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2012年11月の7件の投稿

2012年11月28日 (水)

起業を志す方にお勧めの本⑯

図書館で借りてきて、片っ端から読んでいる、起業・経営関連の本。

その中から、お勧めしたいものを紹介しています。

今日はその16回目です。

Photo

宮台真司「宮台教授の就活原論」

太田出版

 

「就活??? 学生にお勧めの本じゃないの?」

と思われるかもしれません。

でも、「就職活動」とは、逆の側から見れば、「人材採用」のこと。

起業する以上、優秀な人材をいかに見極め、確保するかは、絶対避けて通れません。

「(成功している)企業はどんな人材を欲しがっているか」

「どういう戦略で優秀な人物を選んでいるか」

・・・知りたいではないですか。

それには、就活学生向けに書かれた本を読むのがいちばん。

というわけで、この本を選びました。

 

宮台教授といえば、援助交際する女子高生など、サブカルチャーの研究者として有名ですが、

首都大学東京の教授として、就職支援委員会の委員長も勤めておられたとか。

学生を含め、若者に向けられる目はかなり厳しく、時にはけちょんけちょんにけなしつつ、

でも根底には「しょうがねえなあ」と見守る温かい気持ちを感じます・・・。

 

以下、いつものように、個人的にヒットしたところを列挙します。

・過去は「適応」、今は「適応力」が求められている

昔は、会社に入ったらいかに理不尽であろうとその会社のルールに従うこと、

すなわち「適応」が求められていました。

でも今は、企業自体が、社会の変化に対応して激しく変わっていかなくてはならない時代。

社員も、変化する仕事の内容に即応して、力を発揮し続けていかなくてはなりません。

会社に安住するための「適応」ではなく、臨機応変な「適応力」がなければ、

役立たずとして会社を追い出されても文句を言えないのです。厳しいですね・・・。

・ホームベースを作れ( ⇔ 仕事場=バトルフィールド)

仕事とは、一種の戦いで、仕事場はバトルフィールドだと著者はいいます。

仕事に全力投球し、たまには無理もできるのは、「帰る場所」があるからこそ。

家族でも、ふるさとでも、友達でも、あるいは趣味でもいい。

帰る場所=「ホームベース」がある人間は、無敵なのです。

居心地の良いホームベースがあるのに、なおかつ、

何かを成し遂げたいがために、あえてわくわくしながらバトルフィールドに出る人間が、

企業の欲しい人材じゃないか?と思いました。

面接では嘘をついていい

「御社が第一志望です」という嘘をついていいのか?と悩む学生に対してズバリ。

状況に応じて最善の道をとる「適応力」が求められているのだから、

面接のときにそれが最善の道だと判断すれば、当然、堂々と嘘を言ってのけるべき。

もちろん、相手もわかって聞いているのです。

大事なのは、そのバレバレの嘘を、堂々とつきとおす度胸と演技力があるかどうか。

(時にビジネスは「化かし合い」に近くなるので、その中で生きていくには実際、度胸も演技力も必要です)

・これから生き残れるのは社会的に正しい企業だけ

いかに大儲けしている企業でも、悪いことをしていては先はありません。

社会的に正しいかどうかが、消費や取引の相手を選ぶ際の基準になってきているからです。

なので、就職先を選ぶ際には、「給料がいい」とか「業績がいい」とかも大事ですが、

その会社が「社会的に正しいビジネスをしているのか」を見るべきだということです。

一方、企業側は常に、「社会的に正しいビジネスをしているか」を自問し続けることが、

長い目でみれば良い人材の確保、良い業績につながっていく・・・ということなのですね。

・良い採用には「コネ」が重要

これは、昔のような「有力者の口利き」ということではありません。

企業が良い人材を採るためには、

「いざというときにどのように振舞える人間なのか」、

(『ぶっちゃけ、モンナってどうよ?』という感じ?)

という「ナマの情報」の価値が高まっていく、ということです。

ゼミやサークルの先輩・後輩関係や、企業のインターンシップなどが、

その情報を得るための「コネ」として機能するのでしょう。

 

ご興味を持った方はぜひ、本書を読んでみてください。

(学生さんだけに読ませるのはもったいないです!)

