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2012年6月の12件の投稿

2012年6月28日 (木)

英国製の交配袋(ご参考)

英国の「PBS International社」から取り寄せた「交配袋」です。

Photo

素材はやや厚手の、ポリプロピレンの不織布です。

ポリシーラーで袋状に成型されています。

大きさは2種類あります。

(イネには、大きい方でもぎりぎりな感じです)

非常に丈夫で、何度もリユースできるのが売りみたいです。

価格は大小とも1枚0.4GBPでした。

「すいすい通信」平成24年7月号(7月4日配信予定)の、

読者プレゼント企画のために掲載しております。

ご興味ある方は、製造元のサイトをご覧ください。

http://www.pbsinternational.co.uk/category/product/

  

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

田んぼの住人

5月に田植えをした田んぼ、現在*の様子はこうです。

(*正確には1週間ほど前)

Photo

順調に育ってます。

(雑草も・・・)

 

特別栽培米で減農薬の田んぼだから?かどうかわかりませんが、

この田んぼっていろいろな生き物がいるんですよ~。

2

これ何?と思って調べたら、「タイコウチ」という水生昆虫らしいです。

そういえば昔、図鑑で見たような。

実物は初めてです。

1

こっちはカエルくんです。気持ちよさそう。

緑色のアマガエルもいっぱいいました~。

ゲロゲロゲロゲロ・・・

うるさいくらい啼いてます。

さらにオタマジャクシも、大小いろいろ、足が生えてるやつも。

ちょっと懐かしい気分になりました・・・。

  

田んぼって、不思議な癒し効果があるように思います。

なんだか元気になって、オフィスに戻りました。

 

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

2012年6月23日 (土)

透明金魚くん、小学校へ!

またまたうれしいお知らせです!

  

今年、愛知県の浅井養魚場さんから卵をいただき、

リーゾの温室で孵化してすくすく育っていた「透明金魚」の一匹が、

つくば市の理科支援員を務めているリーゾスタッフKさんに連れられて、

「つくば市立栄小学校」の、6年生の理科の授業に登場!

 

薄型の小さな水槽(花瓶?)で泳ぐ透明金魚に、

光を当ててからだの構造を観察する生徒たち。

Photo   

黒目ぱっちりの金魚に、「かわいい~!!」を連発しつつ、

興味津々、かぶりつきで観察してくれたようです。

   

生き物のからだの構造を勉強するとともに、

小さな命のいとおしさも、実感してもらえたのでは?と思います。

透明金魚くん、大活躍でした!

     

その模様は、つくば市立栄小学校のホームページにも掲載されています。

(左端の写真に写っている女性がリーゾスタッフのKさんです)  

ご担当の前原先生、ありがとうございました!

   

つくば市近郊の小中学校の理科教諭の皆様、

「透明金魚」で、生き物のからだの構造を教えてみませんか?

ご希望あればリーゾまでお知らせください。

教育目的に限り、喜んでお貸しします!

(学校名と授業の様子を弊社ブログでご紹介することをご承諾ください)

  

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

 

2012年6月22日 (金)

6月の実験補助セミナー

6月20日(水)10時~11時半、ワンコイン寺子屋さんにて、

いまや恒例の「実験補助者育成セミナー」を開催しました。

 

今回はシリーズ最終回の「応募書類の書き方と面接のポイント」。

受講生は8名です。

(ご予約は満席だったのですが、台風の影響等で来られない方が出ました)

  

この講座では、履歴書に添える「職務経歴書」の作成に挑戦します。

といっても難しいことはなく、だいたい決まっているフォーマットに従って作ればいいんです。 

では「中身」をどうするか? 

