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2012年3月の7件の投稿

2012年3月27日 (火)

サプライズいちご

今朝、温室経由で少し遅れて出社してきたら、

玄関前にヤマトのお兄さんが・・・。

宅急便がくる予定はなかったので、なんだろうと思ったら・・・。

Photo こんな箱が。

横を止めてあるシールが

Photo_2 イチゴのマーク。

これはひょっとして・・・。

というわけであけてみます。

Photo_3 やっぱりいちご!

こんな大粒の新鮮なイチゴが、4パックも入ってました~。

 

なんとうれしいサプライズ。

送ってくださったのは、つくば市内でイチゴ農家を起業している青年。

添え状に、「年賀状のお返事が遅くなりまして」とありました。

いやいやいや。

こんなお返事がいただけるなら、どんなに遅くったって構いませんさ~。

 

時節柄、ちゃんと放射線量の測定データまでつけてくれていました。

Photo_4 もちろん不検出。

農家にこんな気配りまでさせてしまう原発に、改めて怒りを感じます。

 

「(有)はげたかプラス」代表のSさん、

ありがとうございました!

春休み中のスタッフも呼び出して、みんなで分けました。

  

異色の経歴を持つ、エネルギッシュな農業青年が運営する、 

(有)はげたかプラスのサイトはこちらです。

http://hagetaka-plus.com/

  

  

 

2012年3月21日 (水)

起業を目指す人にお勧めの本⑬

図書館で山のように借りて読んでいる、創業・経営関連本。

その中から、個人的に「面白い!」と思ったものをご紹介しています。

今日はその第13弾です。

 

Photo_2

「<起業>という幻想 アメリカン・ドリームの現実」

スコット・A・シェーン

白水社 2400円+税 ISBN978-4-560-08164-8

  

「起業」というと、どんなイメージを持ちますか?

ITベンチャーで成功したあの方・・・などのイメージが出てきませんか?

 

この本は、アメリカにおける起業の実態を分析したものですが、

わたしたちがいわゆる「起業」について、いかに間違ったイメージを抱いているかがわかります。

  

起業をしやすい人とは、

失業しているか、パートタイムで働いていて、転職回数が多く、給料が少ない人

であり、

典型的なスタートアップ企業は、

革新的でもなければ競争力もない平凡な事業を、極めて小規模に、

自宅でひとりで、あるいは配偶者とふたりで営んでおり、

資金は自分の貯金でなんとかまかなっていて、

現状維持で満足し、成長を目指さない

という、当初のイメージからすると結構意外な姿が浮かび上がってきます。

  

考えてみれば、屋台を引くのも、自宅でマッサージサロンや料理教室をするのも、

在宅翻訳者をしたり、フリーライターをしたりするのも、起業です。

そう考えると、起業することは、たいして特別なことではないんですね。

  

ただ、起業することは簡単でも、続けていくのはやはり難しいようで、

・起業にこぎつける人は、起業を計画する人の3分の1

・人を雇えるようになるのは、そのうちの24%

・10年後も人を雇い続けられるのは、そのうちの29%

だそうです。

つまり、10年後もそこそこうまくやれるのは、起業したい人の43人にひとり、ってことですね。

  

また、収入についても、「金持ち」には程遠く、

ほとんどの起業家が同年代のサラリーマンに比べてかなり低い収入しか得ていません。

それでも救いなのが、起業した人は仕事に対する満足度が高い傾向があり、

同じ満足度を人に雇われる立場で金銭として得るためには、

2.5倍の給与が必要になるとのこと。

  

こうなると、やはり起業するなら、「自分がほんとうにやりたい仕事」でするのが正解。

つらい上に、収入も少ないのでは、何をしているんだかわかりませんから・・・。

  

起業を目指している方、ハードルが少し下がった感じがするでしょうか?

くれぐれも、起業そのものをゴールに設定しないようにご注意を!

どうせ始めるなら、10年後の存続を目指しましょう。

  

リーゾはようやく3年存続したところ。

まだまだ勝負はこれからです!