 

さて、ここからはまた私見ですが、

「適応力がある」「ホームベースがある」「度胸と演技力がある」

この3点で、はたと気づいたことがあります。

これって、主婦はみんな持ってるじゃないですか!!!

だから主婦は、「使える人材」なんですねえ・・・。

妙に納得してしまいました。

この3点、「主婦力」の分析に加えたいと思います!

 

蛇足ながら、リーゾのスタッフ採用を決める際のポイントは、

「目が輝いているかどうか」

です。

リーゾに来ると、いろんなものがあるわけですが、

実験器具やらめだかやらを見ていちいち目が輝くような人は、

どんな仕事を振られても面白がって主体的に取り組んでくれるんです。

実際、リーゾの仕事は、デスクワークから肉体労働まで、多種多様で予測不能で時にきつい。

「何事も面白がれる」というのは、リーゾで幸せに働いていただくために、

いちばん大切な能力だと、私は思っています。

(たぶんどの職場でも、そうじゃないかな?)

 

女性ばかり少人数での運営ながら、スタッフが全員生き生きしている、

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

2012年11月22日 (木)

第5回「常陽ものづくり企業フォーラム」に出展!

平成24年11月21日(水)午後、つくば国際会議場にて開催の、

第5回「常陽ものづくり企業フォーラム」技術提案型商談会

に出展して参りました。

 

リーゾのブースはこんな感じ。

Pict1608

いつもとあまり、代わり映えはしませんね・・・。

立派なパネルは、常陽銀行さんが作って、展示までしてくださいました。

私はデータを作って送っただけです。

 

出展(パネル展示)165、来場企業300社、来場者700名の盛況ぶりでした。

リーゾは「ものづくり」と言えるかどうか怪しいバイオ分野で、かなりの異色でしたが、

昨年に引き続きお誘いをいただけたため、参加させてもらいました。

出展料が完全無料(パネルもタダ)というのが、さすが太っ腹の常陽銀行さんです。

 

メインは核酸抽出試薬ですが、展示の方は、交配袋(出来立てほやほやのチラシと実物)と、

やはりほやほやの、「お米」の方もすみっこに・・・。

Pict1611

誰かのお目に留まっていればうれしいです。

  

新製品の「交配袋」で、ほんとに「ものづくり企業」になれるかも??

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

茨城新聞に載りました(お米の新品種)

平成24年11月15日付けの茨城新聞に、

リーゾの記事が載りました。

Photo

今年、特別栽培米の田んぼの一画をお借りして栽培したお米の話です。

古代米の血を引くコシヒカリ系の品種で、染色体の9割以上*がコシヒカリで、

田んぼで育つ姿は全くのコシヒカリ。(*計算値)

でも、籾を剥くと、黒と薄茶色のツートーンカラーのお米が出現するんです!

「コシヒカリつくば黒1号」という名前で、この夏に品種登録出願しました。

  

Photo_2

拡大するとこんなお米です。

全くの黒米よりマイルドで、食味が良いところ(中身はコシヒカリなので)が特徴です。

  

今年の栽培には、株式会社つくばヤーコンさんのご協力をいただきました

(来年度のライセンス先第1号にもなってくださる予定です)。

さらに、取れたお米は中山環境エンジ株式会社さんと食品総合研究所の技術協力のもと、

越後製菓株式会社さんの研究所にて、「高圧加工パックごはん」を試作していただくことになりました。

不思議なご縁が積み重なって、すてきなコラボが実現し、とてもうれしいです。

   

なお、この事業は、「いばらき産業大県創造基金」の地域資源育成事業に採択していただき、

試作品を活用して販路開拓を行い、茨城の新たな特産品創出につなげる計画です。

  

心配していたお味の方はと言いますと・・・。

取れたお米の一部を、リーゾの社長&スタッフ(全員主婦)が持ち帰り、

圧力鍋や炊飯器の「玄米モード」で、玄米ごはんにして家族で食べてみたところ、

「甘くてもちもちしている」「香ばしくておいしい」「おかずがなくても食べられる」と、

意外なことに、男性や子供たちにもなかなか好評でした!

   

抗酸化能が高い「ポリフェノール」、繊維質、カルシウムを多く含むことがわかっており、

今年度はさらに詳しい成分分析を行う計画です。

   

パックごはんができたらまたご報告します!

