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2012年10月の8件の投稿

2012年10月31日 (水)

交配袋「工房」です

先週販売開始したばかりの「交配袋」が、

びっくりするほどご好評!!!で、

立て続けにいろいろな植物種の研究者さんから、「試供品請求」をいただきました。

ラインナップは3種類ありますが、ご希望のサイズがある場合にはそのサイズで試作してお送りしています。

ご注文のほうも、1000枚単位のご注文をすでに3件もいただいてしまいました・・・。

  

当面、試供品を作れれば十分・・・くらいにのんきに考えていたので、

大口のご注文を受け、大慌てで製作体制を作りました。

(・・・ってほどでもないですけど)

Photo

じゃーん。

ちょっとした「工房」っぽくないですか?

実はこの場所はリーゾの応接スペースで、

来客予定があるときは撤収しなくてはならないのがつらいところです。

 

右奥にあるのが、原材料となる不織布のロールです。

500メートル巻きで、見た目小さいですがかなり重いです・・・。

1単位の長さにカットし、左側に設置したシーラーで成型して、1枚ずつカット。

出来具合をチェックして、100枚をカウントして束にして完成。

どのスタッフでも、ひとり1時間あたり100枚作れることを目標に、

手順や道具、配置の仕方などちょっとしたことの「カイゼン」に余念がありません。

製造開始してまだ3日ですが、だいぶ目標に近づいてきました。

こういう工夫は主婦の得意とするところ。

「主婦力」で解決できるものと信じてがんばってます。

(解決できないと原価が上がってしまう!という切実な問題がありますからね・・・)

  

スタッフも、社長+現主婦スタッフ2名に加えて、

「実験補助講座通学コース」の生徒さん(やっぱり主婦)に助っ人を頼むことになりました。

こういうとき、すぐに確かな人材に来てもらえるというのは、

実験補助講座を始めたいちばん大きなメリットですね。

 

ご注文くださった研究者の皆様には、納品をお待たせして申し訳ありません。

このような体制でがんばっておりますので、納品までしばらくお待ちくださいませ。  

500メートル巻き1本分で試験販売終了、と一つ前の記事で書いたばかりですが、

これまでのご注文分だけでオーバー必至となりました。

ロールを1本追加注文しましたので、とりあえずはそれがなくなるまで、に変更します。

  

交配袋の販売ページはこちらです

(あまり宣伝すると製造能力を超えてしまうので控えめに・・・)

   

  

  

  

2012年10月22日 (月)

リーゾオリジナル「交配袋」

植物の人工授粉に必要な「交配袋」を自作されている研究者のみなさんから、

「交配袋を商品化してくれないか?」というご相談をお受けし、

研究者のみなさんのご協力・ご監修を頂いてリーゾで開発した交配袋を、

このたび試験的に販売を開始することになりました。

交配袋販売のページはこちら(リーゾのHP内)です。

 

Photo

こんなふうに使います(イネの穂にかぶせたところ)。

 

素材はこれ。

Photo_2

某国内有名メーカーさんの開発による、高機能不織布です。

 

交配袋のサイズは、とりあえず「イネ用小」「イネ用大」「ソルガム用」の3種類をご用意。

そのほか、ご希望のサイズへの成型ももちろん可能です。

1枚あたり30円~60円と、人件費も考えるとぎりぎりの低価格でご提供します。

送料で赤字になってしまうと困るので、最小単位100枚での販売とさせていただきます。

   

試験販売は、初回材料調達分(500メートル巻き)がなくなるまでを予定しています。

ご希望の方は、早めにご予約を!

試供品もご用意していますので、まずはぜひ質感をお確かめください。

   

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

2012年10月18日 (木)

2012異分野融合・テクノコロキウム

平成24年10月17日10時~16時、

農林団地内の農林水産省技術会議筑波事務所1階にて、

「農研機構2012異分野融合・テクノコロキウム」

が開催され、リーゾも出展してきました。

 

Photo

今年の展示はこんな感じです。

2枚の大きなポスターと、社名ボード下の「ザグリンくん」のコメントは、

主催者側で印刷して掲示してくれてました。

展示物は各種チラシ、取説(英語版も初お披露目!)、核酸抽出法検討例集、

「すいすい通信」全バックナンバー、それにリニューアルしたHPです。

 

さらに今年は、リーゾカラーのエプロンを用意しました。

Photo_2

写ってませんが、スタッフMさんKさんもお揃いのを着用してます。

(スタッフは普段は日替わりなので、3人揃うことは珍しいんですよ)

 

さらにさらに、今年はなんと、プレゼントつきのご来場者アンケートも用意しました!

