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2010年1月の8件の投稿

2010年1月29日 (金)

即席のディスポスパーテル&ペッスル

今日は、ラボで便利な「小ワザ」をご紹介します。

 

1秒でできる、ディスポのスパーテルと、

10秒でできる、ディスポのペッスルです。

  

まずスパーテルは、1mlのチップを、キッチンバサミなどの丈夫なはさみ、

またはよく切れるカッターで先端を斜めにすっぱり切り落とします。

Photo  

こんな感じです。

これで完成ですが、

気になる方は、ビーカーなどに立てて

滅菌・乾燥してからお使いください。

  

 

 

 

 

 

利用例1:干しぶどう(レーズン)のサンプリングPhoto_2

べたべたして取りにくいサンプルもこの通り。

 

ナイフとして使うこともできるので、

果物の果肉や、肉の脂身などの

採取にも便利です。 

 

 

詰まってしまう場合は、

爪楊枝か細いチップでつついて出します。

 

利用例2:きなこのサンプリング

Photo_3 粉のサンプリングもこの通り。

 

使用済みのスパーテルを洗うのに

抵抗があるような試薬類の

計量にも便利です。

(ディスポですから) 

 

 

 

  

コンタミの恐れもなく、洗う手間も省け、環境にも優しい・・・

ということで、お勧めです。

  

つぎにペッスルです。

同じく1mlのチップの先端を、ライターの火であぶり、溶かして穴をふさぎます。

Photo_4

 

これで完成ですが、

気になる方は、スパーテルと同様、

ビーカーなどに立てて

滅菌・乾燥してからお使いください。

 

 

 

  

  

  

1.5mlのチューブ内でサンプルを破砕するのに便利です。

ピペットマンに装着すると、より効率的に力を加えることができます。

チップをそのまま使うと、穴が詰まってしまい、

中のバッファーが出てこなくて困ることがありますが、

これなら大丈夫です。

  

写真はありませんが、コーンフレーク他の粉砕にはこれを使い、

うまくつぶせました(春雨はだめでしたが・・・)。

  

せっかくレーズンときなこをサンプリングしましたので、

次回は「Dとれプロ②レーズンときなこ」をやってみたいと思います。

果たしてDNAは取れるのか??

ご期待ください! 

 

最近、ブログを見てくださる方が増えてたいへんうれしいです。

これからも面白くて役に立つ(かもしれない)情報をお届けしたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

 

リーゾのHPはこちらです↓  

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

  

  

  

2010年1月28日 (木)

「Dとれ」プロ①コーンフレーク他

「DNAすいすいシリーズで、こんなものからDNAがとれるかな?」プロジェクト、

略して「Dとれ」プロ、第一弾です。

 

評判の「DNAすいすい」シリーズを使って、

いろいろなものからDNAを抽出してみようと思います。

「・・・それで、何か役に立つの?」とは、聞かないでくださいね。

(新たな需要が生まれるかもしれないことを、

ちょっとだけ期待してはいますが・・・。)

  

今回は、このメンバーから取ってみました。

Photo コーンフレーク(チョコチップつき)

トルティヤチップ

春雨

かっぱえびせん

食パン

です。

主な原料はそれぞれ

トウモロコシ、トウモロコシ、緑豆、小麦粉、小麦粉、

です。

 

出発材料の量は60~80mgとしました。

使用した抽出試薬は「DNAすいすい-S」400μlです。

  

バッファーと混ぜ、チップの先で軽くつぶします。

春雨を除き、簡単につぶれてバッファーと混ざりました

(えびせんはふやけて、「液層がない」状態になりました)。

春雨は、はさみで2ミリ程度にカットしましたが、

水に濡れた程度では柔らかくならず、がんばってつついても

ほとんど状態が変わりません・・・。

あきらめて先に進みます。

  

今回は油や蛋白質が多そうなので、フェノクロを100μl足して混合してから遠心しました。

  

ふやけていたかっぱえびせんも含め、良好に分離しました。

150μlの上清を別のチューブに移し、等量のイソプロパノールを加えます。

コーンフレークで白濁があった(チョコレートのせい?)以外は、異常なしです。

  