  

まだお米のページはないですが、リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

最後になりましたが、記事の切り抜きをくださったお向かいの、

「セクレタリーサービス」の横張社長、ありがとうございました!

(危うく掲載に気づかないところでした・・・)

  

  

  

 

  

  

  

  

2012年11月20日 (火)

交配袋、ご注文殺到中

交配袋の初納品!

Pict1586

オオムギ・コムギ用(6×19cm)、3,000枚です。

100枚の束が6列×5段がさねになってます。

 

さらに2回目の納品!

Pict1602

ソルガム用、15cm×30cm、1000枚です。

(3,000枚ご注文いただきましたがとりあえず1000枚を納品)

    

10月下旬に発売したばかりの「交配袋」にご注文が殺到中・・・。

毎日のように、試供品請求、お問合せ、ご注文が入ります。

 

原料の不織布ロール2巻までで終了のつもりでしたが、

試供品をお送りしておいてご注文を受け付けないのも不親 切だなあと思い、

ずるずると受け付けているうちに、ついに3巻目に突入してしまいました。

  

製作のノウハウも蓄積され、かなりペースが上がってきました。   

Pict1580_3

ありあわせの脚立と塩ビ管を利用してこんな風にしてます。

上段が38cm幅、下段が62cm幅のロールです。

これでロールを持ち上げなくても、片手ですーっと材料を引き出せるようになり、

ものすごくラクになりました。

(リーゾの交配袋工房イノベーションベスト5に入るアイデアだと思っております)

  

既にご注文いただいた皆様、回答した納品時期よりかなり早くお届けできる見込みです。

今しばらくお待ちくださいませ。

 

ご注文を遠慮してくださっている研究者の皆様(リーゾの貧乏所帯ぶりをご存知の皆様)、

お気遣いありがとうございます・・・。

おかげさまで、設備的にも、人員的にも、かなり大丈夫になってきました。

がんばりますので、どうぞ遠慮なくご注文ください!

(今からですとやっぱり1月くらいにはなりますが・・・)

  

リーゾの交配袋販売ページはこちらです。

http://www.rizo.co.jp/crossingbag.html

  

  

  

11月の実験補助セミナー

ずいぶん遅くなってしまいましたがご報告です。

11月の実験補助セミナーは、久しぶりのガイダンスセミナーでした。

参加者は4名。

121114

実験補助の仕事になぜ「主婦」が求められているのか?

この不思議な事実の裏にある「主婦力」の分析から入り、

主婦の皆さんに、「自分でもいいんだ!」と自信を持って頂きます。

   

そして、実験補助で働いている先輩たちが、実際にどんな職場でどんな仕事をしているのかをお話しします。

(講師の経歴上、植物バイオ系の研究機関での例が多くなりますが)

続いて、気になる「待遇」、休みやすさ、ラボのボスや同僚との上手なつき合い方、トラブル回避&対応の仕方などの話と、

研究者のハートをとらえる「履歴書の書き方」と「面接の受け方」、

最後に「研究者=ラボのボスの本音」、と進みます。

(途中で、履歴書作成に有用な「自己発見シート」を記入する時間を取ります)   

   

今回の参加者からの質問をご紹介します。

「パソコンソフト(ワード、エクセル、メールなど)がどの程度使えますか?と聞かれたら、

どう答えるのがよいのでしょうか?」

 

このような漠然とした質問は、答えるのが難しいですよね・・・。

「一通りできます」

などと、こちらも漠然と答えてしまうのはトラブルの元。

研究で使うのと、事務や経理で使うのとでは、「一通り」の内容がぜんぜん違うので・・・。

研究者が知りたいのは、やってもらいたい仕事をすぐわかってもらえる程度の、

ITに関するリテラシーがあるかな?ということ。

・・・とはいえ、やってもらいたい仕事の内容はこちらにはわからないですよね。

 

なので、お勧めなのは、「過去にやったこと、作ったものなどを、具体的に挙げること」です。

例えば・・・

「PTA役員会の書記で議事録を担当し、ワードで作ってました」

「子ども会のイベントポスターをパワーポイントで作ったことがあります」

「家計簿をエクセルでつけてます」

「父母会の連絡係で、メーリングリストの管理をやったことがあります」

「趣味の××のブログを立上げて、運営してます」

などなど。

このような具体例があれば、「じゃあラボの仕事だとこれとこれはできるな」と考えてもらいやすくなるのではないかと思います。

  

もうひとつの質問。

「『簡単な実験操作です』など、『簡単な』という文言にはどういう意図があるのでしょうか?

