微量の粉モノ(溶質)を測るプチ裏ワザ
ある物質の溶液を、1ml程度でいいんだけど作りたい、というときに便利な小ワザです。
精密天秤にマイクロチューブを置いて、細いスパーテルで中に粉モノを入れて測りとり、
そのまま溶かすと、秤量皿などに付着する分のロスがなくていいですよね。
これは、既にやっている方、多いと思います。
この場合、私は以前、このようにチューブを置いてました。
これで横から細いスパーテルで入れてました。
結構難しくて、こぼしてしまうことも多々ありました。
そこで、最近はこれを使っています。
PCRプレートを4×4にカットしたものです。
これを、精密天秤の皿に逆さにおきます。
そして、エッペンチューブを中央に刺します。
なかなかの安定感。
通常のエッペン立てと違い、チューブの底まで見通せるところもいいんです。
粉モノ、特にあまり水道に流したくないものを測り取る際には、
以前紹介した1秒でできるディスポのスパーテルがお勧めです。
シンプルなアイデアですが、こぼすことはほとんどなくなりました。
万が一こぼしても、プレートごと捨てれば掃除も楽です。
次にPCRプレートを捨てる時に、思い出してくださいね!
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