遠心後、沈殿をリンスし、20μlの水に溶かし、5μlを泳動してみました。

Photo_2 

かなり分解してますが、

トルティヤ、えびせん、パンは取れているようです。

加工食品なので、ある程度DNAが分解しているのはしかたありません。

コーンフレークと春雨はあまり見えませんが、どうでしょうか・・・。

  

  

 

 

  

PCRをかけてみました。

(プライマーは植物18SリボゾーマルRNA遺伝子用プライマーを使用)

鋳型量が少ないことを予想して40サイクル反応しました。

 

泳動してみると・・・

Photo_3

左のような結果となりました。

コーンフレーク、

トルティヤチップ、

えびせん、

食パンは成功です。

泳動で見えなかったコーンフレークも、

ちゃんと取れているようです。

 

 

 

 

春雨はだめでしたが、おそらく敗因は粉砕不足・・・。

ミルで粉砕してから抽出するなどすれば取れるかも?

いずれリベンジしたいと思います。

  

なお、抽出したDNAは、ある程度希釈した方がPCRがかかりやすいようです

(実は、「希釈無し」ではPCRがうまくいきませんでした)。

 

次回はまた別のものに挑戦してみます。

(リクエストがありましたらお寄せください!)

  

なかなか優秀なDNA抽出バッファー、

「DNAすいすい-S」のご案内はこちらです。

http://rizo.co.jp/DNA-S.html 

 

2010年1月27日 (水)

透明金魚~後日談

先日、「透明金魚」記事をアップしたところ、

本物の「透明金魚」の生みの親の方からご連絡をいただくことができました。

「透明金魚」は、愛知県の「浅井養魚場」で、キャリコ琉金生産時にたまたま生まれたものだとのこと。

愛知県内水面試験場の研究員の方により、「脳が透けて見えるものがいる」と発見されました。

ネットニュースで開発者として報じられている三重大には、内水面試験場から譲られたらしいとのこと。

金魚の品種の固定化は非常に大変で、3年で固定化するとはすごい技術だと仰っていました。

 

浅井養魚場様の承諾を得て、リンクを張らせていただきます。

http://www17.ocn.ne.jp/~koidan/newpage6.htm

本物の透明金魚の動画、見られます。

  

透明金魚はわずかしか生産できないため、

販売については予約を受け付けているそうです。

研究用に欲しい方は、浅井養魚場様まで問い合わせてみてください。

  

【蛇足】

うちの「ミューズ」(なんちゃって透明金魚)の名誉のために付け加えますが、

「ミューズ」も結構、高級な金魚なんですよ・・・。

まだ子供ですが、成長すると美しい金色になるそうなので、

今後に期待しているところです。

  

  

リーゾのHPはこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

   

   

   

2010年1月25日 (月)

超小型遠心機でDNAが・・・

先日ご紹介した、超小型の遠心機「EC-10」で、

DNAが取れるかどうかためしてみました。

 

試料は「米(玄米)」、抽出方法はもちろん「DNAすいすい-S」です。

(製品版は薄い青色ですが、今回は社内用の無着色のものを使用)

  

まずは米ひと粒をホイルに包んでペンチでつぶし、

0.5mlのチューブに入れ、

DNAすいすい-Sを通常の半量、200μl加えて混合します。

Photo   

  

  

  

  

  

 

 

 

 

そして遠心機にセット。

Photo_3 底が内壁に当たらない程度に

少し押し込みました。

  

  

 

 

 

 

 

そして回転。

Photo_4 今回は、100均で買って来た

滑り止めのゴムマットを敷いているので、

移動していったりはしません。

順調です。

 

 

 

 

 

 

Photo_5 遠心は2分40秒を2回行いました。

(2分40秒で自動停止する機械なので)

遠心後はこんな感じです。

上清がきれいなので先に進みます。

  

 

  

 

 

 