ほんとうに簡単だとは思えないのですが・・・」

 

確かにありますね、そういう募集広告。

実際に入ってみたら、ぜんぜん簡単じゃない!ということもありそうです。

これは研究者の立場に立っての想像ですが・・・

たぶん、『簡単な』という言葉を付けることで、応募者の心理的なハードルを下げて、

できるだけ潜在的に優秀な多くの人に応募してもらいたい、

という意図があるのではないか?と思います。

もちろん、ほんとうに簡単な場合もあるかもしれません。

いずれにしても、『簡単な』と書いてあれば、素人歓迎と解釈して、

遠慮なく応募されたらよいと思いますよ!

  

次回は12月19日、「微量の液体の取り扱い方」。

楽しい「ピペットマン」の実習です!

空席まだたくさんあります。

ここから参加でもだいじょうぶです。

実験補助の仕事について、生の情報が得られますよ~。

ぜひご参加ください!

  

詳細はリーゾのHPにて。

 

 

 

2012年11月13日 (火)

ブドウ葉からきれいなDNAが取れました!

福岡県農業総合試験場 果樹部にご所属の白石美樹夫さまより、

「DNAすいすい-Pで、ブドウの葉からきれいなDNAが抽出できた」

とのご報告をいただきました!

   

実験の目的は、ブドウ育種実生の早期選抜用のPCR分析、とのことです。

さらに、ナス科植物の葉ではフェノクロ処理なしでOKということから、

フェノクロなしでの抽出も試してくださいました。

(フェノクロは毒劇物なので、パートさんには頼みにくいのです)

 

その結果、某Q社のスピンカラムでの抽出と同等の結果が得られたそうです!!

2

マイクロチップ電気泳動の図を送ってくださいました(許可をいただいて掲載)。

いちばん左がQ社のカラムで抽出したDNAを鋳型にしたもの。

2番目以降が、いろいろなブドウ品種の若葉から、DNAすいすい-Pで、

フェノクロ省略で抽出したDNAを鋳型に用いたものだそうです。

ちゃんと増えてますねえ~!!

      

260/280比も1.7~1.8のレベルで、簡単なPCR分析なら支障ないということで、

本格的なスクリーニングにご採用いただけました。

  

すいすい通信11月号で読者限定でご提供している、

「DNAすいすい-P・大容量版」(1250回分、70,000円)*を使えば、

1回あたりのコストはわずか56円。

これなら、かなり大規模なスクリーニングでも安心して取り組んでいただけます。

    

白石さま、うれしいお知らせをいただき、ありがとうございました!

  

*このページを発見してくださった方なら、すいすい通信読者でなくてもOKですよ!

「型番:DS-0002B」でご注文ください。

  

DNAすいすい-Pのご案内はこちらです。

http://www.rizo.co.jp/DNA-P.html

 

   

 

  

 

すいすい通信vol.19 2012年10月号

リーゾの研究者向けメールマガジン「すいすい通信」のバックナンバーです。

(最新号を配信後、前回号をバックナンバーとしてアップしております)

   

☆  すいすい通信 ☆ vol.19  2012年10月3日配信

しつこく続いた暑さが和らいだと思ったら、急に涼しくなってしまいました。
今年の「秋」は短そうなので、集中して楽しまないといけません。
過ごしやすい季節の間に、仕事の方も、ばりばり進めたいものですね。

それでは「すいすい通信」10月号、張り切ってお届けします!