こちらがプレゼント(粗品)。

Photo_3

中には、ご挨拶カード 、ポスター縮小版のチラシ、「すいすい通信」最新号と・・・

Photo_5

かわいいスイーツ消しゴムが入ってます!

 

がんばった結果、アンケートは37枚回収できました。

うち、「リーゾ製品を知らなかった」とお答えの方が31枚と圧倒的・・・。

うち、「使ってみたいリーゾ製品がある」とお答えの方が16枚

まだまだ、リーゾの製品を知っていただく努力が足りないなあ・・・と実感しました。

出展させていただいてよかったです。

 

16時からの交流会では、出展企業間で名刺交換数を競うコンテスト結果発表が。

リーゾはなんと「3位」に入賞しました~!!!

プレゼントつきアンケートをがんばった効果だと思います。

(表彰時のコメントで、「消しゴムまだありますよ!」と言ったら、さらに3枚ほど増えました。)

交流会では「ユメシホウ」を使ったシナモンロールとクロワッサン、

それにチーズホエーを使ったドリンクヨーグルトも振舞われ、

疲れた身体においしくしみこみました・・・。

 

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

アンケートで「興味あり」としていただいた方には、個別にご案内をお送りしたいと思っておりますが、

なにぶんマンパワーが足りないので、気長にお待ちいただければと思います。

それまでは、リニューアルして情報量が格段に増えた、リーゾのHPをご覧くださいませ!

 

http://rizo.co.jp/

 

 

10月の実験補助セミナー

平成24年10月16日(火)10時~、いつものワンコイン寺子屋さんで、

実験補助セミナーを開催しました。

いつもは第三水曜日なのですが、

10月17日(水)に「農研機構 異分野融合・テクノコロキウム」への出展を行うため、

今回限り(たぶん)火曜日にずらして行うことになりました。

 

今回は、シリーズ4回目の「応募書類の書き方と面接のポイント」です。

ご予約は9名あったのですが、当日キャンセルが2名出て、受講者は7名でした。

(写真をとりそびれたので今回は写真なしです)

 

初めての方もいらしたので、まずはこのセミナー開催の経緯と、「主婦力」の説明。

そして履歴書と比べてあまりなじみのない「職務経歴書」と、「添え状」をつける意義の説明

  

次に一連の応募書類を作る前の、自分自身の経験とスキルを洗い出す「ワーク」を行います。

自分でも忘れていた過去の「宝物」を探して、わかりやすく並べる、というワークですね。

10分間ですが、皆さんすごく集中して書いてました。

用意したフォーマットは表形式ですが、書きにくいときは、「マインドマップ」を作るといいですよ!

(マインドマップの書き方については、いろいろなサイトがあるのでここでは説明省略します)

 

ワークの残りはご自宅でやっていただくことにして、つぎに

職務経歴書(4段構え)と、添え状(これも4段構え)の形式と書き方と必勝ポイント

を解説しました。

ワークをきちんと行って、自分自身のアピールポイントを洗い出したうえで、

解説の通りに作れば、書類審査通過はたぶん間違いなし!です。

 

書類審査通過の暁には面接ですから、つぎはその準備のワークです。

準備なしで面接に臨むと、半分も自分のよさをアピールできません。

緊張してうまくしゃべれなかったり、逆にしゃべりすぎたり、

謙遜しすぎて余計なことを言ってしまったり・・・。

そんなことにならないよう、研究者が面接でよく質問することを列挙したシートをお渡しして、

自分ならこう答えよう、という内容を隣に書いていただきます。

要するに、「想定問答集」を作る感じですね。

ですが、いまの時点で答えられないような質問、たぶんあると思います。

このまま面接に臨んだら、研究者は「この人はちゃんと勤めてくれるのかな・・・?」

と、不安で採用できません!  