セミナーでは、自信をもって職務経歴書を書けるようになるための、

ちょっとしたワーク=「自分の宝探し」を行います。

     

大概の方は、一度は社会人として立派なお仕事をされていたし、

退職後も地域の一員として、子どもたちの保護者として、

あるいは趣味やボランティアで、いろいろな活動に関わっていたはず。

その中で、知らず知らずのうちにいろいろなスキルを身につけています。

乗り越えてきたことひとつひとつが、大事な「宝物」になってるわけです。

   

宝物、って、大概小さなものですよね。

小さくて、探すのが大変だけど、大きな価値があるから、宝物なんですよね。

まずは、自分の過去に埋もれている宝物を探し出して、磨きをかけて整理していきましょう。

そして、いざ応募するときには、応募先の求めていることをよく見たうえで

自分の棚の中からふさわしいものを取り出して、

わかりやすく並べて、補足説明して、事実を率直にアピールする。

・・・職務経歴書って、そういうイメージです。

(少なくとも、実験補助者で応募する場合には。)

  

次に、面接のポイントをお話しして、

「研究者が面接でよく聞く質問集」に対して、自分なりの回答を書き込むワークをします。

雇う側も、不安があるから聞く訳なので、

それに対して明確な答えが返せないと不安が倍増しちゃいます・・・。

  

家族に過大な負担をかけることにはならないか?

必要なスキルはあるか? 

仕事内容をわかっているか?

・・・などなど。

  

そういう質問に答えられるように、「実態」の方から準備しておくことで、

自分自身も、不安なく仕事が始められるようになるはずです。

 

さて、7月からは新しいタームが始まります。

7月18日(水):ガイダンスセミナー(実験補助の仕事について、概要をお話)

8月22日(水):微量の液体の扱い方実習

9月19日(水):水溶液調製法・秤量実習

10月17日(水):応募書類の書き方・面接のポイント

会場:つくば市二宮3丁目「ワンコイン寺子屋」さん

時間:10時~11時半

受講料:1000円(教材費含む)

定員:各10名

すでにご予約が入り始めております。ご希望の方はお早めにご連絡ください。

(info*rizo.co.jp【*を@に変えてください】、

あるいは029-852-9351株式会社リーゾ内・門奈(もんな)まで)

  

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

  

  

2012年6月14日 (木)

「経営革新計画」が承認されました

昨年6月に、小規模なセミナーから始めた実験補助者育成の仕事。

たくさんの方に受講していただき、就職成功の実績も積んできて、

必要性があり、喜ばれる仕事であるという手応えはつかめてきました。

でも、いつまでも「半分ボランティア状態」では続けることはできません。

利用者が負担に感じることなく、かつきちんと採算が取れる事業に育てるためには、

どうしたらいいのか・・・・?と考え、

まずは「経営革新計画」の承認を目指すことにしました。

 

「経営革新計画」の承認制度は、中小企業者が新たな事業に取り組むことで、

企業の生み出す付加価値を大きく向上させることができると期待される場合に、

その計画にお墨付きを与え、資金調達等を支援するという、国の制度です

(承認するのは都道府県知事)。

  

もちろん初めての挑戦です。

すでに承認を得ている他の中小企業さんから、計画書を見せていただいて勉強したり、

ネットでいろいろ調べたり、数字と格闘したり・・・。

つくば研究支援センターにご紹介いただいたコーディネーターさんにも、

親身の指導をしていただき(3回まで無料。利用しない手はないです!)、

なんとか申請書を完成。

 

5月23日に県庁に書類を持参して1時間ほど質疑応答を行って受理してもらい、

承認審査の結果をドキドキしながら待っていたのですが・・・

昨日めでたく、承認証書が届きました!

Pict1277   

    

実は、リーゾの位置するつくば市には、

経営革新計画の承認を奨励するための補助金制度があり、

承認を受けた事業であれば、必要な経費のうち30万円を補助していただけるんです。

ありがたい制度です・・・(この制度があるのは、茨城県ではつくば市だけだそうです)。

  

「いばらきビジネスプランコンテスト」の入賞プランでもあるこの事業ですが、

今回の計画書作成で、自立採算できる事業としての実現可能性が高まりました。

研究者、主婦、そして我々、三者がともにWin-Win-Winの関係になれることが理想。

経営革新計画承認と、承認奨励補助金を足がかりに、しっかりと成長させたいと思っています。

  

「いばらきビジネスプランコンテスト」入賞のご報告記事はこちら

http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-7ecb.html

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

2012年6月11日 (月)

お客様からのうれしいお知らせ

静岡大学 技術部情報支援部門 大橋和義先生より、

うれしいお知らせをいただきました!