_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ・特集・・・・・・・・・・・「実験補助者育成セミナー」の気になる中身
 ・コーヒーブレイク・・・・・・・・・・・・・・・・「交配袋」のその後
 ・すいコム!コーナー・・・・・・・・・・・・Facebookについて【回答】
 ・リーゾからのお知らせ
 ・編集後記 

■ 特 集  ━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
「実験補助者育成セミナー」の気になる中身

研究室のボスなら一度は頭を痛める、実験補助パートさんの確保。
リーゾのお客様も例外ではありません。
「公募をかけてもいいひとが採用できない・・・」というお悩みを、お客様と
の雑談中にお聞きしたことが、このセミナーを始めたきっかけでした。

というわけで、今日の特集は試薬関係をお休みして、ラボの円滑な運営に欠か
せない実験補助パートさん確保のために、お役に立つかもしれない情報をお届
けいたします。

現在、実験補助者育成セミナーは、「ガイダンス」「微量の液体の扱い方実習」
「水溶液の調製法と秤量実習」「応募書類の書き方と面接のポイント」の4種
類を、毎月1つずつのペースで行っています。
通して受講していただいてもいいですし、気になるところだけ選んで受講して
もOK。受講する順番も自由です。

「ガイダンスセミナー」では、研究者へのリサーチをもとに、「なぜ実験補助
に主婦力が求められているのか」を解説し、まずは「自分でもいいんだ!」と
思っていただくことから始めます。次に、実験補助で働く人たちが、実際にど
んな仕事を頼まれ、どんな人たちと、どんな環境や待遇で仕事をしているのか、
ありうるトラブルとその防止策、などをお話しし、最後に履歴書の書き方と面
接の受け方のポイントも大まかに解説します。

「微量の液体の取り扱い方実習」は、ピペットマンの使い方の基本から、マイ
クロチューブの開閉の仕方、微量の液体を正確に測りとって混合する練習、な
どを、実際の実験器具を使って学びます。
マイクロチューブのふたの裏は触らない、ふたを開けている間はしゃべらない、
などのルールも、その理由とともに教えます。
未経験者に仕事を教える際、ピペットマンの使い方も知らないのか・・・と気
づいてげんなりすることありませんか? 
これだけでも身につけてあれば、研究者の負担を少し減らせるのではないか?
と思い、短い時間ですがポイントを押さえて教えています。

「水溶液の調製と秤量の実習」は、実験補助でよく頼まれる仕事のひとつであ
る「バッファーの調製」を想定して、渡されたレシピを見て、必要な試薬量を
計算し(%濃度表示、モル濃度表示とも)、正確に秤量し、水に溶かしてメス
アップするまでの一連の操作を学びます。
特に、「試薬瓶の中身を汚染せずに」秤量するためのポイントをしっかり教え
ています。

「応募書類と面接のポイント」は、一連のセミナーで最も人気のある回です。
履歴書に加えて、職務経歴書と、書類送付時に入れる添え状の3点セットの書
き方を学び、面接で想定される質問にスムーズに答える準備をします。
結局、応募書類も面接も、ラボのボスが知りたいこと、つまり応募者の「人物
像」を正確に伝えるためのものですが、そもそも自分がどんな人間なのか、ア
ピールすべきポイントは何なのか、意外とわかっていなかったりします。
自分でも忘れていた経験やスキルを掘り起こし、見やすくレイアウトする、そ
んなイメージで準備していくワークも行います。

というわけで、「研究者のニーズに応えること」を最大の目的としているセミ
ナーなのですが、研究者の皆さんから見てこの内容はいかがでしょうか?
「こんなことも教えておいて欲しい」ということがありましたら、ぜひお知ら
せください。

最近、「近々公募をかけるので、よい人がいれば推薦を」というお話をいただ
くことが多くなりました。希望条件にあう方に連絡を取り、応募をお勧めして
いますが、採用されるかこちらもドキドキ。採用連絡を双方からいただくと、
ほんとにうれしい気持ちになります。

主婦力のある、優秀な実験補助志望者はこれからも増えていくと思います。
研究者の皆さんにとって、実験補助者の公募をかけることが「楽しみ」になり
ますように・・・。
また研究所で生き生き働く主婦がひとりでも多く生まれるように、これからも
陰ながら応援していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

セミナー日時、会場、お申込み等についての情報はリーゾのHPにあります。
http://rizo.co.jp/

(つくば以外の地域の実験補助者志望主婦の方には、通信講座も提供してます。
詳しくは「実験補助者育成講座」公式HP
http://jikken-hojo.com/
をご覧ください)

