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2011年2月の4件の投稿

2011年2月24日 (木)

土壌向け「DNAすいすい-E]

リーゾの農産物・植物向けオリジナル研究試薬の新製品、

「DNAすいすい-E」のご紹介です。

Photo

 

  

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DNAすいすい-E

DS-0008

90ml(100回分)入り 

定価 21000円(税込)

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「農」に関わる研究のお役立ち試薬を作り続けている弊社の新製品は、

もちろん「農」に深~く関わる材料向けです。

それは、「土」。

 

土、土壌、と一口に言っても、その性質はさまざま。

土の中には、バクテリア、センチュウ、節足動物、菌類、植物などの生物とが、

多種多様に入り混じって生活しています。

 

このような、土壌を始めとした環境材料中の豊かな生物相を、

そのまままるごと、あたかもひとつの生命体のように研究する、

「メタゲノム」という考え方が、環境関連研究の主流になりつつあります。

  

しかし、土壌生物のDNAを、土壌そのものから抽出するには、いろいろな難関があります。

火山灰のような物質が混ざっていると、DNAを吸着してしまいます・・・。

植物の残骸は、酵素反応を阻害する「腐植酸」というやっかいな物質のもとになります・・・。

リーゾの新製品DNAすいすい-Eは、組成とプロトコールの工夫により、

火山灰の多い土壌、腐植酸の多い土壌からも、

PCRに耐えるレベルのDNAを簡単な手順で回収することができます。

 

実際の操作は、

1.DNAを抽出したい土壌とバッファーをよく混合する

(できればビーズなどで叩き潰す)

2.軽く遠心して上清を回収する 

3.フェノクロ抽出する

4.上清にイソプロパノールを加え、遠心回収する

で終わりです。

 

思い立ったら1時間足らずでDNAを手にできるので、フットワークの軽い実験が可能です。

ステップ数が少ないため、96ウェル形式での多検体処理にも向いています。

   

これまでに、

 火山灰の多い土壌(人工水田の土)

 腐葉土の多い土壌(家庭菜園の土)

などから、良好にDNAが抽出できることを確認しています。

さらに、食品製造施設の排水処理用の「活性汚泥」のような液状材料からも、

簡単にDNA抽出ができました。

  

土壌中の生物機能を研究されている方、

面倒なDNA抽出プロトコルを使っていませんか?

簡単で、しかも値段も安い、「DNAすいすい-E」をぜひお試しください!

  

「DNAすいすい-E」のご案内はこちらです。↓

http://rizo.co.jp/DNA-E.html

 

本ブログの過去記事に、土壌・活性汚泥からのDNA抽出実演がございます。

http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/d-7c80.html

http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/d-e50f.html

   

リーゾのHPはこちらです。

http://www.rizo.co.jp/

 

 

2011年2月14日 (月)

筑波大「先導的研究者体験プログラム」研究発表会

2月11日(祝・金)に、

筑波大学「先導的研究者体験プログラム」第三回研究発表会を、見に行って来ました。

(「講評者」というお役目を拝命し、私なんかでいいのかなあ・・・と思いつつの参加です)

 

このプログラムの対象は、大学1年生から3年生の中で、

研究者という仕事に興味を持っている、あるいは志望している学生さんです。

自分でテーマを決めて研究計画を立てて研究し、その成果を発表するのが今回の発表会です。

もちろん、指導教官はつきますし、研究室の一員として迎えてもらい、

大学院生など先輩方と交流しながら進めていくそうです。

 

まずは4名による12分間の口頭発表。

昼食をはさみ、他の18名による1分ずつのインデックスプレゼンテーションを行い、

ポスターの前に立っての質疑応答に移りました。

 

皆さん、1年生~3年生とは思えない、堂々たる口頭説明にもびっくりですが、

内容も学会発表と見まがうばかりの充実ぶり。

何よりも、「面白がって研究に没頭する」ときの、すさまじいエネルギーのきらめきを、

感じることができました。

「興味を持ったときに発揮できる力の強さ」の感覚、しっかりつかんでいただきたいです。

  

いくらよい研究成果を残しても、単位には認定されないこの制度、

ある先生は「クラブ活動」と称していらっしゃいました・・・。

授業に出ながら、早朝や夜間、長期休暇を利用しての研究の日々、

よっぽど好きで、また体力のある若いうちでなければできません・・・。

 

最近の学生は(ゆとり教育で)質が下がったという印象を持っていましたが、

どんな時代でも優秀な学生は出るのだということを実感した一日でした。

 

現在、研究職に就くことは、それ自体が狭き門ですが、

Where there's a will, there's a way.

ぜひがんばっていただきたいです!

     

筑波大学「先導的研究者体験プログラム」のHPはこちらです。

http://www.esys.tsukuba.ac.jp/AC/RS/

   

   

   

 

  

2011年2月 9日 (水)

茨城新聞に掲載されました

1月28日付けの茨城新聞に、リーゾの記事が掲載されました。

Photo

昨年12月の、いばらきビジネスプランコンテストの際に取材していただいた内容です。

 

見出しでは、農産物「以外」のところが強調されているように見えますが、

リーゾのスタンスはあくまでも「農」に関するご研究のお手伝いです。

水産物、木材、乾燥植物、土壌・・・全て何らかの形で「農」に関係するものです。

どうぞ誤解のありませんよう、お願いします。

 

このような記事になると、実態よりも立派に見えてしまうのはなぜでしょう・・・。

記事の内容が嘘にならないよう、がんばらないといけませんね。

 