Photo_6 上清100μlにイソプロパノール100μlを加えて混合しました。

全く何も見えません。

念のためフリーザーに20分ほど置いてから、遠心します。

今度は「4回」回しました。

  

  

 

 

 

 

Photo_7 沈殿、見えません。

70%エタノールでリンス後の写真ですが、

やっぱり見えません。

でも、底の方に乾きムラがあるので、

もしかしたら・・・?という感じです。

  

 

 

 

 

いつもより少なめの15μlの水に溶解し、1μlを鋳型としてPCR。

プライマーは、植物全般が増える18SリボゾームRNA遺伝子用プライマー(*弊社オリジナルです)を用い、念を入れて40サイクル反応しました。

泳動してみると・・・

Photo_9 増えてました!

左(ctrl)は、普通の高速遠心機で抽出したDNA、

右(test)が、今回抽出したDNAを鋳型としたものです。

  

 

 

 

 

 

 

超小型遠心機、なかなかやります。

(うちの商品じゃないですけど・・・)

 

今回使用した、「DNAすいすい-S」のご案内はこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/DNA-suisui-S.html

(この製品で、「大学芋からDNAが取れた」というご連絡を、お客様からいただきました。ありがとうございます!)

 

2010年1月22日 (金)

透明金魚

最近、ネットニュースなどで、内臓が透けて見える「透明金魚」が開発されたという記事を見ました。

生きたまま内臓を観察できるので、研究用の需要があるとのことです。

  

そこで本日は、わが社の透明金魚(?)をご紹介します。

(注:今のところ商品ではありません) 

 

Photo これなんですけど。

色素がほとんどなく、鱗が透明で、

えらの部分が透けて見えます。

内臓まで見えるかというと

難しいですが、

腸、腎臓、肝臓くらいなら

ぼーっと黒く見えてます。

白目がなく、大きな黒目がまるでサングラスのよう。

 

  

どの程度光が透過するのか試してみることにしました。

ちょっとかわいそうですが、手に乗せて指の間から光を当てると・・・

  

Photo_4 ちょっと透けました。

右上の、小さな丸い黒い部分が多分腎臓

(人間と同じような位置にありますね)、

お腹からお尻にかけてが腸

(たっぷりえさを食べた後です)、

えらに近い部分にたぶん

肝臓や心臓があるのかな・・・と思います。

(魚類の解剖には詳しくないので、正確ではないかも)

  

  

もうちょっと芸術的な写真がとれないかとがんばってみました。

  

Photo_3 どうですか?

なかなか幻想的な写真が撮れました。

人によっては気持ち悪いと言われそうですが・・・。

 

  

  

  

  

  

 

この程度の透け具合では、研究用にはならないでしょうか・・・。

もし「研究用に欲しい!」という方がいらしたら、ご相談に応じます。

観賞用としても(好みが分かれそうですが)なかなかきれいです。

ちなみに品種名は「ミューズ(女神)」だそうです。

  

弊社の「本業」はこちらです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

  

  

  

2010年1月21日 (木)

超小型の遠心機、みつけました

最近、某オークションサイトで、こんなものを見つけました。

Photo 縦横10cm程度しかない、超小型の遠心機です。

単3電池2個で回ります。

こう見えて、なんと毎分7000回転以上も回るんですよ!

(回転半径が小さいので、Gはそれほど大きくないですが・・・)

出品者の方によると、

自宅でできる「血液検査キット」を買ったら

ついてくるそうです。

確かに、1回使って捨てるのは惜しいですよね。

300円で譲っていただきました。

  

  

  

  

本当は、「キット」付属のチューブ以外は使ってはいけないと書いてありますが、そんなことは言っていられません。

1.5mlのチューブは見るからに無理だったので、0.5mlのチューブを挿してみました。

  

Photo_2 おっ・・・! はまりました!

ローター(と言うんでしょうか)の穴が小さいので、

頭が飛び出しちゃってますが、まあ大丈夫でしょう。

  

  

  

  

  

  

 

  

  

 

で、回してみました。

Photo_3 回りました!