でも、一番大切なのは、「お客様のお役に立ち続けること」。

それにプラスして、関係するすべての人の「日々の充実」と「将来の楽しみ」を大切に、

幸せに存続していければ・・・と思っています。

  

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

 

 

  

  

  

2012年3月15日 (木)

3月の実験補助セミナー

3月14日(水)、

「”主婦力”が活きる仕事~私にもできる実験補助~」

ガイダンスセミナーを、つくば市二の宮のワンコイン寺子屋さんで実施しました。

  

今回の参会者は10名。

満員御礼です!

 

当日は、寺子屋さん側の都合で駐車場が遠くなってしまい、

車で来られた方にはご迷惑をおかけしました。

さらに、講師自ら誘導に走り回ることになり、開始が10分も遅れてしまいました。

それでも皆さん辛抱強く、気持ちよく対応してくださり感謝です・・・。

さすが主婦力!ですね)

  

講義の途中で休憩を兼ねて書いていただく「自己発見シート」、

魅力ある履歴書を書くためにたいへん役立つものなんですが、

今回ご参加の皆さんはこのシートをほんとうに真剣に書いてくださっていたのが印象的でした。

休憩を兼ねて10分間の時間をとっているのですが、

10分たってもペンを走らせるコツコツという音だけが会場に響いていました・・・。

時間が押してしまい、「では書きながらで結構ですので聞いてください」という感じで後半に突入してしまい、

「よく聞けなかった・・・」という受講生の方もいらっしゃって申し訳なかったです。

  

でも、お話した内容のエッセンスは、教材としてお渡しした、

「実験補助パートってどんな仕事?【面接では聞けない、本音のQ&A集】」

にだいたい全部載っていますから、あとで読んでいただければ大丈夫ですよ!

 

さて、来月からはまた、「本気で就職したい方のための3回シリーズ」を行います。

4月18日(水) 

ピペットマンを使った、微量の液体の取り扱い方の実習

5月16日(水) 

簡単な水溶液の調製法、試薬を測り取る「秤量」の実習

6月20日(水) 

研究者の心にヒットする(?)履歴書、職務経歴書、添え状の書き方と面接のポイント 

受講料は各回ワンコイン(500円)+教材費500円です。

各回定員10名ですが、すでに今回受講された方の何名かにご予約をいただいています。

単回受講も可能ですので、ご希望の方は早めにお席を確保してください。

(特に6月20日は早く埋まる可能性が高いです)

   

受講料と定員でだいたいおわかりのとおり、

このセミナーはほとんどボランティアで、収益はありません。

(折込チラシでの宣伝費がかかるので、よくてトントン、多くは赤字・・・)

    

それでも、受講された方に、

「実験補助の仕事が自分にもできる気がしてきました」

「応募してみる自信がつきました」

「迷ったけど思い切って参加してよかったです!」

などとご感想をいただくと、やめられないんですよね~・・・。

(・・・経営者としてダメなんじゃないの?と思いつつ・・・)

  

実験補助の募集に、応募者がわんさか来て、ラボのボスの皆さんに喜んでもらえるかも?

という期待もありますし、

将来的にはつくばの実験補助者のレベルをぐんと底上げして、

主婦パワーを研究界に生かしていきたい!という夢も持っています。

  

そのために何ができるか・・・と考えて、この冬には「通信講座」もスタートしました。

数ヵ月後には記念すべき最初の修了生が出る見込みです。

  

身の丈に合わせて、お金をかけず、小さい会場でこつこつと。

でも着実に、役に立つことをお伝えして、ちゃんと実績も上げている。

作る側も、受け取る側も主婦の、手作りセミナーですが、

口コミでの受講生がすごく増えているのは、そのことが少しずつ、

評価していただけている証拠かな・・・とうれしく思っています。

  

来月も、がんばってセミナーします!