     

仕事に出るということは、日常生活がかなり変わることを意味します。

家族の理解や協力の約束をきちんと得たり

家事の段取りを変えて時間を確保したり、

子供の保育や放課後の居場所を確保したり

きちんと考えておかないと、職場にも迷惑をかけることになるし、

何よりも自分がつらくなってしまいます。

  

そうならないためには、徹底的に準備すること。

準備ができていれば、自信が持てて、その自信が表情に現れ、

同じセリフをしゃべっても、説得力が違ってきますからね。

  

今回の質疑応答では、

「履歴書をメール添付のときはパソコンで作るとして、

郵送またはメール添付、みたいな時にはパソコン作成でいいのか?」

という質問が出ました。

研究者にリサーチしてみると、「手書きでない履歴書は落とす」と仰る方も多い一方で、

「パソコン作成でメール添付してくれる方が歓迎」という方も、だんだん増えてきています。

募集情報の文面だけで判断するのはなかなか難しいですが・・・。

もう少し、研究者さんに「本音」をリサーチしてみようと思います。

   

さて次回からはまた最初の「ガイダンスセミナー」に戻ります。

11月14日(水)10時半~12時いつものワンコイン寺子屋さんで行います。

(開始時刻が通常より30分遅くなりますのでご注意ください)

「面接では聞けない、本音のQ&A集」のプレゼントつきです。

  

リーゾのHPのリニューアルに伴い、実験補助者育成セミナーのページもわかりやすくなりました。

そちらもぜひ参考にしてください!

  

http://rizo.co.jp/

 

 

  

2012年10月 9日 (火)

HPをリニューアルしました!

リーゾのホームページが新しくなりました。

Hp

以前のHPは、右も左もわからない中、素人が一所懸命に手作りした、

それはそれであったかくていい感じのものでしたが、

このたび、研究開発会社としてのイメージに合うデザインにリニューアルしました。

 

   

リニューアルにより、HPの情報量が大幅にアップし、また情報が探しやすくなりました。

核酸抽出試薬の取説のダウンロードもしていただけるようになります(順次追加中です)。

さらに、少しだけですが英語版のページも作成してありますので、

原著論文投稿等で試薬の照会が必要な際にはこちらをご利用ください。

実験補助者育成セミナーのページを充実させ、通信講座、通学講座のページを新設したほか、

「すいすい通信」のページも作り、バックナンバーが見やすくなっています。

   

といっても、今回のも実は手作りです。

至らない点も多いかと思いますが、

お気づきの点がありましたらお知らせいただければうれしいです。

自分自身で、いつでも自由に手を加えて更新できるところが、

手作りの良い点ですから・・・。

   

リニューアルしたリーゾのHP、ぜひ一度ごらんください!

http://rizo.co.jp/

  

  

  

  

  

 

2012年10月 4日 (木)

H24異分野融合テクノコロキウム

来たる平成24年10月17日(水)、

「農研機構・異分野融合テクノコロキウム」にリーゾが出展いたします。

 

展示を予定しているのは、

・リーゾのオリジナル核酸抽出試薬「DNAすいすい・RNAすいすい」シリーズ

・SNPマーカー作成サービス「すにっぷすいすい」

・実験補助者育成講座

についてのご紹介です。

去年と同様、手作り感あふれる(女性らしい?)展示になるかと思いますが・・・

スタッフとの雑談を楽しみにいらしていただければ幸いです。

当日、簡単なアンケートにご協力いただいた方に、粗品を進呈します。

今後の新製品開発・サービス向上のためにご協力よろしくお願いします。

  

「異分野融合・テクノコロキウム」の公式ウェブサイトはこちらです。

http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2012/09/043736.html

   

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

2012年10月 3日 (水)

すいすい通信vol.18 2012年9月号

「すいすい通信」のバックナンバーです。

(最新号を配信後、前回号をバックナンバーとしてアップしております)

   

☆  すいすい通信 ☆ vol.18  2012年9月5日配信

稲穂も頭を垂れる9月になりました。
残暑は厳しくても、日の短さに秋の気配を感じます。夏の疲れが出る頃でもあ
りますが、食欲、読書、スポーツと、楽しいこと満載の秋。気持ちよく満喫し
たいものです。
それでは「すいすい通信」9月号、張り切ってお届けします!