 

『このたび、地元の中学校からのDNA実験の依頼があり、

簡単に、DNAを見られないかという要望だったので

「これは、リーゾさんのDNAすいすいの出番だ!」ということで使わせていただきました。

予備実験でいろいろと試したところ、

コメを炊く際に入れる「オシムギ」を使うと良いことが分かりました。


以下簡単に手順

1.オシムギ1粒をアルミホイルで包みラジオペンチなどで潰す
   (薄く広がるだけで粉末にはなりませんでした、小片にしました)

2.1.5mlチューブに潰したムギを入れる

3.DNAすいすいを200μl入れ、ボルテックス(約1分)

4.10000rpm,3分で遠心

5.上清を100μl取り、同量のイソプロパノールを入れる。

6.チューブをタッピングして混ぜる。

という簡単な操作で、中学生のほぼ全員がDNAを目で見ることができました

  
過去に何回か同様の出張実験をしてきましたが、

タマネギやブロッコリーを使用してきました。

今回初めて、ムギ1粒から抽出実験をしたのですが

少量でかつ簡単に抽出できるのは学校の先生たちも驚いていました。

 


来週からは、大学3年生対象の遺伝子実験も始まります。

そこでも、使用させていただきます。

当初の予定通り、9月のダヴィンチキッズサイエンスでももちろん使用予定です。』

  

(*太字はリーゾでつけさせていただきました)

 

この模様は、静岡新聞にも掲載されたそうですよ!

http://kouhou.hamazo.tv/e3242566.html

(DNA抽出実験の特別授業を行った、「浜松日体中学校」のブログにリンクさせていただいています)

  

「ダヴィンチキッズサイエンス」では、なんと小学生が、

すいすいシリーズでDNA抽出に挑戦してくれるそうです。

小学生からプロの研究者まで使っていただけるなんて、

「DNAすいすい-S」は幸せな製品です。

 

大橋先生、ありがとうございました!

  

DNAすいすい-Sのご案内はこちらです。

http://www.rizo.co.jp/DNA-S.html

 

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

  

透明金魚(しばしのお別れ?)

オフィスの「ペットボトル水槽」で飼育観察中の透明金魚の稚魚たち。

すくすく育っていたのですが、先週から今朝にかけ、ぽつぽつと3匹、

「突然死」してしまいました。

こまめに水換えしているとはいえ、1リットル強の水に10匹は狭くなってきたのか?

そもそも室内で金魚の卵から成魚まで育てるのは無理なのか?

全滅する前に、環境の良い温室のイネ育成用プールに、お引越しさせることにしました。

Photo

このくらいまで育ったんですが。

  

引越し先はこんなところです。

Photo_2

さて、卵からこちらで暮らしているグループはどうなったでしょうか?

これまでは、ぜんぜん姿を見せず、もしや全滅か?と心配していたのですが、

今日は餌に釣られてぞろぞろ出てきました。

・・・それが、室内育ちとは比べられないくらい立派に育ってるんですよ!

で、代表を2匹、連れ帰ってきました。

Photo_4 こちらは透明金魚。大きい!

Photo_3 こちらはたぶん出目金。さらに大きい!

・・・完敗です。

やっぱり自然環境には勝てませんでした。

   

アカムシのほか、最近はまたまた「ドロオイ」も出現しています。

ますます栄養状態が良くなりそうな金魚たちです。

  

・・・なにをやってる会社なの?とお思いの方へ。

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

    

 

 

  

2012年6月 8日 (金)

玄米から始める稲作り

リーゾのお客様(農学系研究者)の中には、

最近注目の「食育」関係の指導を頼まれる方も、いらっしゃるかと思います。

でも、

『ふだん食べているお米が、「イネ」という植物から取れる』ということ、

シンプルな事実ですが、直感的に理解させるのって意外と難しいのではないでしょうか?

