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2010年8月の7件の投稿

2010年8月26日 (木)

起業志望の方にお勧めの本④

図書館で片っ端から借りてきて、山のように読んだ、起業関連本。

その中から、将来もしかしたら起業するかも?という方に、

おすすめしたい本をご紹介しています。

久しぶりになってしまいましたが、今日はその第4弾です。

 

そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生 Book そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生

著者:横石 知二
販売元:ソフトバンククリエイティブ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

四国徳島県にある、人口わずか2000人あまりの小さな町、上勝町で、

山でいくらでも取れるような「葉っぱ」を売るという、奇想天外なビジネスを始め、

今では年間3億円近い売上高を誇る一大事業に育て上げた、

横石さんご本人による解説書です。

 

いろいろなメディアですでに取り上げられていて有名な話なので、ご存知の方も多いと思います。

 

「起業」という視点で読んで、「ははあ~!!」と感心したことは、

・70代、80代のおばあちゃんが主な担い手であること

「優秀な働き手」の定義について、目からウロコが落ちる思いでした。

やるべきことをきっちり理解し、理解したことをきっちりやり遂げる。

理解すると「次に必要なこと」を先回りして考えられる。

(次に需要が出そうなつまものを考えて、どこで取れるかリサーチしておくなど)

コミュニケーション能力と、やる気と、やり遂げるエネルギーと。

明るさ、気配り、マルチタスク能力(子育て主婦やってると自然と磨かれます)。

おばあちゃんパワー、あなどれません。

リーゾも、もしメンバーを増やせるなら新卒ではなく、おばちゃんがいいなーと思っていますが、

我が意を得たり!という感じです。

 

・葉っぱならぬはっぱのかけかたが絶妙なこと

いくらパワフルなおばあちゃんでも、「疲れたけん、ここらでやめとこ」というときはあります。

そこで横石さんは「やれー、徹夜ででもやれー」「よっしゃ、ほれいけー」とはっぱをかけるのです。

そうすると人間、「もうちょっとがんばってみよか」と思うんですね。

「いやだなあ」と思われないはっぱのかけ方、教わりたいものです・・・。

 

・自腹で料亭に通って「つまもの」の勉強をしたこと

この方、給料全部、つぎ込んだそうですよ・・・。

人を連れて行くとお金がかかるから、料亭でひとりきりで、

つまもの見たさに料理は味わう暇もなく食べて、

その結果メタボに・・・(これは余計ですか)。

そこまで真似できないですが、その精神は学びたいです。

 

・「売る」ことに全力を尽くす

葉っぱを採取してパックするのはおばあちゃんに任せて、

横石さんご自身は売り先の開拓と売り込みに全国を回りました。

商品に知名度がない時期に、それはそれはたいへんだったと思います。

売れてこそのビジネス。

売り先確保に全力を尽くすのは当然ですが、

なかなかできることではなくて・・・(自戒)。

はい、心を入れ替えてがんばります。

 

横石さんの語り口が面白くて、とても読みやすい本です。

青年期と現在のお写真を見比べるのもご一興かと(!!)。

お勧めの一冊です。

 

開業2年目。リーゾのHPはこちらです。

http://www.rizo.co.jp/

  

2010年8月19日 (木)

残暑お見舞い申し上げます

残暑お見舞い申し上げます。

 

暑いお盆が明けました。

16日より営業再開のリーゾです。

 

開業から1年あまりで、ニッチな「お役立ち試薬(サービス)」をいろいろ作ってきました。

「現場のニーズ」から逆算していくのがリーゾの開発戦略です。

大喜びして買ってくれる人が、少なくともひとりはいる。

そういう製品しか作りません。

作ってみると、用途はお客様の方で考えてくださって、

意外と多くの方に喜んでいただけたりするのですが、

それがまたうれしいところです。

 

休みの間に、今後の開発ネタをいろいろ拾いました。

(何を見ても、そういう目で見てしまうのは悪い癖ですが・・・)

これからも、大喜びしてくださるお客様をひとりでも増やせるように、

がんばっていきますよ~。

Photo 温室のカエルくん(ナスの葉の上)

 

リーゾのHPはこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

  

  

2010年8月13日 (金)

DS-F「サンプル保存液」としての性能テスト

「DNAすいすい」シリーズの新製品「DNAすいすい-F」。

魚の体表粘膜・組織用のDNA簡易抽出バッファーですが、

話を聞いていただいたお客様から、

「フィールドワークなど、実験設備がなくすぐに抽出できないときに、

サンプルを持ち帰る保存液として便利かもしれない」

とのご意見をいただきました。

 

さっそく試してみました。

オフィスで飼っている金魚たちの体表粘膜をスワブ(綿棒)で採取。

DNAすいすい-Fを400μl入れた1.5mlチューブに入れ、軸をカットしてふたをし、

冷蔵庫(4℃)と実験台の上(25℃~30℃)に置きました。

そして4日後と11日後にDNA抽出を行ってみました。

 

抽出したDNAを電気泳動してみたところ・・・、

1_2 

←で示したバンドがゲノムDNAです。

冷蔵の方が若干収量が多いように見えますが、

常温11日でも、量・サイズとも十分なゲノムDNAが取れているようです。

 

ちなみに分光光度計で核酸量を測定したところ、

常温4日 16.2μg 260/280比=1.86

常温11日 7.9μg 260/280比=2.00

冷蔵4日 16.1μg 260/280比=2.00

冷蔵11日 10.1μg 260/280比=2.00

となりました。

(この核酸量にはRNAが含まれます)

 

この結果をお伝えしたところ、

「11日あればアマゾンからでも帰って来れる!」

とのコメントをいただきました。

 

・・・アマゾンですか・・・!

