ベンチャー技術発表会 報告
7月20日(水)の午後、つくば研究支援センターで開催された、
『第33回 AIST・筑波大学・TCIベンチャー技術発表会』で、
リーゾの「すいすいシリーズ」について発表して参りました。
発表企業は3社。
最初は、「システム・プロダクト株式会社」さん。
「あ、それ、できますよ!」がキャッチフレーズの、ソフトウエア開発会社さんです。
テーマは「運動促進ソフトウエア『ハイポーズ』」。
スクリーンに映し出される自分の姿を、背景に出る「形」に合わせるように、
うまくポーズを取れればポイントゲット!
3回やって、合計点を競うゲームソフトです。
単なるゲーム、余興としても面白いですが、健康維持、運動解消の目的で、
リハビリ施設や介護施設などへの提供も視野に入れていらっしゃるそうです。
子供が喜んでやりそうだし、年齢を問わず家族で楽しめるので、
Wiiのソフトにあれば買っちゃうかも、と思いました。
そして2番目がリーゾ。
リーゾの核酸抽出試薬が、他社の試薬やキットと違う点はどこなのか?
今までに、研究者のどんな問題を解決し、喜んでいただいてきているのか?
そして、研究者の皆様に支持を得ている秘密は何なのか?
小さなビジネスながら、着実に成長が期待できる根拠は何なのか?
文系の聴衆が多い発表会でしたので、できるだけ専門的なところは抑えて、
身近な材料での例で魅力を語るように心がけました。
「世界でいちばん小さなバイオベンチャー」であるリーゾですが、
さらに、優秀な主婦パートの積極登用を計画しているので、
「世界でただひとつ、オバちゃんパワーで運営するバイオベンチャー」
になるのもいいなーと思っています。
(これは蛇足です)
3番目に発表されたのは、「株式会社つくばFC」 。
NPOのつくばFCとは別組織ですが、もちろん密に連携を取り合い、
役割分担しながら運営されているそうです。
スポーツ用の天然芝を幼稚園や学校の庭に敷く事業を推進しながら、
天然芝を補完する高機能のスポーツ用人工芝を筑波大学と共同開発、
ジョイフル本田とも協力しながら販売しているそうです。
お話の後半は、代表の石川さんがひとりでつくばFCを始めた頃からの苦労話。
車1台に荷物を積んで、体育館で子供たちにサッカーを教える事業から始めたそうです。
なんだか親近感がわきますね~。
なでしこジャパンブームが追い風になって、
サッカーを始める子供(女の子も)がますます増えると思います。
筑波大仕込のきちんとしたコーチングテクニックで教えてもらえるので、
つくばの子供たちは恵まれてますよね!
その後の「交流会」では、研究支援センター入居企業の皆さんも加わって、
無料のアイスクリームを味わいながら、楽しく情報交換しました。
このような会に参加させていただくと、いろいろな新しい出会いがあって、
また思いもつかなかったご意見をいただいたりして、
とてもうれしく、発表準備の苦労なんぞは吹っ飛んでしまいます。
「すいすいシリーズ」が、より皆様のご研究に貢献できるよう、
ますますがんばっていきたいと思います!
リーゾのHPはこちらです。
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