 

そこで、お米屋さんやスーパーで普通に売っている「玄米」を種にして、

イネを育てさせる、というのはどうでしょうか?

Pict1237

「えー、こんな米から育てられるの?」

・・・育つんです!(うまくやれば。)

 

種籾や苗って、少量だとなかなか手に入りにくいですが、玄米なら問題なし。

余ったら食べちゃえばいいですし、一石二鳥です!

  

「発芽玄米」なんてものがあるくらいですから、玄米はしっかり発芽します

でも、籾殻を外したお米は、細菌やカビなどに対して、とても無防備な状態になっています。

すなわち、最大の敵は「腐敗」。

ですが、以下の方法でやれば、なんとか育つんです。

 

用意するのは、新鮮な玄米水、キッチンハイター、それにおかず小分け用プラカップ

(・・・理科実験なら次亜塩素酸とシャーレでもいいですよ、もちろん。)

Pict1238

プラカップに玄米を入れ、「ほんのすこし」ハイターを加えた水を、

1センチほどの深さに加えます。

Pict1239

ちなみに「ほんの少し」というのは、水100ccにハイター「2,3滴」くらいです。

   

このまま置きます。

室温(20度前後)でも大丈夫ですが、寒いときや急ぐときは少し温めます。

(ご参考までに、温めるのに便利なのは「使い捨てカイロ」。

発泡スチロールの箱の底にカイロを入れ、タオルを1枚敷いて、プラカップを置き、ふたをすればOK。

これで37度前後の温度が保てて、発芽が早まります。

カイロは、冷たくなったら交換しましょう。)

 

ちょっと発芽したところ。

1

もう少し待ちます。

Photo  

このくらいまで発芽すれば、土に植えても大丈夫です。

ハイターの効果で、水換えなしでも腐らずにここまで発芽できます。

    

ちなみに、玄米を発芽させずに土に植えると、芽が出る前に腐ります。

植物の発芽より、微生物の生育の方がずっと早いためです。

(勉強のため、これもやっておいた方がいいかもしれませんね)

   

芽が出ましたら、「種まき」に進みます。

土をポットに入れて十分に湿らせておき、

発芽した玄米をピンセット(先の細い「お箸」でも可)でつまんで、

出ている芽を上に向けて、慎重に土の上に置いていきます。

Photo_2  

並べ終わったら、上から新しい土を、玄米が見えなくなるまで振りかけます。

Photo_3

このスコップはペットボトルを斜めにカットして作りました(便利です)。

Photo_4  

土をかけたら、ポットをバケツなどに入れて、「土の高さの少し下」あたりまで水に漬けます。

田んぼのように、土が水没してしまうとダメです。

「しっとり濡れているけど、水没はしない」がポイントです。

 

Photo

数日後、何株か育ってきました(歩留まり悪いですが・・・)。

ある程度育ったら、水を増やして田んぼ状態にし、「苗」の状態まで育てます。

 

ここまでできたら、あとは「苗」から育てる場合と同じ。

バケツなどに土と水を入れて、「田んぼ」を作って、

苗を1箇所に3本くらいずつまとめて、「田植え」をしてください。

   

「いつも食べてるお米から、ほんとにイネの苗が育った!」

・・・米はイネの種なんだから、当たり前といえば当たり前ですが・・・

一粒のお米から稲が育ち、米が実ることを目の当たりにすることで、

一粒の米を大切に思う気持ちが、自然と芽生えるのではないか・・・と思います。

  

とても簡単ですから、機会がありましたら、お子さんと一緒にお試しくださいね!