  

リーゾのHPはこちらです。

(セミナーご案内ページもあります)

http://rizo.co.jp

 

 

 

 

 

   

2012年3月14日 (水)

肉と加工品からのDNA抽出(続き)

肉と加工品からのDNA抽出の続きです。

 

前回、豚の脂身、豚の赤身、ウインナ、とりそぼろ、ハムからDNAを抽出しました。

 

まずは、分光光度計で濃度を測定してみます。

●豚の脂身(100mgからスタート→50μlに溶解)

・核酸濃度:283ng/μl

・260/280比:2.00

●豚の赤身(50mgからスタート→50μlに溶解)

・核酸濃度:438ng/μl

・260/280比:1.96

●ウインナ(100mgからスタート→50μlに溶解)

・核酸濃度:220ng/μl

・260/280比:2.00

●とりそぼろ(100mgからスタート→50μlに溶解)

・核酸濃度:555ng/μl

・260/280比:1.90

●ハム(100mgからスタート→50μlに溶解)

・核酸濃度:225ng/μl

・260/280比:1.95

波形も見てみました。

Dna こちらはハムのDNA。

いずれも260nmにピークがあるきれいな波形でした。

(プリンタがついてないのでデジカメで撮ってます。画面が割れてて見苦しいですがご容赦。)

   

次に電気泳動です。10μl分を泳動してみました。

Photo_4 一番上のバンドがゲノムDNAと思われます。

どれもかなり大きなサイズのものが取れていてびっくり。

赤身はRNAのバンドも薄く見えています。

 

次に、取れたDNAがPCRに使えるかどうかをテストします。

今回は、おなじみの、「植物なら何でも増えるプライマー」を使うわけにはいかないので、

畜種を問わず何でも増えるプライマーを、

種を超えて保存性が高い遺伝子の代表格、βアクチン遺伝子上で設計しました。

(牛、豚、羊、鳥、鹿、馬、兎まではチェック済み)

取れたDNA1μlを鋳型としてPCR→電気泳動。

 Pcon3pcr

全部増えました!

これで、PCRがかかるレベルのクオリティのDNAであることが確認できました。

      

ウインナ、とりそぼろ、ハムは加工品であるにもかかわらず、

意外とDNAが分解していないことに驚きました。

肉の種類を判別するプライマーがあれば、

加工品の原材料に何の肉が使われているか?の鑑定も可能ですね!

    

肉や加工品からもDNAがすいすい取れる、

「DNAすいすい-F」のご案内はこちらです。

http://www.rizo.co.jp/DNA-F.html

  

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

  

  

2012年3月12日 (月)

肉と加工品からのDNA抽出

DNAすいすいで、こんなものからDNAが取れるかな?プロジェクト、

略して「Dとれ」、今回は、肉とその加工品でやってみます。

使うバッファーは、「魚の体表粘膜用」といいながらも、実はかなりオールマイティーな、

「DNAすいすい-F」です。

 

サンプルは、

①豚肉の脂身(生)

②豚肉の赤身(生)

③ウインナーソーセージ(シ○ウエッセン)

④とりそぼろ(自分で調理したもの)

⑤パック入りのハム(賞味期限切れ)

いずれも、自宅の冷蔵庫からサンプリングして参りました。

  

Photo サンプルの量はこのくらい(ハム)。

1回の抽出で、適量は50~100mg程度です。

 

DNAすいすい-Fを500μl加えてディスポペッスルでつぶします。

つぶしてからバッファーを加えても構いません(そのほうがつぶしやすいかも)。

Photo_2 こんな感じでつぶします。

バッファーとよく混合して、室温でしばらく(10分くらい)置きます。

プロトコル上は加熱処理(65℃10分)とありますが、今回は省略して、フェノクロ抽出へ。

等量のフェノクロを混合し、遠心します。

Photo_3 遠心後の状態(豚の脂身です)。

ここまできたら、あとはイソプロ沈のみ!

上清を400μl回収して、別のチューブに移し、

等量のイソプロと混合して遠心します。

70%エタノールで沈殿をリンスして、軽く風乾し、50μlの滅菌水に溶解。

沈殿は、それっぽいものがちゃんと得られていましたが・・・。 

さあ、DNAが取れているでしょうか?

続きは次回!