■ コ ー ヒ ー ブ レ イ ク ━━━━━━・・・・・‥‥‥………

「交配袋」のその後

すいすい通信7月号で「英国製の交配袋」をご紹介したのをご記憶ですか?
英国製の交配袋は、イネには小さすぎて残念ながらリーゾでは使えませんでし
た。
その代わり、英国製のものを参考に、某繊維会社の高機能不織布のサンプルを
取り寄せて、自作して使ってみました。

取り寄せた不織布は、(1)花粉を通さずに空気と水蒸気を通し、(2)水に
強く撥水性があり、(3)光をよく通し、(4)軽く、(5)ポリシーラーで
の蒸着が可能、という優れものです。
購入は500メートル巻き(!!)から、ということでとても無理でしたが、サ
ンプルをお願いしたところ、1平方メートル分を送ってくださいました(交配
袋にするには十分すぎる量です!)。

この不織布で交配袋を作り、この夏の交配に使用してみました。
透光性と通気性がよすぎて過乾燥にならないかと心配しましたが、そんなこと
はなく、ちゃんと交配種子を得ることができました。

実はこれまで使っていた交配袋は、グラシン紙ならぬコピー用紙を封筒状に整
形しただけのもので、それでも交配自体はちゃんとできてたんです。
問題は、水遣りの際に水がかかってしまうと、乾くまで触れない(破れる!)
ことと、カビが生えやすいことでした(それでもなんとかやってきましたが)。

不織布なら、水がかかっても全く問題なく、すぐに乾くし、カビも生えにくく
(ぜんぜん生えないことはありませんが)、収穫が快適。使用後も質感が変わ
らないので、洗って取っておけばたぶん来年も使えそう。なかなか良かったで
す。

ところで、「不織布」と一口に言っても、かなり奥が深いことがわかりました。
身近なところでは、使い捨てマスク、三角コーナーゴミ袋、ホコリ取りシート、
エアコンフィルター、出しパック(お茶パック)、油こし紙、花束をラッピン
グする紙、などが思い浮かびますが、見えないところでいろいろな使われ方を
しているようです。ご興味ある方、ヒマなときに探してみてください。

機能性不織布を利用した交配袋については、単なる興味でやってみただけのつ
もりでしたが、お困りの研究者様のお役に立つ可能性を考え、商品化を検討中
です。
ご研究のうえで交配袋をお使いの皆様、次のコーナーの「お尋ね」に、ぜひご
協力お願いします!

■ す い コ ム ! コ ー  ナー ━━━━・・・・・‥‥‥………

『すいすい通信と読者との双方向コミュニケーション』、略してすいコム。

第6回のお尋ね
「Facebookって、どうですか?」

読者の皆さんと、リーゾの周囲にいる方にお聞きしたところ、使っている方、
使っていないという方、半々・・・という感じでした。

使っていない方の多くは、やはり「個人情報を出すのは怖い」「なんとなく怖
い」という理由が圧倒的。「(昔の友人とつながる)必要性を感じない」「仕
事とプライベートの切り分けが難しそう」「興味はあるが試す暇がない」とい
う方も。

使っている方からは、「育児の話や子供の写真を友達と共有できて楽しい」
「仕事上の情報発信に使える」「人脈を作れる」「昔の友人と再び、あるいは
より強くつながれる」「知人の意外な一面がわかる」などの利点が出てきまし
た。
便利さを感じつつも、「アプリは入れない」「公開範囲を絞る」「生年月日は
嘘を書いてる」など、リスク管理に気を使う声もありました。
研究者で、研究の新たな展開にうまく使えた、という例を期待したのですが、
今回は残念ながらそのようなコメントはありませんでした。

筆者自身の「友達」関係を見てますと、「プライベートな話限定」で発信する
人と、「仕事限定」で発信する人、「両方」を発信する人、に分けられます。

何かひとこと発するたびに、膨大な「いいね!」や「コメント」を獲得する人
は、やはり心に響く熱いもの、面白いこと、共感できること、役立つことを、
頻繁に発信しているようです。
「暇じゃないとできないなあ(失礼ながら)」と思ったりもしますが、何事
も「使いこなす」にはエネルギーが要るのでしょう。

一方、会社の上司からの「友達リクエスト」や「いいね!」が「ソーシャルハ
ラスメント」と言われたりもします。本場米国では、仕事関係には友達リクエ
ストをしないのが暗黙の了解とか(でもそれも寂しいような)。