ぶ~んという音とともにこまかく振動し、

滑らかなテーブルの上だったので回りながら

移動していってしまいました。

でもちゃんと回ってました。

次回は何か(ゴムマットなど)敷きます。

  

  

  

   

 

  

  

  

  

今回は空のチューブしか回していませんが、

この遠心機でDNA抽出ができるかどうか、試してみたいと思います。

乞うご期待! 

  

<なお、この遠心機は、「かんたん遠心機EC-10」という名前で、

栄研化学株式会社から販売されているようです。>

  

リーゾのHPはこちらです。

(こんなことばっかりやって遊んでいる会社・・・ではありません)  

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/

  

  

2010年1月 7日 (木)

「RNAすいすい-P」(新製品)

リーゾのオリジナル研究試薬第五弾「RNAすいすい-P」のご紹介です。

Rnap

**********************************
RNAすいすい-P     Cat.No. RS-0002N
85ml(170回分)入り 
定価 21,000円
**********************************

「デンプンの多い植物組織・加工品」からのRNA抽出バッファー「RNAすいすい-S」、

農産物の研究分野でご好評いただいています。

  

植物からのRNA抽出でデンプンと並んでやっかいなのがポリフェノール。

ポリフェノールが多いと、RNAがどんどん分解されてしまい、無事に抽出することが難しいのです。

  

リーゾの新製品「RNAすいすい-P」は、ポリフェノールの酸化に伴うRNAの損傷を抑えながら、

ポリフェノールの多い植物組織から簡単な操作でRNAを抽出することに成功しました。

実際の操作は、

1.RNAを抽出したい植物組織50~100mgを、エッペンチューブに入れた400μlのバッファー中でつぶす

2.酸性フェノール+クロロホルムを加え、混合、遠心する

3.上清をイソプロ沈する

で終わりです。

(RNAすいすい-Sと全く同じ手順です)

 
他の「すいすいシリーズ」同様、

思い立ったら1時間足らずでRNAを手にできるので、フットワークの軽い実験が可能です。

ステップ数が少ないため、96ウェル形式での多検体処理にも向いています。

  

これまでに、

バジル、ローズマリー、レモンバーム、アシタバ、紫チコリ、紫稲、ラベンダー、レンコン、紫ブロッコリー、ゴボウ

などの、ポリフェノールを多く含む植物組織から、

良好にRNAが抽出できることを確認しています。

ポリフェノールの多い植物組織を材料にされている研究者の方、

面倒なRNA抽出プロトコルを使っていませんか?

簡単で、しかも値段も安い、「RNAすいすい-P」をぜひお試しください!

 

「こんなものからは取れないの?」というご相談も歓迎です。

超ニッチでも、必要とされるご研究がある限り、開発に挑戦してみます。

  

RNAすいすい-Pのご案内はこちらにございます↓

http://rizo.co.jp/RNA-P.html

  

試供品請求・ご注文は、

お電話:029-852-9351

またはメール:info@rizo.co.jp

までお気軽に! ぜひお試しください。

  

【お知らせ】

ブログに写真を大きく載せる方法がやっとわかりました!

(今まで「どうしてうちのブログは写真が小さいんだろう?」と思っておりました・・・)

過去の記事の写真も順次大きく直して行きますので、

既読の記事もどうぞもう一度チェックしてみてくださいね!

  

  

 

2010年1月 4日 (月)

2010年、明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

  

関東地方はよく晴れて、きりりと冷たい空気が気持ちを引き締めてくれます。

リーゾは本日から仕事を始めました。

 

下の写真は、リーゾのある「つくば」の名物、

つくばエキスポセンターのロケットです。

関係ないんですが、なんだか気持ちが「上向き」になるような気がして、

思わず撮影してしまいました。

そんな気持ちのおすそ分けです!

Photo_11  

 

 

 

 

 

今年もリーゾをよろしくお願い致します。

 

さっそくですが、新製品「RNAすいすい-P」、出てます↓。 

詳細は、後日改めてご紹介します。

http://members3.jcom.home.ne.jp/rizo.inc/RNA-suisui-P.html

   

   

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