  

魚の体表粘膜ほか、唾液や肉類、バクテリアなどからもDNAがすいすい取れるバッファー、

DNAすいすい-Fのご案内はこちらです。

http://www.rizo.co.jp/DNA-F.html

 

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

2012年3月 7日 (水)

すいすい通信Vol.11(H24.2月号)

すいすい通信のバックナンバーです。

(最新号を配信後に、前回号をバックナンバーとしてアップしております。

リアルタイムでお読みになりたい方は、info@rizo.co.jp までご連絡ください。)

☆  すいすい通信     ☆ vol.11  2012年2月1日配信

  
すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、および関係者の皆様にお送り
しています。
お知り合いで配信ご希望の方がいらっしゃいましたら、info@rizo.co.jpまで
お知らせください。

厳しい寒さが続いております。
昨年末に階下のテナントがなくなり、例年になく底冷えするオフィスで凍死し
そうなリーゾです。春よ来い、早く来い・・・。
皆様は寒さに負けず、元気にご研究を進めてくださいませ!

「すいすい通信」平成24年2月号をお届けいたします。

_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ・リーゾのニュース………………… 今月のリーゾ
 ・特集………………………………… 「DNAすいすい-PF」活用法
 ・ラボで役立つプチ裏ワザ………… 在庫管理に「カンバン方式」
 ・コーヒーブレイク………………… 米粉の活用法
 ・編集後記 

■ リ ー ゾ の ニ ュ ー ス ━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○「いばらきビジネスプランコンテスト」で奨励賞受賞プレゼンを行います

「実験補助者育成事業」で応募した表記コンテストで、奨励賞をいただくこと
ができました。

2月2日(木)水戸京成ホテルで行われる授賞式で、ビジネスプランのプレゼン
テーションを行います。
「実験補助で生き生き働くお母さんの創出」がコンセプトの事業です。
この機会に、社会復帰したい主婦の皆さんに広く知っていただければと思って
おります。
 
ご報告のブログ記事はこちら↓(授賞式詳細へのリンクもあります)
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-04bb.html

○実験補助セミナー、2月も開催します

前回は、1月18日(水)に開催し、6名が受講されました。
1月のセミナー報告のブログ記事はこちら↓
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/3-28ea.html

12月~2月は、3回シリーズで、来年春に真剣に実験補助としての採用を目指す
主婦を応援する実践的な内容を行っております。  

来月はシリーズ最終回、「履歴書・職務経歴書・添え状の書き方と面接のポイ
ント」を実習します。
職歴の少ない主婦は、隠れた実力があっても履歴書だけではなかなかアピール
しにくいもの。
自信を持って応募していただくお手伝いができればと思います。

○おかげさまで、設立3周年を迎えました
 
早いもので、リーゾを設立してから3年が経ちました。
ご研究のお役に立てる部分があるかぎり、きめ細かいお手伝いビジネスを、細
く長く続けていきたいと考えております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
「DNAすいすい-PF」活用法

パンやクッキーからDNAが取れると聞いたらびっくりしませんか?

農産物に特化したDNAすいすいシリーズの中で、食品関係のご愛用者が多いの
が、「DNAすいすい-PF」です。

PFとは、processed food、つまり加工食品を意味しています。

加工食品というと広いですが、主に穀類を材料とした食品に対応しています。
たとえば、パン、クッキー、あられ、そば、うどん、コーンフレーク、トルテ
ィヤチップ(ドリトスみたいなもの)、えびせん、はるさめ、ライスペーパー
、高野豆腐、麩、揚げ玉、パスタなど。
ソース、韓国味噌、白麹味噌、しょうゆ、お酒など、調味料や液体もいけます。

DNAが取れるかどうかは、加工条件によります。材料中にDNAが残っていない場
合にはもちろん取れませんが、ある程度の長さがあればPCRに使えるレベルの
DNAを抽出することができます。

このため、加工食品中に小麦など特定原料が含まれているかどうかのチェック
にお使いになっているお客様もいらっしゃいます。

DNAすいすい-PFの標準プロトコルは、他のシリーズと同様、フェノクロ抽出後
の上清をイソプロ沈するというものですが、単品売りカラム(他社製品)との
併用もできます。
DNAのサイズが小さくなっているので、プラスミド用のカラムで十分。
バッファー中でサンプルをつぶし、遠心した上清に等量のイソプロを加え、カ
ラムに通して、70%エタノールで洗浄後、TEで溶出します。
この方法なら、ものの30分で、DNA抽出が完了します。
フェノクロを使いたくない場合には、こちらの方法がお勧めです。