   

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

 

2012年6月 7日 (木)

すいすい通信vol.14 2012年5月号

「すいすい通信」のバックナンバーです。

(最新号を配信後に、前回号をバックナンバーとしてアップしております。)

☆  すいすい通信     ☆ vol.14  2012年5月2日配信
すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、および関係者の皆様(この号
は200名様)にお送りしています。

お知り合いで、「すいすい通信」に興味があり、配信を承認していただける方
がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。

春とは名ばかりで長袖が手放せない日が続きましたが、ふと気づけばいつの間
にか新緑の美しい季節。
新年度もそろそろエンジンがかかってくる頃ですね!
すいすい通信、5月号をお届けします!。

_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 ・リーゾのニュース
 ・特集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「DNAすいすい-R」活用法
 ・コーヒーブレイク・・・・・・・・・・96ラックに粉砕用ビーズを入れる
 ・すいコム!コーナー・・・・・・・・あがらないプレゼンのコツ【回答】
 ・編集後記 

■ リ ー ゾ の ニ ュ ー ス ━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○「いばらき子育て応援宣言」企業に登録されました

「毎日をノー残業デーとします!」と、「実験補助者育成講座を通じて子育て
主婦の社会復帰を支援します!」のふたつを宣言しました。
現在、社長を含め主婦3名で運営しているリーゾ、これからもワークライフバ
ランス重視で地域に貢献する経営を目指します。
ご報告のブログ記事はこちら↓
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-6a0a.html

○実験補助セミナー

4月18日に「微量の液体の取り扱い方」の実習を行い、満員御礼の10名が
受講されました。

4月のセミナー報告のブログ記事はこちら↓
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/3-b8a6.html

○「実験補助者育成講座」の公式ウェブサイトができました!

http://www.jikken-hojo.com/

とても素敵なサイトができました。
お知り合いに、実験補助を目指す子育て主婦の方がいらっしゃいましたら、ぜ
ひ教えてあげてください。


■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
「DNAすいすい-R」活用法
 
「すいすい通信」読者の皆様には、毎号1つずつ、「すいすいシリーズ」のご
紹介をしておりますが、だんだんネタもつきて参りました。

まだご紹介していない数少ない商品のひとつが、「DNAすいすい-R」。
バラ、リンゴ、モモ、西洋スモモ、サクラ、ウメ、ソルダムなどの葉や果実、
花びらなどからのDNA抽出のお役に立っている試薬です。
 
すいすいシリーズは、最初に「デンプンの多い穀類・種子・植物組織」からの
抽出バッファー「DNAすいすい-S」を開発し、「もしかしてこれで全部解決?」
と思っていろいろ試してみるうちに、ポリフェノールを含むものからは取れな
いことが判明。
それがきっかけで生まれたのが、ご存知「DNAすいすい-P」です。

これで全部うまくいくかな、とさらにいろいろ試してみたのですが、リンゴや
イチゴなどペクチンを多く含む材料では、ゼリー状の沈殿が一緒に取れてしま
い、うまくいかないことがわかりました。
 
そこで開発に乗り出したのがこの「DNAすいすい-R」です。
 
デンプンの場合は、「バッファーに溶かし出さない」、
ポリフェノールの場合は、「自動酸化を抑える」「吸着する」の2本立て、
という戦略で解決してきたわけですが、ペクチンの場合は溶かし出さないこと
も吸着も無理。
なので、「DNAと一緒に抽出したあとで、ゼリー状物質だけ取り除く」という
作戦を立てました。
 
DNAとゼリー状物質は、「沈殿するときの条件が少しだけ違う」ことに着目し、
最適な条件を探り、丹念に検討を繰り返して、「これで大丈夫」という条件を
見つけました。
 
とはいえ、かなり微妙な違いなので、同じパラ科植物でも、あるいは同じ植物
でも部位やステージによって、うまくいかないケースも出てきます。

そういう場合には、材料別にプロトコルの修正を検討いたしますので、どうぞ
気軽にお知らせください。

なお、使い方は、
1.材料をバッファー中でつぶす
2.フェノクロ抽出する(材料によっては省略可)
3.上清からゼリー状物質のみを沈殿させて除く
4.上清からイソプロパノール沈殿によりDNAを回収する
以上と、とても簡単です。

