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2012年3月12日 (月)

肉と加工品からのDNA抽出

DNAすいすいで、こんなものからDNAが取れるかな?プロジェクト、

略して「Dとれ」、今回は、肉とその加工品でやってみます。

使うバッファーは、「魚の体表粘膜用」といいながらも、実はかなりオールマイティーな、

「DNAすいすい-F」です。

 

サンプルは、

①豚肉の脂身(生)

②豚肉の赤身(生)

③ウインナーソーセージ(シ○ウエッセン)

④とりそぼろ(自分で調理したもの)

⑤パック入りのハム(賞味期限切れ)

いずれも、自宅の冷蔵庫からサンプリングして参りました。

  

Photo サンプルの量はこのくらい(ハム)。

1回の抽出で、適量は50~100mg程度です。

 

DNAすいすい-Fを500μl加えてディスポペッスルでつぶします。

つぶしてからバッファーを加えても構いません(そのほうがつぶしやすいかも)。

Photo_2 こんな感じでつぶします。

バッファーとよく混合して、室温でしばらく(10分くらい)置きます。

プロトコル上は加熱処理(65℃10分)とありますが、今回は省略して、フェノクロ抽出へ。

等量のフェノクロを混合し、遠心します。

Photo_3 遠心後の状態(豚の脂身です)。

ここまできたら、あとはイソプロ沈のみ!

上清を400μl回収して、別のチューブに移し、

等量のイソプロと混合して遠心します。

70%エタノールで沈殿をリンスして、軽く風乾し、50μlの滅菌水に溶解。

沈殿は、それっぽいものがちゃんと得られていましたが・・・。 

さあ、DNAが取れているでしょうか?

続きは次回!

  

魚の体表粘膜ほか、唾液や肉類、バクテリアなどからもDNAがすいすい取れるバッファー、

DNAすいすい-Fのご案内はこちらです。

http://www.rizo.co.jp/DNA-F.html

 

リーゾのHPはこちらです。

http://rizo.co.jp/

 

 

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