4月の実験補助セミナー
4月18日(水)、
ワンコインセミナー「主婦力が活きる仕事~私にもできる実験補助~」の、
本気で就職を目指す3回シリーズ①を開催しました。
今回の受講生は10名(満員御礼!)。
前回のガイダンスセミナーから引き続き、という方が多かったですが、
初めての方が2名と、昨年のガイダンスセミナーの受講生が1名、いらっしゃいました。
今回のテーマは、「微量の液体の扱い方」。
・マイクロチューブ(エッペン型とスクリューキャップ型)の持ち方、キャップの開閉の仕方
・ピペットマンの持ち方、ボタンの押し方、容量の合わせ方
・取りたい液量に応じたピペットマンのサイズの選び方
・ピペットマンで10μl、5μl、1μlを正確に測る
・ピペッティングで液体を混合する
・反応液調製模擬練習(ピペッティング、タッピング、インバージョンの練習を含む)
といったことを一通り行いました。
ピペットマンのサイズが4段階あり、どれも似たような外見なので、
とりたい液量にふさわしいものを選ぶのに迷う姿が見られました。
チップも3種類あるので、どれをはめたらいいか、というのも最初は難しいです。
でも、怖がらずにトライ&エラーで覚えていけば大丈夫です。
(たいていのことでは壊れませんから!)
10名を5班に分けて、交代で実習していただきました。
器具が足りない、という裏事情があってのことではありますが、
人がやっているのを眺めたり、教えあったりするのも、
知識と技術の定着に役立つようです。
(だそくですが、皆さんすぐに隣の方と仲良くなって、
帰り際には情報交換の輪ができるんですよね・・・。
志が同じくする者同士ならではの連携、すばらしいです!)
1時間半のセミナーですが、時間が余った人には、復習をかねて、
自由練習をしてもらいました。
このころになると、緊張も解けて、操作もずいぶん滑らかになってました。
バイオ系、分析系のラボでは必需品のピペットマン。
研究者はピペットマンをあまりにも慣れているために、
全くの初心者に基本的な使い方を教えるのは意外と面倒に感じるものです。
「ピペットマン、使ったことあります」というだけで、ポイント高いかも・・・ですよ!
「このセミナーを受けたら「経験者」を名乗れますか?」
というご質問がありました。
・・・うーん、それはやっぱり無理かも・・・。
でも、実際の募集には「経験者優遇」、多いですよね。
そこで、「経験者」に匹敵するスキルと知識を身に付け、
履歴書にもばっちり記載したい方のために、
「実験補助者育成講座ベーシックコース」(通信講座)を用意してあります。
通信講座で知識を、3回シリーズやスクーリング(講座のオプション・個人指導)で実技を身につければ、
「経験者枠」でも、自信をもって応募できるようになれるはず!
詳しく知りたい方は、リーゾまでお問合せください。
(折り返し、通信講座事務局より、資料をお送りします。)
【今後の予定】
☆ 5月16日(水)10時~11時半
3回シリーズ②「水溶液の調整法と秤量実習」
☆6月20日(水)10時~11時半
3回シリーズ③「応募書類と面接のポイント」 ← 大人気
すでに多くのご予約をいただいておりますが、まだ若干お席があります。
ご希望の方はお早めに、リーゾまでご連絡ください。
info*rizo.co.jp
(*を@に変えてください)
7月以降のスケジュールについては調整中ですが、
ガイダンスセミナーと3回シリーズを同様のペースで開催予定です。
「いばらき子育て応援宣言企業」(宣言どおり、がんばっています)
リーゾのHPはこちらです。
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