蛇足ながら、DNAすいすい-Rは意外なものにも向いており、黒米・赤米などの
色素米からのDNA抽出にもお勧めしております(この場合はステップ3は不要
になります)。

DNAすいすい-Rのご案内はこちらです↓
http://rizo.co.jp/DNA-R.html
 


<<他の「DNAすいすい」シリーズのご案内>>

澱粉の多い植物組織向け
DNAすいすい-S
http://rizo.co.jp/DNA-S.html

ポリフェノールの多い植物組織向け
DNAすいすい-P
http://rizo.co.jp/DNA-P.html

バラ科以外の粘性物の多い農産物向け
DNAすいすい-VS
http://rizo.co.jp/DNA-VS.html

魚類体表粘膜、動物唾液など向け
DNAすいすい-F
http://rizo.co.jp/DNA-F.html

脂質の多い植物種子向け
DNAすいすい-L
http://rizo.co.jp/DNA-L.html

土壌・環境水など向け
DNAすいすい-E
http://rizo.co.jp/DNA-E.html

木材等の乾燥植物組織向け
DNAすいすい-W
http://rizo.co.jp/DNA-W.html

加工食品向け
DNAすいすい-PF
http://rizo.co.jp/DNA-PF.html

(RNA抽出バッファー「RNAすいすい」シリーズもございます。)
http://www.rizo.co.jp



■ コ ー ヒ ー ブ レ イ ク ━━━━━━・・・・・‥‥‥………

96ラックに粉砕用ビーズを入れる
(ラボで役立つ(かもしれない)プチ裏ワザ)

大規模なDNA解析を行う際には、たくさんのサンプルを別々に粉砕する作業が
必要になります。
最近は、96本のチューブがラックに入っていて、そのチューブにサンプルと金
属などの小さな球を入れ、勢いよく振ることにより96個を同時にに粉砕し、DN
A抽出する方法が主流になっていることは、皆さんご存知の通りです。
 
さて、96本のチューブに、小さな金属球(以下「ビーズ」)を入れていくのに、
どんなやり方をお使いでしょうか?
「1粒ずつ手で入れている」という方には耳寄りな情報です。
 
用意するのは、96個の穴の空いたプレートを2枚。詰め替え用のマイクロチッ
プを買うと、チップの支持体としてついてくるものです。
(普通は捨てるものですので、買わなくてもどこかで手に入ると思います)

これを重ね、少しだけずらして、ふちの部分に指を当ててしっかり持ちます。
ビーズを上に載せて軽く振り、全ての穴にビーズが1個ずつ乗った状態にしま
す。
そのままそっとラックの上に移動し、慎重にプレートのずれを戻します。
すると、「ザッ」と小気味いい音を立てて、96個のビーズが96個の穴に落下し
ます。
 
ビーズは、薄型のタッパーなどにあけておくと使いやすいです。
コンタミが気になる場合は、ビーズを滅菌してから、クリーンベンチ内で行う
ことをお勧めします。 

リーゾでは今のところ使うチャンスがない方法ですが(粉砕機も大型遠心機も
ない)、皆様のラボではお役に立つのでは?と思い、ご紹介いたしました!

ブログに、写真入りの記事があります。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/96-2bd3.html



■ す い コ ム ! コ ー  ナー ━━━━・・・・・‥‥‥………

『すいすい通信と読者との双方向コミュニケーション』、略してすいコム。

第1回のお尋ね
「学会発表やプレゼンを、あがらずに上手にやれるアドバイス、教えてくださ
い!」
5名の読者様よりご回答をいただきました。ありがとうございました

リアルなご体験を含めた、懇切丁寧なコメント、そのまま掲載すべきところで
すが、要点をまとめさせていただきます。

☆一度、最大限アガる体験をしてみると、その後は「あのときよりずっと気楽」
と思えるようになる

☆うまいプレゼンではなく、相手に伝わるプレゼンを目指す、と発想を切り替
える

☆自分は役者である、と暗示をかける

☆間違えてもいいから原稿は「読まない」ようにする

☆スライドに(口頭で言うべきことの)最低限の情報を入れておく

☆「聴いて貰いたい」を最優先に考える

☆最初に笑いをとる。あるいは、食品など親しみやすい画像を最初に出す。

☆聴衆を巻き込む(挙手してもらう)ようなネタを振ると楽になる

☆コツなぞない、と心得る

そのココロは・・・の部分はブログにまとめました。
そちらの方もご覧くださいませ(全4回)。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-5c5c.html