研究というより産業向けの色合いの強い製品ですが、プロトコルが簡単で、
「すいすい度」がかなり高く使いやすいバッファーです。
加工食品からDNAを取る機会がありましたら、ぜひお試しください。
10回分の試供品もご用意しております。

DNAすいすい-PFのご案内はこちらです↓
http://rizo.co.jp/DNA-PF.html

<<他の「DNAすいすい」シリーズのご案内>>

澱粉の多い植物組織向け
DNAすいすい-S
http://rizo.co.jp/DNA-S.html

ポリフェノールの多い植物組織向け
DNAすいすい-P
http://rizo.co.jp/DNA-P.html

粘性物質の多いバラ科植物向け
DNAすいすい-R
http://rizo.co.jp/DNA-R.html

粘性物の多いその他の農産物向け
DNAすいすい-VS
http://rizo.co.jp/DNA-VS.html

魚類体表粘膜、動物唾液など向け
DNAすいすい-F
http://rizo.co.jp/DNA-F.html

脂質の多い植物種子向け
DNAすいすい-L
http://rizo.co.jp/DNA-L.html

土壌・環境水など向け
DNAすいすい-E
http://rizo.co.jp/DNA-E.html

木材等の乾燥植物組織向け
DNAすいすい-W
http://rizo.co.jp/DNA-W.html

(RNA抽出バッファー「RNAすいすい」シリーズもございます。)
http://www.rizo.co.jp/

■ ラボで役立つプチ裏ワザ ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

在庫管理にカンバン方式
 
ラボでは試薬やプラスチック消耗品など、種々雑多な物品を使用します。
使用する人、使用頻度、重要性、発注先、納期などはそれぞれ違い、何がいつ
なくなるかを正確に予測して発注することはまず不可能。必要な時にモノがな
い事態を避けるため、在庫管理に頭を悩ませるラボは多いのではないでしょう
か。
 
そんなお悩みを解決できるかどうかわかりませんが、リーゾでは最近、「カン
バン方式」を取り入れてみました。
 
厚手の紙で作った小さなカードに、物品名、保管場所、発注時の在庫量と1回
の発注量を書いて、穴を空け、輪ゴムを通して、シンプルな「発注カンバン」
の出来上がりです。
 
このカンバンを、「これを開けたら発注する」という在庫にくくりつけておき
ます。
開けた人はカンバンを外し、「発注待ち」のフックにかけます。
発注が済めば、「納品待ち」のフックに移動。
そして納品されれば、再び「これを開けたら発注」のものにくくりつけて保管
場所へ。
 
超アナログで簡単な方法ですが、必要な時にないと慌てる(んじゃないかとび
くびくする)ことがなくなり、精神的にすごくラクになりました。
それぞれの物品が、必要最低限の在庫で済むので、場所もとらず、無駄も省け
ます。

効率的な生産方法として有名な、「トヨタのカンバン方式」。
超低コストで導入できる在庫管理システムとして、ラボでも活用できそうです。

写真入りの記事はこちらにあります↓
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-a31d.html

■ コ ー ヒ ー ブ レ イ ク ━━━━━━・・・・・‥‥‥………

米粉の活用法

先日、ある筋から、米粉の利用がなかなか進まない、何かいいアイデアはない
か?とのご相談を受けました。

そもそも米粉利用拡大の「大義」は、食糧自給率の向上です。
ならばコメそのものでもいいのでは?と思いきや、農水省内の管轄が違うらし
く、コメそのものではダメで、逆に、米粉でなくても他の加工品でもオーケー
なのだそうです(なんとなく不思議な話)。

パン、麺、ホットケーキ、焼き菓子など、米粉を使ったレシピはすでにいろい
ろ出ています。
でもわざわざ製粉してさらに加工するとなると、よほど付加価値の高いもので
ないと、ビジネスとして成り立たせるのは困難。
そういう意味では、日常食のパンや麺より、嗜好品のケーキの方が有望です。
(でも大量に消費できないと自給率の向上にはならず、難しいところです)

発酵を組み合わせて、付加価値を高めるのはどうでしょうか?と提案したら、
「ああ、それはお酒ですね」と言われてしまいました。
確かにそうですが、例えば麹発酵で甘酒という手もあります。
そういえば、最近甘酒をベースにしたジャム(甘味調味料)も見かけました。

