろん、相手もわかって聞いているのです。

大事なのは、そのバレバレの嘘を、堂々とつきとおす度胸と演技力があるかどうか。

(時にビジネスは「化かし合い」に近くなるので、その中で生きていくには実際、度胸も演技力も必要です)

・これから生き残れるのは社会的に正しい企業だけ

いかに大儲けしている企業でも、悪いことをしていては先はありません。

社会的に正しいかどうかが、消費や取引の相手を選ぶ際の基準になってきているからです。

なので、就職先を選ぶ際には、「給料がいい」とか「業績がいい」とかも大事ですが、

その会社が「社会的に正しいビジネスをしているのか」を見るべきだということです。

一方、企業側は常に、「社会的に正しいビジネスをしているか」を自問し続けることが、

長い目でみれば良い人材の確保、良い業績につながっていく・・・ということなのですね。

・良い採用には「コネ」が重要

これは、昔のような「有力者の口利き」ということではありません。

企業が良い人材を採るためには、

「いざというときにどのように振舞える人間なのか」、

(『ぶっちゃけ、モンナってどうよ?』という感じ?)

という「ナマの情報」の価値が高まっていく、ということです。

ゼミやサークルの先輩・後輩関係や、企業のインターンシップなどが、

その情報を得るための「コネ」として機能するのでしょう。

 

ご興味を持った方はぜひ、本書を読んでみてください。

(学生さんだけに読ませるのはもったいないです!)

 

さて、ここからはまた私見ですが、

「適応力がある」「ホームベースがある」「度胸と演技力がある」

この3点で、はたと気づいたことがあります。

これって、主婦はみんな持ってるじゃないですか!!!

だから主婦は、「使える人材」なんですねえ・・・。

妙に納得してしまいました。

この3点、「主婦力」の分析に加えたいと思います!

 

蛇足ながら、リーゾのスタッフ採用を決める際のポイントは、

「目が輝いているかどうか」

です。

リーゾに来ると、いろんなものがあるわけですが、

実験器具やらめだかやらを見ていちいち目が輝くような人は、

どんな仕事を振られても面白がって主体的に取り組んでくれるんです。

実際、リーゾの仕事は、デスクワークから肉体労働まで、多種多様で予測不能で時にきつい。

「何事も面白がれる」というのは、リーゾで幸せに働いていただくために、

いちばん大切な能力だと、私は思っています。

(たぶんどの職場でも、そうじゃないかな?)

 

女性ばかり少人数での運営ながら、スタッフが全員生き生きしている、

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

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