すごく魅力的なプレゼンを行える研究者でも、原稿を手に、ガチガチに緊張し
ていた時期を経験していらっしゃるとわかり、希望が持てました。

皆さん共通に仰るのは、「相手に伝わるように」「聴衆を魅了できるように」
そして「ひたすら練習」という地道な努力・・・。
コツなぞない、というのも真理かもしれません。

 
さて、すいコム!コーナー、お返事をいただけたので自信をもって第2回目の
お尋ねです。
『実験で失敗しないコツ、教えてください!』

自慢ではないですが、私は実験があまり上手ではありません(あまりに失敗す
るので、「PCRには神様がいる」と本気でお祓いを考えたこともあります)。
 
ここいちばんの集中のしかた、ミスをしにくい段取りのしかた、記録の付け方、
サンプル整理のコツ、失敗の原因の見つけ方など、確実な実験につながるヒン
トを、教えてください。
学生さんや後輩を指導するとき、こう教えている、というお話も歓迎です。
あるいは身近な人の、「実験大失敗エピソード」などもお聞きしたいです!

このアドレスに、お気軽にご返信ください。
(他の読者に送信されることはありません。ご紹介は匿名でいたします。)

コメント、お待ちしております!


■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○リーゾの春といえば、金魚の産卵(?)。
今年も温室プールとオフィスの水槽で、産卵が始まっています。
さらに今年は、内臓が透けて見えることで有名になった「透明金魚」の卵が届
き、すでに稚魚が泳いでいて、毎日楽しく観察しています。とてもかわいいの
ですが、見ていると仕事が進まないのが困りものです・・・。

写真入りのブログ記事はこちらです。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-0604.html

○昨年9月からお手伝いしてくれていた主婦スタッフのYさんが、引越しによ
り残念ながら4月で退職・・・。
明るく元気で、「凄腕営業パーソン」でもあるYさんには教わるところがたく
さんありました。とても素敵な出会いに感謝です。
5月からは、後任として実験補助セミナー修了生のKさんが加わります。小学
校の理科実験支援員も務めるKさん、リーゾに新風を吹き込んでくれそうです。

○最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、リーゾと「すいすい通信」を、よろしくお願いいたします!


/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

【すいすい通信】

発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日

ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info@rizo.co.jp

----------------------------------------------------------------------

【発行元】

株式会社リーゾ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保2-9-2-B201
TEL:029-852-9351 FAX:020-4623-5611
MAIL:info@rizo.co.jp
HP:http://www.rizo.co.jp/

※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。

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Copyright(C) Rizo Inc. All rights reserved.

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2012年6月 2日 (土)

実験で失敗しないコツ③

リーゾのメルマガ「すいすい通信」のすいコム!コーナー、

第2回目のお尋ね、「実験で失敗しないコツ、教えてください!」に寄せられたコメントのご紹介、第3弾です。

    

『大失敗エピソードも歓迎、ということで、私の失敗エピソードを投稿いたします。

  

その昔、研究のある段階で、日々96プレートに何枚ものDNA抽出を行い、

がんがんPCRをかけていた時期のことです。

実験のスピードを上げよう!とがんばっていたら、

あるときから突然、PCRの結果がぼろぼろに・・・。

全部増えないといけないのに、増えているところがまばらで、全体に薄い・・・。

急いでPCRをかけ直しても同じような結果。

後ろのサンプルが詰まっているし、解決のめどは立たないしで、

目の前がくらくらしてしまいました。

 

結局、急ぐあまりにDNA抽出の最後のステップ、「dry up」が不十分となり、

エタノールがDNA中に残存してしまったことが原因とわかり解決しました。

 

これで得た教訓は、陳腐なようですが、「急がば回れ」。

急いでいるときこそ、基本に忠実に、ひとつひとつのステップを確実に行うことが、

結局は早く実験を成功させることになるのだなあと学びました。』

  

・・・こういう失敗、私にもある!という方、多いのではないでしょうか?