飛行機で持ち帰る場合には、気圧の低下で蓋が開かないよう、

ねじ式キャップのついたチューブを使うなど、工夫が必要かもしれません。

いずれにしても、「DNAすいすい-F」、サンプルの一時保存液としてご利用いただけそうです。

意外な使い道がありそうな、「DNAすいすい-F」のご案内はこちらです。

HP

http://www.rizo.co.jp/DNA-F.html

ブログ

http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/dna-f-93cb.html

  

試供品をお送りしております。

029-852-9351あるいはinfo@rizo.co.jp まで、お気軽にご請求ください。

2010年8月11日 (水)

DNAすいすいカラム精製対応版(開発中!)完結編

DNAすいすいカラム精製対応版(開発中!)の続きです。

(初めての方は、「その1」からお読みください。)

 

単品売りの「PCR産物精製用カラム」と、

「DNAすいすい-S」(カラム向け改良版)を用いて、

各種加工食品から抽出したDNAを鋳型としてPCRをかけました。

 

プライマーは、植物全般の18SリボゾーマルRNA遺伝子上の約400bpを

増幅するように設計したものを使用しました。

ちなみにPCR反応は、先日発売の「5×PCRすいすい」で作成した

自家製の2×PCRプレミックスを使いました。

 

その結果・・・。

1

おお!

12種類の加工食品のうち、10種類でPCRが成功しました。

(増幅が見られなかったものも2種類ありました)

回収率を見積もってみました。

あらかじめ通常の「DNAすいすい-S」で抽出した加工食品のDNAの量を測り、

今回調製したバッファーに溶かし、同じ手順で精製してみたところ、

回収率は約80%となり、販売元カタログ掲載の数値とほぼ一致しました。

 

残念ながら、現行の「DNAすいすい-S」そのものではうまくいかないようです。

今回調製したバッファーは、穀類加工品向け&カラム精製向けのDNA抽出バッファーとして、

商品ラインナップに追加することを検討中です。

もしお急ぎお試しになりたい場合には、ご連絡いただければ対応いたします。

 

最後に今回使用した単品売りカラムのご案内です。

(残念ながらリーゾの儲けにはつながりませんが・・・)。

 

商品名:GEL/PCR産物用(FAVORGEN製品用)

(FADF Column+2.0ml Collection Tube)

型番:FAGCK-C50(50個入り) または FAGCK-C100(100個入り)

価格:50個入りは3000円、100個入りは5400円

メーカー:FAVORGEN

総輸入元は株式会社チヨダサイエンスさんです。

 

チヨダサイエンスさん、試供品をいただきありがとうございました!

(こんな使い方をされるとはびっくりでしょうか?)

 

本来の、「DNAすいすい-S」のご案内はこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/DNA-suisui-S.html

他にもいろいろ出してます。リーゾのHPはこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

  

 

 

2010年8月 9日 (月)

DNAすいすいカラム精製対応版(開発中!)その2

DNAすいすいカラム精製対応版(開発中!)の続きです。

(初めての方は、「その1」からお読みください。)

 

まずはチューブにサンプルを10~30㎎入れ、バッファー600μlを加えます。

加工食品は膨潤しがちなので、サンプルは少なめ、バッファーは多めが良いようです。

Photo_4 こんな感じ。

おなじみの「ディスポのペッスル」で軽くつぶします。

Photo_5 こんな感じ(左が噂の?ペッスルです)。

次に遠心して上清を200μl取り、等量のイソプロと混ぜてカラムに載せます。 

Photo_6 こんな感じ。

10000rpmで1分、遠心してカラムに通します。

Photo_8 通りました。

しかし、まだ吸着されたかすっぽ抜けたかはわかりません。

 

吸着されたと仮定して、70%エタノール 750μlを載せ、

同様に遠心してカラムを通し、余分な塩類を洗浄します。

 

最後に、受ける容器を新しいエッペンチューブに変えて

Photo_9

TEバッファー50μlを載せ、15秒程度遠心します。

これで、カラムに吸着していたDNAが溶出されたはずです。

 

やってみると・・・やはりものすごく早いです。

これで抽出できるなら、かなり便利だと思います。

 

次に、植物なら何でも増える18Sリボゾーマル遺伝子用プライマーによるPCRで、

DNAが取れたかどうかを確認することにします。

 

さて、増えるでしょうか・・・。

以下次号をお楽しみに!