ということは、黒米を粉にして、上手に発酵させたら、ブルーベリージャムみ
たいになるんじゃないでしょうか・・・?
さらに濃縮すれば、昔流行った「プルーンエキス」みたいな、おいしい健康食
品ができるかもしれません。
(甘酒は江戸時代、厳しい暑さを乗り切る栄養ドリンクだったというほど、ビ
タミン豊富で栄養満点らしいです)

コメや米粉を、昔ながらの知恵と、現代の技術を組み合わせて、すごいものに
発展させること、できそうな気が、なんとなくするのですが・・・。
いいアイデアがありましたら、ぜひ教えてください。

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○筑波大、東京農大と、学生さんの前で「先生」をする機会が先月は2回もあ
りました。アカデミックな世界からドロップアウトした身、先生扱いは正直居
心地が悪いですが、私のような者でも後輩に伝えられることがあるならうれし
い限り。若い人たちと接すると若返り効果があり(絶対)、さらに得した気分
です。

「筑波大」のブログ記事はこちらです
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-cb41.html

「東京農大」のブログ記事はこちらです
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-9f7d.html

○1年を目標に発行してきた「すいすい通信」、ついに来月で最終回です!
・・・とするかどうかは未定ですが、皆様のおかげで目標達成目前。
ご愛読に改めて感謝です。

○最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の「すいすい通信」も、よろしくお願いいたします!

/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

【すいすい通信】

発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日

ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info@rizo.co.jp

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【発行元】

株式会社リーゾ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保2-9-2-B201
TEL:029-852-9351 FAX:020-4623-5611
MAIL:info@rizo.co.jp
HP:http://www.rizo.co.jp/

※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。

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Copyright(C) Rizo Inc. All rights reserved.

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2012年3月 2日 (金)

NARO植物工場つくば実証拠点見学

昨日(3月1日)、いばらきサロン主催の

「農研機構(NARO) 自然光利用型植物工場つくば実証拠点」

見学ツアーに参加して来ました。

  

Photo

かなりビッグな温室です。軒高5メートル。

Photo_2

中に入ると、通路を挟んで両側に温室が5つずつ。

Photo_3

これ、トマトです!

土はなく、養分を含んだ水を根っこのところに流しています。

上まで到達して、さらに伸びちゃったら、先端を少しずつ下げていきます。

3.5メートルの高さの高所作業台(床のレールで移動する)に乗っての作業です。

そうすると必然的に根元のところがあまり、写真のようにとぐろを巻いていきます・・・。

これを繰り返すと1年くらい収穫し続けられるとか(さすがに永久にというのは無理らしいですが)。

Photo_4

こちらはパプリカ。

Photo_5

こちらはキュウリ(葉っぱが黄色くなっているのは栄養が足りない?)。

キュウリはトマトとは逆に、3ヶ月で更新する多回転栽培をするそうです。

 

こちらの植物工場は、「太陽光利用型」なので、一見普通の温室風で、

いわゆる植物工場(LEDを当ててサラダ菜を育てるような)とは違います。

トマトなどの果菜は、光がたくさん必要なので、LEDでは無理なんですって。

立派な温室に精密な制御装置、水耕栽培用の肥料、電気代・・・。

トマトやキュウリの値段を考えると、つい「モトが取れるのか??」と思っちゃいますが、

生産物の単位重さあたりの生産コストを3割削減できる技術を目指しているそうです。

 

気になったのは、水耕液の廃棄ですが、できるだけ循環して、

成分をモニターしながら足りない分を補う、という方向で検討しているそうです。

(実際には、まだ「かけ流し」が多いそうですけど・・・)

 

1年中、トマトやキュウリが食べられる背景には、これまでにも種苗会社や農家さんの、様々な工夫がありました。

それをより高度化・効率化するための実証拠点、というわけです。

 

最後に記念撮影。皆さんいい笑顔です♪

Imgp4138

後列左から5番目の女性が私です。

 

説明してくださった研究者の先生、ありがとうございました~。

野菜の研究にも(微力ながら)お役に立っております。

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

    

  

  

  

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