_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ・特集・・・・・・・・・DNAすいすいシリーズ 使いこなし「ちょいテク」
 ・コーヒーブレイク・・・・・・・・・・・・・ゲル撮影装置を手作りする
 ・すいコム!コーナー・・・・・・・リーゾでやったらいいビジネス【回答】
 ・リーゾからのお知らせ
 ・編集後記 

■ 特 集  ━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
DNAすいすいシリーズ 使いこなし「ちょいテク」

農産物やその加工食品、環境材料、微生物までいろいろな「難しい材料」から
DNAがすいすい(=簡便・迅速・低コスト)で取れる「DNAすいすい」シリーズ。
いつもご愛用ありがとうございます。

今回は、DNAすいすいを使いこなす「ちょいテク」をいくつかご紹介します。

Q:溶解後の「添加剤」を長期保存するには?

P、R、VS、L、Wに付属の「添加剤」は、「添加剤溶解液」に溶かしたら、1週
間以内にお使いください、と取説には書いてあります。
でも、DNAの抽出は、そんなにまとまって必要になるとは限りません。
1回に使う量が少しずつで、長期間にわたって使い続けたい場合には、マイク
ロチューブに1~2回分の量を小分けにして、冷凍保存することができます。
凍結融解は、2回程度までは問題ないことを確認しています。

Q:添加剤(P、R、VS、L、W)、抽出補助剤(W)とバッファーのカクテルを作る
のが面倒!

チューブにバッファーを規定量入れて、添加剤、抽出補助剤をぴゅっぴゅっと
加えていくだけでOKです。
抽出補助剤は、バッファーに加えると白濁しますが、溶けるまで混ぜたり温め
たりする必要はなく、そのままサンプルを加えて、ホモジナイズに進めます。

Q:サンプルがつるつる滑って、ペッスルでつぶせない!

E、F、Wはぬるぬるする成分が入っているので、バッファーがたっぷり入った
状態ではサンプルがつぶしにくいことがあります。
こういうときは、1mlのピペットマンで、バッファーを一端吸い出して少な
くすると、格段につぶしやすくなります。つぶしてからバッファーを戻してよ
く混ぜればOKです。
蛇足ですが、1ml用のチップの先をライターの火でちょっとあぶって穴をふ
さぐと、インスタントペッスルができます。ピペットマンにつけて使うと、力
が入りやすくていいですよ~。
(穴をふさがずに使うと、穴にサンプルが詰まり、にっちもさっちも行かなく
なるのでご注意!)

Q:DNAはたくさん取れるけど、質がいまいち・・・

すいすいシリーズの特徴は、簡便迅速低コストで収量もばっちり、なんですが、
目をつぶっているのがDNAの質。基本的に「PCRの鋳型になるDNA」という基準で
で商品開発しています。
さらに高品質のDNAにしたい場合には、ちょっとコストがかかりますが(1回あ
たり50円~)、市販のカラムを併用するのがお勧めです。
バッファー中でつぶし、遠心した上清に等量のイソプロパノールを混合し、カ
ラムに通して、70%エタノールで2回程度洗浄。その後、滅菌水で溶出します。
このやり方に対応しているのは、PとPFです。
その他のバッファーについても、ちょっと工夫をすればカラム併用可能です。
(詳しくはお問合せください)

市販されている単品売りカラムの情報はこちらにあります。
http://www.chiyoda-s.jp/extraction-column.html
(チヨダサイエンス様HP)
http://www.genedesign.co.jp/products/others/others.html#econo
(ジーンデザイン様HP)

DNAすいすいシリーズは、シンプルな商品設計のため、抽出スケールの拡大・
縮小はもちろん、フェノクロ省略、カラム併用など、いろいろなアレンジが可
能です。
研究者の皆様からも、「こんな風にも使えたよ」というお声をいただくことが
あります。
もっと便利に使っていただけるるよう、情報収集&発信していきたいと思いま
すので、どうぞよろしくお願いします。