おかげさまで、最近、新しいお客様からの試薬のご注文が増えています。

研究者の方同士の、口コミのおかげと思います。

「満足したお客様は、10人の新しいお客様を連れてくる」

とよく商売の本に書いてありますが、ほんとうにその通りですね。

ありがたい限りです・・・。

 

弊社試薬をご利用いただいた場合、実験が成功するまでフォローさせていただいております。

もしもリーゾの試薬を使ってもうまくいかない材料があるときは、どうぞお知らせください。

うまくいくプロトコルを、必ずお作りします。

 

これからも、どうぞよろしくお願いします。

リーゾのHPはこちらです。

http://www.rizo.co.jp/

 

 

 

 

 

2011年2月 5日 (土)

起業志望の方にお勧めの本⑧

図書館で片っ端から借りてきて、今もつぎつぎ読んでいる、起業・経営関連本。

その中から、将来もしかしたら起業するかも?という方に、

おすすめしたい本をご紹介しています。

今日はその第8弾です。

 

思うところあって、「営業」の勉強をしようと、まとめて何冊か読みました。

売る商品が変わっているので、あまりしっくりくるものがないなあと思っていた中、

うちの商品に、この考え方はぴったりだ!というものを見つけました。

営業の「聴く技術」 新版―SPIN「4つの質問」「3つの説明」

営業の「聴く技術」 新版―SPIN「4つの質問」「3つの説明」

著者:古淵 元龍,大堀 滋
販売元:ダイヤモンド社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

 

営業、セールス、というとどういうイメージがあるでしょうか?

お客様を訪問して、カタログを広げて、商品の良さを、

「立て板に水のごとく」、とうとうとわかりやすく説明して・・・。

「いらない」と言われたら次々と「こちらは?」「こちらは?」と商品をご紹介・・・。

お客さまに購入の意思を示させ、後に引けなくするための「クロージング技法」を駆使・・・。

     

実はこれ、全部、「ダメ」なパターンです。

複雑で、高度で、高額で、仕事に必要な商品(サービス)ほど、

こういう売り方ではまったく売れないどころか、お客様が「引いて」しまうそうです。

(確かに、研究所で働いていたとき、こういうタイプの営業さんからは買ったことがないですね・・・)

  

本書では、まず、このような問いを投げかけます。

「私は何のプロで、役割は何で、私の会社の顧客満足は何なのか?」

 

この問いには、こう答えます。

「私は『研究上の課題解決策提案』のプロ」

「私の役割は、『お客様の研究上の課題解決のため、

 自社製品(または他を含む)を使った解決策を提案する』ことであり、

 『お客様がベストな意思決定ができるようにサポートする』こと」

「私の会社の顧客満足とは、『お客様の研究上の課題を解決する』こと」

 

元の文章では、『研究』は『ビジネス』という言葉になっていますが、

リーゾの場合は『研究』と変えたほうがしっくりくるので、変えてみました。

 

このように考えると、胸を張って堂々と営業に行けるような気がしてくるのが不思議です。

 

では、こんなふうに気持ちよく営業するにはどうしたらいいの?

・・・というわけで、読み進めてみました。

 

いつものように、かなり端折って説明しますと・・・

とにかくお客様の話を聴く、聞く、「質」(き、と読む)くことにより、

お客様自身に、解決しなくてはならない【問題を認識】していただき、

さらに、その【解決策】を思いついていただき、

問題が解決したときの【すばらしい未来像】を描いていただく、のです。

(もちろん、その解決策を実行できるのは、提案者である「私の会社」になるわけです)

 

SPINとは、【4つの質問】の頭文字で、

S:状況質問(situation questions)

P:問題質問(problem questions)

I:示唆質問(implication questions)

N:解決質問(need-payoff questions)

を示します。

この質問をうまく繰り出していくことで、お客様に商品を押し売りするのではなく、

お客様ご自身が必要だと納得したうえで、

ぜひ商品の説明を聞きたい、と思ってくださる状態になるわけです(「ニーズの顕在化」)。

  

ニーズが顕在化して初めて、商品のご説明に入ります。

(ここまでは、ぐっとがまんして、聞くことに徹する) 

 

【3つの説明】とは、

1.特徴(価格も含む)

2.利点

3.利益

ですが、利点と利益の違いって何でしょうか?

利点は「売り手側の論理(セリングポイント)」であるのに対し、

利益は「買い手側の論理(バイイングポイント)」なんだそうです。

つまり利益とは、問題が解決した後に期待される、お客様の明るい未来、なわけですね。

もちろんこの部分も、お客様自身に語っていただくのがベスト。

なぜなら、「人は、自分自身の言葉によって説得される」ものだからです。

 

ここまで来たら、もうお客様は、わが社の商品を買う以外のことは考えられません。

ぜひ売ってちょうだい、という状態に、なるというわけです(・・・理論的には)。

これはまさに「営業すいすい」。

SPIN技法、うちの商品シリーズに入れたいくらいです・・・。

  

余談ですが、営業(物やサービスを売る)だけでなく、

たとえばやる気のない子を勉強する気にさせる、なんてことにも、

SPIN技法は使えるようですよ!

 

営業って、これまですごく苦手だったのですが、

お客様の問題解決のために提供するサービスの一環と考えればよいのか、

と、少し前向きになれた一冊でした。

  

ご研究上の問題解決には自信があるのですが、

まだまだ営業・宣伝力が不足しております、

「つくばの小さなバイオベンチャー」 リーゾのHPはこちらです。

http://www.rizo.co.jp

 

 

 

 

 

 

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