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2011年1月28日 (金)

Dとれプロ⑮土壌と汚泥 その1

久しぶりのDとれプロです。

(Dとれプロとは、「DNAすいすいシリーズを使って、こんなものからDNAが取れるかな?プロジェクト」、今回はその15回目です。)

  

今年度、つくば市の「創造的研究開発補助金」対象事業として開発しておりました

「土壌・汚泥用のDNA抽出試薬」 が、

ようやく、ほぼ完成に至りました。

 

正直言って、土壌は手ごわかったです・・・。

そもそも、「土壌」とひとくくりにしていいの?と思うくらい、

腐葉土、火山灰土、砂土、泥、公園土壌、畑土壌、水田土壌・・・と、

土にはいろいろな種類があり、それぞれに性質の違う難しさがありました。

 

そんな中、できるだけオールマイティーに抽出できる試薬となるよう、努力しました。

もちろん、DNAすいすいシリーズの特徴である、

「簡単&短時間&低コスト」

で、取れるということも念頭に置きつつ、です。

簡便さ、DNA収量とも、かなり良いものができたのではないか?と思っております。

  

というわけで、実演です!

 

試作した抽出試薬で、土壌の代表選手といえる2種類の土

①水田土壌(火山灰を多く含む、泥タイプの水稲育苗培土)

②畑土壌(腐葉土を多く含む、家庭菜園用の土)

と、活性汚泥2種類

③からし・たれ工場廃液処理用(活性汚泥A)

④給食施設廃液処理用(活性汚泥B)

を試料として使い、実際にDNA抽出を行いました。

 

その結果は、次回をお楽しみに・・・。

 

【謝辞】

活性汚泥は、中山環境エンジ株式会社様のご好意により、

浄水能力の高い、優秀な活性汚泥を分けていただきました。

中山環境エンジ様、貴重なサンプルを、ありがとうございました!

 

「美しい未来を残す」水質浄化のプロフェッショナル、

中山環境エンジ株式会社様のHPはこちらです。

http://www.nakayama-ee.co.jp/

 

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コメント

若い20代のころからの水処理の先生で、仙台で生態工学研究所の所長をしています。この3月末まで埼玉県国際環境研究所総裁の職にあります。東北大名誉教授。インターネットで生態工学研究所で検索できます。

中山環境エンジ株式会社 中山社長、コメントありがとうございます。

中山様には、活性汚泥の効率評価法開発につながる技術とおほめいただきました。
たいへんうれしく、また励みになります。
これからもどうぞよろしくお願いします!

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