<<「DNAすいすい」シリーズのご案内>>

澱粉の多い植物組織向け
DNAすいすい-S
http://rizo.co.jp/DNA-S.html

ポリフェノールの多い植物組織向け
DNAすいすい-P
http://rizo.co.jp/DNA-P.html

粘性物の多いバラ科植物組織向け
DNAすいすい-R
http://rizo.co.jp/DNA-R.html

バラ科以外の粘性物の多い農産物向け
DNAすいすい-VS
http://rizo.co.jp/DNA-VS.html

魚類体表粘膜、動物唾液など向け
DNAすいすい-F
http://rizo.co.jp/DNA-F.html

脂質の多い植物種子向け
DNAすいすい-L
http://rizo.co.jp/DNA-L.html

土壌・環境水など向け
DNAすいすい-E
http://rizo.co.jp/DNA-E.html

木材等の乾燥植物組織向け
DNAすいすい-W
http://rizo.co.jp/DNA-W.html

加工食品向け
DNAすいすい-PF
http://rizo.co.jp/DNA-PF.html

(RNA抽出バッファー「RNAすいすい」シリーズもございます。)
http://www.rizo.co.jp

■ コ ー ヒ ー ブ レ イ ク ━━━━━━・・・・・‥‥‥………

ゲル撮影装置を手作りする

DNAを扱う研究室なら必ずあるもののひとつが、ゲル撮影装置です。
電気泳動実験そのものは電気泳動槽があればできますが、これがないと泳動結
果を見ることができないので意味がありません。
そういう意味で必須なんですが、電気泳動槽に比べると非常に高額な機器です。

リーゾのラボを立上げたとき、困ったもののひとつがこれでした。
CCDカメラとプリンタのついた撮影装置は100万くらいして、新品を買うのは無
理だし、中古品もそう都合よくは出ません。

というわけで、ゲル撮影の「原理」から考えて、手作りしちゃいました。

まず、必要なものは「トランスイルミネーター」です。うちのはかなり古いも
ので、ミニゲルしか乗らないサイズですが、十分使えます。

そして、暗箱となる適当な箱。照射面を完全に覆える大きさが必要です。底を
抜いて筒状にします。リーゾでは、15センチ角程度のお菓子の空き箱を利用。

それから、紫外線をカットするためのオレンジフィルタ、の代わりとなる、オ
レンジ色のアクリル板。
20センチ角くらいの大きさで、ホームセンターで数百円で買ってきました。

そしてデジカメ。マクロモードがありさえすえば、安いもので十分です。
(携帯のカメラ機能でも間に合います。)

最後に、発泡スチロールの板。箱の上面を覆う大きさのもの。
中央に、デジカメのレンズ部分がはまる穴を開けておきます。
カメラの焦点距離を合わせる役目もあるので、厚みは適宜調整します。リーゾ
のは2センチくらいの厚みです。

いよいよ組み立てます(ってほどでもないですけど)。
トランスイルミネータに、暗箱、アクリル板、発泡スチロールの板、デジカメ
の順に乗せてできあがり!

ゲル代わりに、紫外線で光るものさしを置いて、テスト撮影してみましょう。
デジカメをマクロモードにして、「フラッシュ禁止」で撮影します。
うまくピントがが合わない場合には、発泡スチロールの板を重ねるなどして調
整してください。
泳動像にピントを合わせるコツは、ゲルの隣に置いたものさしの目盛りを狙っ
て半押しで合わせ、そのままゲルに合わせてシャッターを切ることです。

これで撮影したものは、一度パソコンに取り込み、画像編集ソフト上で明度を
調整したり(ゲル撮影装置に比べると暗く撮影されます)、彩度をゼロにした
り(泳動写真は白黒でないと気持ちが悪い?)、要らない部分をトリミングし
たりした上で、プリンターで印刷します。
実験ノートをパソコンで作成している場合には、貼り付けもラクにできて便利
ですよ。

研究予算も厳しいうえに、政治も経済も先が見えない昨今。
もしかして研究室のゲル撮影装置が突然壊れ、かつ代替え機をすぐには買えな
いなんて事態が、起こらないとも限りません。
ビンボーネタで恥ずかしいんですが、そんな時、お役に経つかもしれない・・
ということで、手近なもので手作りする方法をご紹介しました!

■ す い コ ム ! コ ー  ナー ━━━━・・・・・‥‥‥………

『すいすい通信と読者との双方向コミュニケーション』、略してすいコム。

第5回のお尋ね
「リーゾでやったらいいと思うビジネスは何?」

今回は、メールでのご返答だけでなく、いろいろなところ(Facebookとか)で
いろいろなコメントを、読者以外の方も含めてたくさんいただきました。

前回、メダカの話題を出したので、それに関連するアイデアとしては、
・実験用に使うメダカを供給するビジネス
・「宇宙メダカ」(を繁殖させて売る?)
・在来種メダカのDNA鑑定
ちなみに、Medakaって国際語だそうです。知りませんでした・・・。
日本のマニアが作った美しいメダカ品種、世界にも売れるかもしれないですね。