 

リーゾのHPはこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

 

 

2010年8月 5日 (木)

DNAすいすいカラム精製対応版(開発中!)その1

「DNAすいすい」シリーズ、おかげさまで各方面にご好評をいただき心よりお礼申し上げます。

 

「DNAすいすい」は低コスト実現のため、カラム精製方式を取らず、

あえて「フェノクロ」「イソプロ沈」を採用しています。

 

しかしながら、カラム精製の手軽さ、迅速さも捨てがたいものがあります。

有名なQ社のキットに慣れたお客様の中には、多少お金がかかっても、

カラム精製で取りたいというご希望もあるようです。

 

なんとかならないか・・・と思って探していたところ、このチラシを発見!

Photo_3

DNA精製用カラムの単品販売です。

1個あたり60円弱で手に入るようです。

 

さっそく試供品を取り寄せて詳しい話を聞いたところ、

プラスミドやPCR産物用なので12kbくらいまでのDNAが対象、とのことでした。

というわけで、最初からDNAが分解していて12kbあれば十分カバーできる

「加工食品」からのDNA抽出を試してみることにしました。

 

サンプルはこちら!

Photo かっぱえびせんです。

このほか、ジャイアントコーン(揚げ)、高野豆腐、あられ、アーモンド(焙煎)、

カボチャの種(揚げ)、コーンフレーク、トルティヤチップ、春雨、乾そば、パン粉、

など、いろいろな加工食品を用意しました。

 

バッファーは、デンプンが多い植物組織とその加工品向けの「DNAすいすい-S」をベースに、

カラム向けに若干組成を変更したものを用います。

 

一方、単品カラムはこちら。

Photo_2

Q社のにそっくり・・・。

(Q社のキットでバッファーが余って困っているお客様向けの

販売を狙っているそうです。)

 

果たしてうまくいくでしょうか・・・?

以下次号!

 

リーゾのHPはこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

 

 

 

2010年8月 1日 (日)

5×PCRすいすい(新製品)

リーゾの初めての汎用試薬商品、「5×PCRすいすい」のご紹介です。

Photo

「5×PCRすいすい」は、「PCR反応用添加剤」です。

 

PCR時に、反応液の5分の1量分の水を減らし、代わりに本品を入れてください。

比重増加剤と泳動進行の指標となる色素(BPB)の配合により、

反応後にローディングダイを混合する必要なく、

そのまま電気泳動ゲルにローディングすることができます。

比重増加剤によりPCR反応が阻害されることはなく、

かえって反応効率と特異性が向上する効果があります。

 

さらに!

電気泳動が終わりましたら、「エチブロ染色することなく」、

そのままトランスイルミネータに載せて電気泳動像を観察することができます。

(PCR反応を阻害せず、かつバンドの発色に十分な濃度で、

エチジウムブロマイドを配合してあります。)

 

本品のお勧めの使い方は、

お手持ちの10×バッファー、dNTPs、Taqと本品を全て2×の濃度で混合して、

便利な「2×PCRプレミックス」を調製することです。

この状態で、4℃で数ヶ月は問題なく使えることを確認しています。

 

融解を待つ必要なく、水とプライマーと鋳型を加えるだけでPCRができ、

さらにすぐに泳動、撮影と進めるので、大幅に作業時間を短縮できます。

 

コスト的にもお得です。

例えば(リーゾお勧めの)Paq5000(STRATAGENE)と併用した場合、

本品1個とPaq5000(5000U)を1個で、2×プレミックス50ml(!!)を調製できます。

10μlの系ならなんと5000反応分(=96プレート50枚分)!

これが、合計7万円台で自作できてしまいます。

省力化・効率化に加えて、省コスト。これは魅力的ですよね。

  

注意点として、

・PCRの特異性が高くなる

(「すにっぷすいすい」マーカーなど、アレル特異的PCRに向いています)

・その結果、最適なアニーリング温度がやや低めになる傾向がある

・微量のエチブロが電気泳動バッファー中に溶け出す*

・反応、泳動の条件によっては、バンドが見えにくい場合がある

などがありますので、ご留意のうえご使用ください。

(対処方法等、詳しくは取扱説明書をご覧ください)

 

【*泳動バッファー中に溶け出すエチブロ量の目安】

Mupidを用い、32ウェルに10μlずつローディングし、

それが「全部」泳動バッファーに拡散したと仮定して、

バッファー中のEtBr濃度は0.0000001%以下となります。

これは、後染め用の染色液の濃度の千分の1程度で、

染色液に手をつっこんでしまい、水道で洗うときに、

流れていく水のEtBr濃度と同程度、と考えてよいと思います。

(廃液処理は、あくまでも法令に従って行ってください)

 

<製品情報>

商品名 5×PCRすいすい

Cat.No. PS-0001

内容量 20ml

価格 21,000円(税込)

  

1.5ml入りの試供品をご用意しています。

お気軽にご請求ください。

「5×PCRすいすい」のHPはこちらです。

http://www.rizo.co.jp/5XPCR.html/

 

リーゾのHPはこちらです。

http://www.rizo.co.jp/

 

 

 

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