結局は、ひとそれぞれ、自分に合った使い方で、リスク管理も自己責任で、楽
しんで使うのが正解、ということなんでしょうね・・・。
 
さて、すいコム!コーナー、続いてのお尋ねは、前項「コーヒーブレイク」の
続きです。
第7回のお尋ね
「交配袋の調達、どうしてますか?」

植物の人工授粉や、純系の維持のために使われる小さな袋が「交配袋」です。
研究目的によっては、毎年大量に使うものですが、市販品はあまりないので、
手作りしている方が多いのではないかと思います。

材料を購入して、裁断して、パートさんに整形してもらう、という場合が多
いかと思いますが、手間や材質に、不自由は感じていらっしゃいませんか?

質の良い交配袋が市販されていたら、どのくらいの値段なら「買い」ですか?
もしくは、グラシン紙に代わる自作用の素材があったら欲しいでしょうか?

・うちのラボではこうしている(お勧め作成法・使用法)とか、
・今使っているものはこんなことで困っている、とか、
・こんな交配袋が欲しい!(理想の交配袋)、とか、
交配袋にからむご意見、何でも結構ですのでお寄せください!

ご協力いただいた方には、ささやかなプレゼント(リーゾで今年試作した、高
機能不織布製の交配袋、イネサイズ1枚)をお送りしますので、素材感、サイ
ズ等について改めてご意見をいただければ幸いです。

お気軽に、このメールにご返信ください(他の読者に送られてしまうことはあ
りません)。
コメント、お待ちしております!

■ リ ー ゾ か ら の お し ら せ ━━━・・・・・‥‥‥………

○「異分野融合・テクノコロキウム」に出展します

平成24年10月17日(水)10時30分~16時30分、農林水産省農林
水産技術会議事務局筑波事務所にて開催される表記展示会に、昨年度に引き続
き出展させていただくことになりました。
お近くの研究者の皆様、ぜひご来場ください。お目にかかれることを楽しみに
しております。
☆当日リーゾのブースにて簡単なアンケートを実施いたします(粗品つき)
☆出展企業間で、「名刺交換コンテスト」を行うそうです。果たしてリーゾは
入賞できるのか?結果は来月号にてお知らせします。

「異分野融合・テクノコロキウム」のウェブサイトはこちらです
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2012/09/043736.html

○実験補助セミナー

9月19日に実験補助セミナー「水溶液の調製・秤量の実習」を行いました。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/9-8001.html

次回は10月16日(火)、「応募書類と面接のポイント」です。
場所はつくば市二の宮1丁目「ワンコイン寺子屋」です。
詳細はリーゾのHPをご覧ください。
http://rizo.co.jp/

先月は、研究者さんからの推薦依頼にお応えする形で、優秀な受講生が2名、
就職を果たしました。今後の活躍に期待です!

○リーゾのホームページが新しくなります

現在、リニューアル作業中です。会社らしいデザインになり、使い勝手も良く
なります。「すいすい通信」専用ページも新設します。
トップページのURLは変わりません。
近日中にオープンいたします。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○先日、娘の誕生日祝いを兼ねてディズニーランドに行きました。毎度のこと
ながらディテールまで徹底した「完璧さ」に圧倒されます。それを支えている
のが「顧客満足」という強い理念であることも感じます。
「ゲスト」としてもてなされる快感をつかのま楽しんできて、今度はもてなす
番。気を引き締めてがんばります。

○台風17号が通過した翌日の10月1日に、リーゾ初の「稲刈り」をしまし
た。2アールほどを手刈りして「おだがけ」してきました。リーゾで作った品
種が待望のお米になるまであと少し。それにしてもお米作りは手間がかかるも
のだ・・・と、改めて実感しています。

稲刈りの模様はブログ記事にあります(写真入り)
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-5d0c.html

○メダカが殖えた話を前に書きましたが、秋になり、産卵シーズン終了。今年
生まれた「光るメダカ」たちは、順調に里親が決まり、無事に巣立っていき、
リーゾの売上にも、若干ですが貢献してくれました。
メダカちゃん、ありがとう!

○最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、リーゾと「すいすい通信」を、よろしくお願いいたします!

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いましたら、ぜひご紹介くださいますよう、お願いいたします。

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【すいすい通信】

発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日

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