実験補助者育成に関連するアイデアとしては、
・実験補助の優秀な人材を、研究者に紹介するビジネス

子供向けキットの関係で、
・オリジナル教育用実験キットの開発・販売
・学校の先生向け教材の開発・販売

その他、
・研究者の週末起業向けレンタルラボ
・ネットオークションの使いこなし方教室
なんてのもいただきました。

何事もゆっくりゆっくりのリーゾ、実現するかどうかはまったくわかりません
が、どれもわくわくしそうなアイデアですので、気長に温めていきたいと思っ
ております。
(ネットオークションの使いこなし方教室は、主婦向けセミナー特別企画とし
て9月に開講することになりました。)

皆様、ありがとうございました~。
 
さて、すいコム!コーナー、続いてのお尋ねです。
第6回のお尋ね
「Facebookって、どうですか?」

私自身は使い始めて1年くらいで、それほど頻繁に利用しているわけではない
のですが、中学時代のの水泳つながり、高校同窓会つながり、大学のサークル
つながりなどの友達と久しぶりにコンタクトできたり、名刺交換で終わってし
まいがちなつながりを「人脈」に育てていけたりと、そこそこ有意義に使って
います。

逆に、実験補助セミナー受講生の主婦には、「何となく怖い」と登録すらしな
い方も多いです(確かに、どこまでプライベートを出すか、知らない人を友達
承認するかどうか、などの判断はなかなか難しいとは感じます)。

皆さんはいかがでしょうか?
研究者なら、論文でしか名前を知らない研究者に直接コンタクトできたり、実
はこういう人なんだ~、と身近に感じたり、雑談から共同研究に発展したり、
ということになったりするのでは・・・と想像するのですが、実際はどうです
か?

このアドレスに、お気軽にご返信ください。
(他の読者に送信されることはありません。掲載は匿名でいたします)

■ リ ー ゾ か ら の お し ら せ ━━━・・・・・‥‥‥………

○「異分野融合・テクノコロキウム」に出展します

平成24年10月17日(水)10時30分~16時30分、農林水産省農林
水産技術会議事務局筑波事務所にて開催される表記展示会に、昨年度に引き続
き出展させていただくことになりました。
お近くの研究者の皆様、ぜひご来場ください。お目にかかれることを楽しみに
しております。

○実験補助セミナー

8月22日に実験補助セミナー「微量の液体の扱い方実習」を行いました。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/8-8657.html

次回は9月19日(水)、「水溶液の調製と秤量」
10月16日(火))、「応募書類と面接のポイント」
お近くにご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお伝えください。
場所はつくば市二の宮1丁目「ワンコイン寺子屋」です。
詳細はリーゾのHPをご覧ください。
http://rizo.co.jp/

○「DNAすいすい/RNAすいすい」シリーズの海外向け販売を始めました

製品名はDNAs-ici! RNAs-ici! series(そのままです)。
同じくつくばのベンチャー(商社)である「東京未来スタイル」様から販売し
ていただくことになりました。
海外にも、いろいろな材料から核酸が取れずに困っている農学研究者がたくさ
んいるはず・・・。お役に立てればうれしいです。

株式会社東京未来スタイル様のHPはこちらです
http://tokyofuturestyle.com/

(海外販売開始に伴い、英語版取説を作成しました。必要な方にはPDFでお送り
いたしますのでご用命ください)

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○8月31日に、文部科学省と筑波大学が主催する「第2回リサーチフェスタ
2012」に参加してきました。
理数学生応援プロジェクト・育成支援事業に参加する全国の大学の学部生が、
つくば国際会議場に集い、研究発表・活動報告と情報交換を行うという催しで
す。僭越ながら「審査員」を務めさせていただきましたが、どの発表も生き生
きと楽しそうに行われていたのが印象的でした。がんばれ日本の理系学生!