毎日のようにやって、目をつぶってもできるような実験にこそ、

意外な落とし穴があったりするんですよね。

いつも基本に忠実に、(覚えていても)プロトコルをチェックしながら確実に進めるべき、

・・・と思っていてもなかなかできることではありません。

実験においても、「急がば回れ」、肝に銘じたいです。 

コメント、ありがとうございました!

 

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実験で失敗しないコツ②

「すいすい通信」の「すいコム!」コーナー、

今月のお尋ね「実験で失敗しないコツ、教えてください!」にいただいたコメントのご紹介その2です。

   

『①「PCRには神がいる」、冗談ではないですよ。

うちのラボにはちゃんとPCRの神様を祭ってあります。

(どこに祭ってあるか、御神体が何かは秘 密です。

盗まれてしまうと困りますからね・・・。)

   

②例えばコンストラクトを作るなど、うまく行って当たり前の実験を失敗したときには、

できるかぎり「最初に戻って」やり直します。

トランスフォー メーションからとか、ライゲーションからとかではなく、

ゲノムからDNAを切り出すところ、あるいはPCRで増やすところからやり直します。

経験 上、その方が結果的に早く成功します。

途中からやり直すと、失敗の原因がさらに上流にあった場合、時間の無駄になる

という現実的な理由もありますが、

気持ちを引き締めて「仕切り直し」という意味も大きいと感じています。』

 

おお、やっぱりPCRの神様はいましたか・・・。

最後は神頼みという気持ち、すごくわかります。

(それにしても御神体って何なのか・・・気になってしょうがないです。

今度是非教えてください! 盗みませんから。)

  

そして失敗したときは、途中からでなく最初からやり直すということですが、

うーん、そうすべきと頭では思っても、焦っているとなかなかできないことです。

潔く最初から丁寧にやり直すことで、焦りを鎮める効果もあり、成功率上がりそうです。

 

コメント、ありがとうございました!

 

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実験で失敗しないコツ①

リーゾのメルマガ「すいすい通信」の「すいコム!コーナー」、

第2回目のお尋ね、

「実験で失敗しないコツを教えてください!」に、

いただいたコメントのご紹介、その1です。

      

   

『実験で失敗しないコツについて。

・私は実験をデザインする際、

『良い実験には明快なコントロールが存在する』ということを意識するようにしています。

PCRしかり、分析や植物の形質転換などでも。

これさえきっちりしていれば失敗した際の原因をつかめることがしばしば簡単になるので

面倒でもコントロール実験を並行しておこなっています。

・ここいちばんの集中ということですが、

論文用のfigだからといって必要以上に気合いを入れないようにしています。

理由は気合いが入りすぎると変なところが気になってしまい、

実験に失敗しそうになるからです。

・PCRなど煩雑な実験については、ノートをチェックシート形式にして、

チューブに入れた時にチェックできるようにすると、

入れ忘れなどを防げるのでよくやっています。』

  

・・・なるほど~。

ひとつめのコントロール実験は、必要だとは思いつつも、

ついつい、省略してしまうことがあります(耳が痛いです・・・)。

ふたつめの「気合をいれすぎない」、これは実験に限らず、

ここ一番でベストパフォーマンスを発揮するための「極意」と言っても過言ではないでしょう。

(武道の達人は、真剣勝負のとき、体の力が抜けている、と言いますからね。)

三つ目の「チェックシート」もいいですね。

酵素反応は入れるものの種類も多いし、入れる順番や量も重要

チェックシートをきっちり作っておけば安心ですよね。

  

コメント、ありがとうございました!

 

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