(第2回リサーチフェスタ2012の詳細はこちらにあります)
http://www.esys.tsukuba.ac.jp/AC/RS/research_festa_2012.html

○友人の要望で作成した子供向けのDNA抽出キット「DNAすいすいfor Kids」、
Facebookで紹介したところ、「欲しい!」と言う友達がたくさんいてびっくり。
自由研究に間に合うよう、急いで追加作成して送りました。さらに、「数年先
に使うから改良版を予約」「女の子が喜ぶ実験キットを」「クワガタが国産か
どうかわかるキットは?」「国語や数学の宿題が終わるキットも欲しい」等、
無茶なのも含めたくさんの要望が・・・。
成り行きで取り組んだ仕事でしたが、思いがけずいただいた反応を大事にして、
来年度はもっといいキットを出したいなと思っています。

DNAすいすいfor Kidsを用いた抽出実演のブログ記事はこちらです。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/for-kids-a680.html

○前回号「すにっぷすいすいでこんなこと」で紹介した、牛、豚、鶏、羊を識
別する「肉種判別キット」の写真入ブログ記事をアップしました。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-cab2.html

「すにっぷすいすい」の練習でやってみたのですが、なかなか面白い実験にな
りました。今のところ商品化予定はありませんが、いろいろなことに使えそう
です。使ってみたい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

○最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、リーゾと「すいすい通信」を、よろしくお願いいたします!

/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、および関係者の皆様にお送り
しています。この号は219名様に配信しました。
お知り合いで、「すいすい通信」の配信を承認していただける方がいらっしゃ
いましたら、ぜひご紹介くださいますよう、お願いいたします。

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【すいすい通信】

発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日

ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info@rizo.co.jp

【発行元】

株式会社リーゾ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保2-9-2-B201
TEL:029-852-9351 FAX:020-4623-5611
MAIL:info@rizo.co.jp
HP:http://www.rizo.co.jp/

※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。

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Copyright(C) Rizo Inc. All rights reserved.

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2012年10月 2日 (火)

リーゾ初の「稲刈り」

台風一過の素晴らしい秋晴れとなったこの日、

リーゾ設立以来はじめての、「稲刈り」をしてきました!

5月に田植えをして、7月に除草をして、あとはほぼほったらかしだったのですが、

ゲリラ豪雨にも台風にも負けず(前夜が台風17号で冷や冷やしました)、

見事に実りの秋を迎えてくれました。

Photo

品種がコシヒカリではないこと(混ざるとご迷惑)、植えた面積が小さいこと、

手植えしたのできれいに並んでいないこと・・・などの諸事情で、

写真の通り、今どき珍しい「手刈り」になりました。

  

まず稲の株を左手でつかみ、根元から10センチくらいのところを、鎌でざくっと刈り取ります。

左手に持ちきれないくらいになったらあらかじめ用意しておいた、くくり用のワラの上に置きます。

Photo_2

【くくり用のワラ。ワラ数本をまとめて先端をねじったものを1本として使います】

このとき、株の元の方が「バッテン」になるように、斜めに置くのがポイント。

4束分を交互に置いたら、ワラでその交点のところをくくります。
Photo_3

【ワラでくくった稲束】 

くくり方は、ワラを両側から持ち上げて交点のところで交差して両側にぐっと引っぱり、

さらに交差してぐっとひっぱり、さらに交差を繰り返して(ねじり上げる感じ)、

ねじり上げた部分を「わ」にして、稲をくくっているワラに押し込んで終了。

「結ばない」のに、しっかり止まるんですね、これが。

くくった稲は、あらかじめ作っておいた「おだ」にかけます。

「おだ」っていうのは、ひと言で言えば、稲を乾燥させるためのの物干竿みたいなもので、

田んぼのオーナーがご自宅横のスペースに作ってくれてました。

バッテンになっているのは、この「おだ」に引っ掛けやすくするためだったんです。

Photo_4

こんな感じにかけて干します。

    

稲刈りは、2アール程度の面積を、たった3人で、たったの2時間半で終了!

・・・種を明かせば、「指南役」の農家のおばあちゃんがものすごく早くて、

リーゾのふたり以上のスピードで刈り取ってくれたのでした。

 

当日は、最高気温31℃の快晴。

10月とは思えない暑さでくたくたになりましたが、

滅多にできない経験で、面白かったです〜。

 

次の段階は「脱穀」!

通常、コンバインでは刈り取りと同時に終了してしまうステップ。

手作業(機械を使うとはいえ)で行うことは滅多にありません。

これも面白そうなので、できれば体験してみたいと思います。

 

 
ところで、今日稲刈りしたのは、リーゾが開発した初めての稲品種です。

(先日、品種登録出願を済ませました。ご紹介は後日改めて・・・)

玄米になるのはまだ先ですが、どんなお米なのか、ちょっと楽しみにしていてください!

   

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp


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